塾生の声

【合格体験記2020】諦めず勉強を続けて補欠繰り上げ!日大合格!

諦めず勉強を続けて補欠繰り上げ!日大合格!

こんにちは!武田塾武蔵小杉校です。

 

まだまだ続きます!2020年の合格者インタヴュー第6弾です!!

(第1弾はこちら、第2弾はこちらから、第3弾はこちらから、第4弾はこちらから、第5弾はこちらから)。

 

今回登場してもらう上野くんは、前期日程は全落ちしてしまいましたが、浪人を覚悟しながら受けた日大の中期日程で合格を勝ち取ることが出来ました。2年生の夏から武田塾で勉強を始めて、冬には一度エンジンが掛かったものの3年生に上がるときには勉強を続けるか悩むほど紆余曲折を経て受験を迎えています。

胸を張って成功と言えるわけではない

それでも受験を通して

自分に自信が付いた

と語ってくれた上野くんの物語は、まさに受験生らしい苦悩に満ち溢れています。

 

今回は校舎長の川井さんに自ら登場してもらい、何度も勉強の相談をしたエピソードを聞いていきます!!

ぜひ最後までお楽しみください!

 

上野4

左:上野くん 右:川井先生

 

上野凌太郎くん/駒場学園高校

日本大学 商学部 合格!

 

志望校を早稲田にして冬休みに頑張れた!

川井「なんで武田塾に入ろうと思ったの?」

 

高校受験で失敗してるから大学受験は頑張りたいなと思ってたんです。だから早く受験勉強を始めようと思って、2年生の中盤から塾を探していて、武田塾はお母さんが見つけてくれたんです。他に大手の予備校にも行ってみたんですけど、パッとしなくて。自分で何をしたら良いのか分からなかったんですけど、武田塾だとそこから一緒に考えてくれて、毎日なにをやったら良いかが分かるから良かったんですよね。自習室はどこにでもあると思うんですけど、その環境も良かったことが決め手でした。

入ったときに志望校が決まっていたわけじゃないんです。とりあえず教務の沖さんに専修大学って言ったら、今から勉強を頑張るのにもったいないよ、今から頑張れるならもっと上を目指せるのにって言われたことを覚えています。

 

川井「そのあと早稲田って言ったのを覚えている?2年生の夏は行動に移せなかったから目標を決めたんだよね。」

 

覚えています。半分は言わされたんですけど(笑)。自分でも、それくらい目指して頑張らないと下の方も受からないよなって思ってはいたから、頑張ろうと思って半分は自分で言いました。正直2年生の夏はやる気がなくて、今は遊んでいても良いのかなって思ってました。なるべく上に行きたいってことはあったけど、みんなと同じくらいのところだったら良いかなとも思ってました。そこから、2年の冬は一番勉強したんじゃないかなって思うくらい頑張ったんです。

時間を結構取れていたんですよ。学校で配られる勉強時間チェックシートで計算すると、12時間の日があったら6時間の日もあったりとかしてて、平均したら9時間半くらい勉強してたんです。とりあえずやるってことは出来ていました。ただ、それもずっとやっているわけじゃなくて塾にいた時間になるし、もともと要領が悪かったんで時間を掛けているわりに習熟度が低かったんです。もっと効率良くやれた方がよかったなと今では思います。

だから3年生になると、俺の方が先に進めてたのに後ろのやつらにどんどん抜かされていって、やる気がなくなっちゃったんですよ。

 

上野5

 

言い訳をやめる!

川井「塾を変えようかなって言ってた時期があるよね。そのときはメンタルがすごく落ちていたけど、そのあと勉強を続けれたのはなんで?」

 

3年生になる前と3年生の夏休みが始まる前に言ってましたね。今だから言えることなんですけど、正直、サラリーマンとかじゃなくて、芸人とかラッパーになりたいから、学歴なんているのかなって思い始めてそんなことを言ってたんですよね。川井さんに相談したら「勉強が嫌だから他のことに心が移って言い訳を探しているんじゃない」って言われて、そのときハッと気付かされたんですよ。「芸人とかラッパーで成功するほうが大学受験よりも難しいから、まずは勉強くらい出来ないと」って言われて、たしかに「その壁を超えないとどこでも努力出来ない」と思いましたね。

 

川井「色々悩んでいたこともあって、二年生のうちは宿題が出来なかった理由を探しがちだったけど、夏を過ぎたらそういう言い訳をしなくなってすごく成長したなって思ってる。なんで言い訳って減ったの?」

 

中学で野球をやってたんですけど、キツすぎて辞めようと思って休みがちになっちゃったりしてたんですよね。そのとき一番キツかったのは、休んだあとにもう一回スタートすることだったんです。だから止まればキツイし、言い訳をせずにどんどん改善して行こうと思いました。ぶつかるのはしょうがないことにして、それで歩みを止めるのが一番良くないと思いました。悩んで結果が出ないのが一番嫌だから、言い訳しないで前に進もうって。

 

川井「負けた経験が無かったりすると、ひとつ上手く行かないことがあったらそこでダメだって思って、そこで諦めちゃったりするんだよね。上野くんは諦めることはしなかったから、その違いが大きかったなと思っている。努力することに関してブレたりはしなかったけど、努力がブレなかったのはなんで?」

 

やっぱり映像授業と違って先生がずっと付いてくれているから、サボったらバレるし、ずっと同じ先生に見てもらってることが大きかったかもしれないです。一週間ごとに自分の出来ていないところが分かるというか。

それに受験勉強に集中できなかった1番の理由って、正直、私生活の部分でいろいろあってメンタル的に勉強出来なかったことなんですよね。でも、お母さんが俺のためにめっちゃ頑張って支援してくれていたので、そのために頑張ろうって思いました。自分のためには頑張れないけど、ひとのためなら自分のためにやるより出来るかなって。

 

上野3

 

前期で全落ちから中期合格まで!

川井「それを含めて受験年度の冬ってどんな感じだった?」

 

正直に言って、俺の受験は失敗だったなって思うんで。自分が2年生だったときにはもっと伸びる予定だったのに最終的に日東駒専が挑戦校だったし、自分でも受ける前から受からないんじゃないかって思って精神的にもアウトでした。でも勉強出来てるところまでを詰め直して受けるしかないし、やるだけやるしかないって思って。

 

川井「志望校は、日東駒専を受かることに焦点を当てていったけど、自分としてはどう思ってた?」

 

やりたいことが無かったので学部はどこでも良くて、なるべく名前のあるランクが高い大学に行こうと思って選んでました。でも、前期で全落ちしちゃったんです。一番下まで落ちてしまって、英検利用をしたところもダメだったから、自分的にも浪人は覚悟していました。だから、日大の中期はメンタル的に受けても辛いだけだし、もう受けなくても良いかな、だけどお金も払ってるし、正直、親にカタチだけ見せようくらいに思ってたんですよ。それで塾に行ったら、川井さんに将棋の話(※注)をされたじゃないですか?そこで、あぁ、そっか、あと2~3日ぐらいだから頑張ろうって思いました。それまでやることはやって来てたからもう新しく覚えることもないし、今までやったことを全部復習して出来る限りやりました。その結果、受かっちゃったんです。

※注 プロ棋士の対局では、負ける側の棋士も詰みまでの手順が見えるところまで試合運びを整理して、みっともない対局にならないようにする、という話。

 

川井「日大中期日程の受験本番はどうだった?」

 

世界史は最後まで間に合わなかったんですけど、奇跡が起こったのかなって思っています。サイトに出ている解答で丸付けをしてみたら、英語は自信があって8割5分をちゃんと超えてて、国語は9割くらいだったんです。でも、世界史は俺の採点が間違えてるんじゃないかって思うくらい低くて5割に届かないくらいでした。こんなんでよく補欠に引っかかったなって感じだったんですけど、それでも補欠だったから待つしかないなって思ってました。

受かったのは奇跡に近いのかもしれないんですけど、その奇跡って今まで努力したから生まれたものだというか。川井さんの言ってたように、合格する確率が高くないとしても、可能性があるところまで勉強をして来たから、奇跡も生まれたんだなって思います。

 

川井「決まった瞬間はどんな気持ちだった?」

 

電話をもらったときって、本当はめちゃくちゃ喜びたかったんですけど、喜んでると恥ずかしいから、抑えながら半分何を言われているかわからない状況でメモを取りながら、よっしゃって思ってました。お母さんもめちゃくちゃ喜んでましたね。一番喜んでました。3日ぐらいは信じられなくて、後からじわじわと、俺、大学生になるんだって感じてきました。

 

「信じ切ってやってみるのが一番伸びる」

川井「だいたい流れとして見ると、2年間いろいろあったけど、勉強面で上手くいったポイントは?」

 

4日進めて2日復習ってのは、普通に生活をしていてあんまり気付かないことだと思うんです。自然と気づくことがないと思うし、そういう考えがあったんだなと思いました。英語って一番時間が掛かると思うんですけど、そのやり方で単語と熟語と『VINTAGE』で文法を完璧にして、英語の基盤を一番最初に作れたのが大きかったんだと思います。身の回りの人でその3つを毎日やっている人はいなかったし、それが自信になりました。

 

川井「上野くんは暗記であんまり躓くことが無かったからね。参考書では何が良かった?」

 

世界史は『ナビゲーター世界史』がめっちゃわかりやすくて良かったです。

一番伸びたのは国語なんですけど『決めるセンター』が良かったです。はじめは解き方の説明で、どこがポイントでどうやって答えを探っていくかが書かれているんですけど、自分はそれが分かってなかったんで解説の通りに読んでいったら考え方が変わりました。問題の取り組み方が結構変わりましたね。あとは読むスピードをどうしようかみたいなくらいになっていって。

 

川井「実はあれだよね?模試の推移を見たら上がってたよね。」

 

2年の頃って偏差値37.5ですよ。評価がFで、そこから52.5から55まで15くらい上がって。

 

川井「しかも日大で9割取れてるってことはその教科だけ見るともっと高い水準だよ。実質20くらい上がってる。」

 

まじでそうですね。だから信じ切ってやってみるのが一番伸びると思います。あとは、点数を取れるようになって古文が好きになりました。『古文上達』はまじで良いと思います。最後に音読したのが良かったですね。音読する速度で何回も読んで、その速度で訳せるようにしていったことが大事だったなと思います。書かれている問題も基礎的なことを抑えていれば大丈夫になったし。そもそも嫌いというよりは全然点数が取れなくて、2年生の頃のセンターは6点だったんですよ。嫌いだったところから好きになれたのは大きいです。

受験って勉強を楽しめた方が伸びるんだなって思いました。やっぱり勉強が好きな人は伸びてるし、はじめから嫌だなって思う人とは取り組み方に違いがあるんだなって。最終的には、出来るようになる自分が楽しかったというか。目に見える点数が取れると一喜一憂が出来るし、まぁ点数がすべてでは無いということもあるんですけど頑張れました。

 

上野6

 

講師に言われて記憶に残っていること!

川井「担当してくれた講師の先生に言われて記憶に残ってることとかある?」

 

木村先生はずっと毎日のように「人事を尽くして天命を待つ」って言ってくれてたんですけど、その意味がすごい分かったんです。「努力をした先に奇跡があるけど、人間は努力しか出来ないから最低限出来るところまでやろうよ」って言われたのが結構記憶に残ってますよね。

田中先生からは、人の目を気にしないってことを教わりました。周りで推薦の人が受かってたりしてたのを見て、僕が「推薦の人が受かっているから行きたくない」って言うと、「そう?俺は他人のせいで自分の人生に影響が出るのが嫌だから気にしないけどな」って言われて、人の目ばっか気にしない方がいいよってことを教えてもらったと思います。

川井さんにも精神面で支えられましたよ。やっぱりメンタルが悪かったら勉強にも影響が出ると思ったんですけど、自分のメンタルがダメになったときに哲学者の言葉を教えてくれたのが良かったです。

 

自分に自信が付きました!!

川井「勉強をして変わったことはある?」

 

正直めちゃくちゃありすぎますね(笑)。一番変わったことは、自分に自信がついたってことだと思います。今までずっと失敗しかしてこなかったんです。中学のときも野球でレギュラーになれなかったり、高校受験も落ちたり、胸を張って成功と言えることが無くて、自分が嫌いになってたんですよね。やっぱり努力をして結果が出ると、点数が上がると自信が付くし胸を張れます。その成功があるから次も頑張れるというか、やったら成功出来るんだって自信が付きました。

 

川井「これから受験勉強を始める人に向けてアドバイスはある?」

 

僕、最初は疑っていたんです。武田塾のルートとかも。参考書だけで本当に大丈夫なのかなって。でもだんだん信じることで結果が出てきたというか、素直が一番大事だと思います

胸を張って成功って言える訳ではないけれど、それでも言えるのは、自分がどの段階にいて、行きたい大学のレベルには何が必要なのかってのを考えることが大事だと思うんで、やっぱりルートがあるといいと思います。自分がどのくらいの位置にいるのかを知って、先生の言っていることや参考書を信じ切ってやることが大事だと思いますね。

 

川井「合格、本当におめでとう!」

 

 

 

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