塾生の声

【合格体験記2020】勉強嫌いでも北里大合格!チャンスは作れる!

勉強が嫌いでもチャンスは作れる!高2の冬から始めて北里大学合格!

 

こんにちは!武田塾武蔵小杉校です。

 

お待たせしました!2020年の合格者インタヴュー第五弾です!

(第一弾はこちら、第二弾はこちらから、第三弾はこちらから、第四弾はこちらから)。

 

 

今回登場してもらうのは、北里大学に合格した柴田さんです!

 

高校2年生の2月から武田塾で勉強を始めた柴田さん。多くの受験生と同じく勉強が嫌い。特に暗記が苦手で躓いてばかりでした。そんな柴田さんでも頑張れた理由とは何だったのでしょう?

 

勉強が嫌いでも本当にチャンスは作れるのか!?

 

合格したいまとなっては笑える失敗談もありますが、いままで紹介させてもらったどの合格体験記よりも本音に溢れています!!

 

 

是非、最後までお付き合いください!

 

柴田さん.Still003

左:柴田さん 右:田中先生

 

柴田和奏さん/田園調布学園高校

 

北里大学 理学部化学科 合格!

日本大学 文理学部化学科 合格!

神奈川大学 理学部化学科 合格!(給付生試験一般免除)

 

聞き手:田中智大先生(担当講師)

 

自主性はゼロ!?

田中「なんで武田塾に入ろうと思ったの?」

 

そもそも、お母さんに受験相談行こうって言われて来たんですけど、そのとき塾に行くのはまだ嫌だったんですよ。もともと新しいところに行くのが嫌で、「そろそろ塾に行った方が良くない?」って言われたときも「まぁ」って曖昧に答えてました。それで、「相談だけだよ」って言われて行ったら、次は「もうお金を振り込んだから、また明日何時ね」って言われて、「え?入るの?」って思ったんですけど、サインをしました(笑)。まぁ、ひとりじゃ絶対に出来ないから行ってもいいかなとは思ってたましたけど。

 

田中「自主性ゼロじゃん(笑)。そもそも勉強ってしてたの?」

 

ここに入る前は全然勉強してなくて、やってたのも学校の宿題だけでした。だって宿題は出さないと成績が悪くなるし。でも、成績も全然良くなかったんです。中学生のときは頑張ってたけど、高校生になったらまぁいっかって思って、テストの直前でもあんまりやらなくなってたんで(笑)。

 

田中「正直、初めの印象はめっちゃ高校生活をエンジョイしてそうな感じで、宿題も渋谷に遊びに行ってたから出来ませんでしたとか言いそうだなって思ってたよ。だけど、ちゃんと宿題をやってきてたし、リーズニングもしっかり答えられてたよね」。

 

いまさらなんですけど、リーズニングの意味ってなんなんですか(笑)。秋くらいにリーズニングって電子辞書で調べたんですけど、あんまり良く分かんなかったんです。

 

田中「逆にどうやってこっちの質問に答えられてたの?」

 

(やってきた宿題の問題について)「質問するからね?」って言われてたから、答えられなかったらやってないなって思われるのが嫌だなって思って、説明出来るようにはしてました。

 

田中「それがリーズニングだって(笑)。 「リーズン(reason)」の意味は勉強したよね? 武田塾が作った言葉だから英語には無いけど、問題を解くときの「理由=根拠」を自分で説明出来るかどうかってこと」。

 

あ、なるほど(笑)。

 

柴田さんver.7

 

日大レベルなのに難しい!?

田中「自主的にではないにせよ受験勉強を始めていったわけで、行きたい大学って無かったの?」

 

無かったです。行きたいところは無いから「とりあえず一番上にする?」って田中先生に言われて、「じゃあ、それで」って言ったから理系3科目で受けられる一番上って考えると早稲田の教育がとりあえずの目標になりました。でもお母さんとの間だと、仲が良い子のお姉ちゃんが慶應の薬学部だったから、それで流されて目指していることになってたりもしてました。とりあえず頭の良い大学に行けたら良いなって感じに思ってたくらいで、目標はずっと明確には無かったです

 

田中「だから早稲田を目指すことにして、それでMARCHあたりに行けると良いかなって思ってたんだけどね。最初はすごく頭の回転が早い子だなって感じてたけど、意外に日大レベルの段階突破テストは躓いたよね」。

 

※日大レベル、MARCHレベル、早慶レベルなど、それぞれの大学の過去問から出題。参考書で得た知識に抜けがないか、知識を使えるようになっているかを確認して、弱点を発見するテスト。目安として、8割を超えると一発合格。7割を2回でも合格。

 

全教科とも日大の段階突破テストは難しかったです。後から思ったんですけど、あんなの合格出来る人いるんですか? だって、(MARCHレベルの参考書を終えてから)日大の過去問を解いていた直前期で8割5分とかですよ。(日大レベルの参考書を終えた夏頃)あのときには無理じゃん、出来なくてもしょうがないじゃんって思いました。化学はめっちゃ難しくて、数学もずっと合格出来なかったです。英語も一回目がすごい難しくてボロボロだったのは覚えてる。こんなの出来ないよ、普通に難しくて無理だって思いました。

 

田中「難しいと思ったのには理由があって、それぞれの教科で課題を発見するのが目的だったんだよ。柴田さんは無理無理って予防線を張ってても、なんだかんだやって来るタイプだから乗り越えられたんだと思う」。

 

たしかに予防線張りがち(笑)。

 

復習で手を抜くと伸び悩む

田中「最初から課題は暗記だったけど、どうやって覚えられるようになったの?」

 

解決はしてないです。単語は最終的に『システム英単語』の3章までしか進められてないし。夏ぐらいは確認テストに落ちすぎて、合格しなくても良いかなってなってたんですけど、さすがにヤバイからって頑張ったら覚えられました。(全部の単語を覚え切るまでやる)復習の基準が甘かったのが原因かなって思います。だから、復習の日にちゃんとやったら覚えられただけで、暗記が得意になったわけではないんですよ

 

田中「でも、やらなきゃいけないときの馬力は凄かったよね。手を抜いてた?」

 

そういうわけではないです(笑)

 

田中「数学も暗記が課題だったというか、覚えてても理解してないと使えないから、参考書を見ながらでもとりあえず解けるようにして、理解しながら暗記を進められるようにしていったよね。理解が苦手な人は覚えてから使えるようにするんだけどね。1日どれくらい勉強やってたの? 夏は、朝の8時半とかに来てた記録があるけど」。

 

柴田さんver.2

 

え?凄い(笑)。夏はやってました。だいたい朝の9時から夜の8時まで自習室にいたんで、11時間くらいは出来てました。だけど、一回10月くらいに全然やってないときがあって、そのときは寝ちゃってました(笑)。変な時間に起きて、ヤバい、やってないってなって、やる感じで。その時期はサボってどんどん遅れるみたいになっちゃってたんです。4日進んで2日復習のうち、1日目の復習日にとりあえず全部の範囲を終わらせて、もう一回の復習日に復習を死ぬ気でやって、ギリギリ合格を狙うみたいな感じで。

 

田中「一番やっちゃいけないことじゃん!!復習日に進めたら復習が甘くなって身に付かなくなるから、全体的に完成度が甘くて伸び悩んでいたんだよね」。

 

数学がそうなっちゃってたんですよ。特訓の前日が日曜日だったんですけど、とりあえず数学を朝イチからやって、超高速で復習日2日分で2周の復習を頑張って終わらせて、英語をやって化学をやって、最後は暗記がヤバイってなってました。本当は、化学を1日の最初にやろうって特訓で(化学担当の)大谷先生と決めてたんですけど、ちょっとやってみるけど覚えられないから、後でやろうってなって結局最後になってました

 

田中「そういうやり方が尾を引いて、直前期に化学が間に合わなくてヤバかったんだよ。嫌いなものは後でやろう精神はすごく分かるけど。」

 

英語と数学で点数を稼げるようになった理由

田中「数学の課題はどうやって解決出来るようになったの?」

 

最初の方って『基礎問題精講』の例題は分かるんですけど、初見の問題になると、どの公式を使う問題かが分かんなかったことが課題だったんです。だけど『文系の数学重要事項習得編』までやったら、『基礎問題精講』より何に注目したら良いかのまとめがしっかりしていて出来るようになりました。

 

田中「あとは計算ミスが課題だったよね。公式を間違えたまま計算していることが多かったから、とりあえず解く前に公式を書くようにして解決したよね。よく余弦定理で2を付け忘れたり、プラスマイナスがひっくり返ったりとかミスをしてた」。

 

でも、神大の給費制入試で、本番でも計算ミスをして最後の答えは間違えてばっかりだったけど、86点もあったんですよね。予想外でした。部分点もらえるかなって思ってたけど、めっちゃ貰えたんですよね。

 

田中「ちゃんと採点してるってことだよね。でも、そこで公式そのものを間違えてたらその点数にはなってないと思う。英語は最終的にどれくらい出来るようになったの?」

 

問題による感じで本番の点数は分からないんですけど、芝浦工業と工学院の本番は難しくて、日大のN(全学部日程)も難しかったです。文系の話題が出てくると、何を言っているか分かんないんですよね。でも、北里とかで出てくる理系の実験と結果をまとめているような文章だったら点数を取れるって感じでした。答えの根拠を探して選択肢と比べる練習でやっていたんですけど、それが本番でも出来たのが良かったんだと思います。

 

化学の過去問ノートを作ってたおかげです

田中「直前のギリギリまで課題になっちゃったのは化学だったけど、どうやって出来るようになったの?」

 

まず暗記が全然出来なくて、それに鎌田とか講義系の参考書をあんまり読んでなかったから、もともと理解出来てなかったんですよ。『リードライト』で同じ問題しかやってなかったから、例えば二クロム酸を加えたときに酸化するからこうなるって考え方じゃなくて、ただ二クロム酸を加えたからこうなるって感じで思ってて、本当の意味を分かってなかったから、ダントツで違う酸化剤を加えてる問題が出たら何これ? ってなってたんです。

 

柴田さんver.3

 

田中「数学でもその問題しか解けなくなってたやつと同じだね。直前期に有機がヤバいって言ってたのは?」

 

有機は演習量で出来るようになったのと、過去問演習をやってノートにまとめているうちに分かるようになっていきました。大谷先生に、なんで自分が間違えたのか、なんでこうなるのかってのを復習ノートに書いてって言われて、まとめていくうちに理解していった感じです。正直、ノートとか作らないタイプだったし、男の先生も絶対に作ってこなかったでしょとか思ってたんですけど、大谷先生はこうやってちゃんと出来るようになったんだなって思って、言われたからちゃんとやりました。説得はされてないですよ。やったほうが良いよって言われたからやったんです。言われたことは、まぁ反対する理由はないし、やろうって(笑)。でもやって良かったです。それで、出来るようになったって感じます。テストの会場にも大学ごとに作ったノートと鎌田の有機と無機を持っていって、それしか見なかったんですよ

 

田中「大谷先生のおかげだね。言われてやるってのはやっぱり素直な子だよね」。

 

だって自分では考えられないから(笑)。

 

田中「こっちは助かったよ。言い訳をしないしね。」

 

担当の先生について

田中「担当の先生はどうだった?」

 

(化学担当の)大谷先生は、出来なかったらなんでかを考えてくれるから良かったです。だいたい3週に1回は新しい範囲に入って出来なくて、それも『鎌田』を読んでないだけだから「またか」ってなってたんですけど、一緒に出来なかった理由を考えてくれるから良かったです。最初の方だと、初歩的すぎて暗記しか課題が無かったときも、特訓中に暗記をやってみて「出来んじゃん」「なんでやんないの?」ってなってたんですよね(笑)。

 

田中「それはやらざるを得ないよね」。

 

(数学担当の)田中先生は分かんないときに聞きづらく無かったから良かったです。それは全員そうかも。直ぐに分かんないって言うけど、また? みたいなオーラを出して来なかったから聞きやすかったですし、ヒントをくれて分かるようになっていく感じで、出来る感覚を得られて良かったです。

 

田中「それはめっちゃ意識してたんだよ。自分で考えられるようにならないといけないから、直ぐに分かんないって言う生徒にはヒントしか言わないようにしてた。後は、テンションを合わせるようにもしてた。柴田さんはキャピキャピしてる感じだったから、こっちもそんなテンションで行くみたいな。俺もテンションが高いんでやりやすかったよ(笑)。」

 

柴田さんver.6

 

(英語担当の)三浦先生は、良かったですよ。単語の確認テストで落ちまくってもすごい怒って来るわけじゃなかったので。怒られるとやりたくなくなっちゃうタイプだから、怒んないようにしてくれてるのかなって思ってたんですけど、最初にお母さんもそれを言ってくれてたし。やっぱり、ヤバい怒られるかもって思ったときもあったけど良かったです。

 

(近くにいた三浦先生の登場)

三浦「それは自己申告で言ってくれてたし、怒んないようにしてどれだけやる気になってもらえるかってことしか考えてなかったよ。正直、楽しく勉強出来た方が成績が伸びるタイプだと確信してたから、とりあえず怒らずに前向きに、受験まで行かせようとしてた(笑)。どれだけ楽しめたかが結果になると思ってて、北里を受ける直前の特訓では「自分のことを天才だと思いなさい」って言ったくらいで」。

 

それはあんまり思わなかったけど(笑)。

 

三浦「でもそれくらいのテンションがちょうど良いくらいだって思ってたんだよね(笑)。北里を受ける4日前に解いた化学の過去問が40点くらいで絶望したけど、大谷先生と修正策を練ったら次の日に過去問を解いて(昨年の合格ライン近くの)65点くらいまで上げられてて、このパワーは本当に凄いなって思ったよ」。

 

勉強が嫌いでも頑張れた理由は?

田中「夏とか、エンジンが掛かってめっちゃ勉強出来たのはきっかけがあったの?」

 

夏休みだったからですよ。普通は授業があるから、絶対に勉強している時間があったけど、夏休みってやらないと本当に勉強時間がゼロになるから(笑)。夏だし時間があるから宿題もいっぱい出されて、やんないと終わらないし、明らかに終わってないとサボったんだなって思われるのが嫌だったし、やりたくもないけど、サボってると思われるのも嫌なんでやりました。勉強はずっと大嫌いでしたよ。

 

田中「なんで受かったと思ってる?」

 

よく受かったなって自分でも思います。正直、ここに来てなかったら受かれて無かったと思います。高2の夏に数学だけ別の個別指導に行ってたことがあるんですけど、わかんないところがあっても全然聞けなかったんです。授業をやってから分かんないところを演習してたんですけど、さっきやったじゃんって思われそうだなって思って。たまに「何でですか?」って聞いても、その人は分かってるんだろうけど、自分には分かんなくてなんとなく返事してた感じで出来るようにはならなかったんです。

あとは一週間に3日間も特訓があったから、例えば数学の日でも化学の大谷先生が近くにいたりして、やってなかったら罪悪感が出てたんです。他の科目をやってなかったらヤバイってなってて頑張れました。

 

柴田さんver.5修正済

 

田中「それは面白いね(笑)。そういう意味では担当の先生のバランスがよかったかもね。最後にみんなに聞いてることなんだけど、これから受験する人たちに伝えたいことってある?」

 

一個だけあります!勉強が嫌いでもチャンスはあるよってことです(笑)。秋くらいは本当に行く学校が無いなって思ってたんですけど、復習して暗記をちゃんとやれば意外に行けるんだって思いました。

 

 

 

 

 

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