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冬だ!入試だ!受験校を決めよう!「すべり止め」てどこまでですか?

こんにちは!武田塾水戸校です。
大学入学共通テストが近づき、教室の受験生達の緊張感も高まってきた今日このごろ。
受験生は、受験スケジュールを組み始める時期となりました。

今日のブログは、受験校の決め方について書いていこうと思います。
受験生の皆さんは第一志望の大学はおおよそ決めているかと思いますが、すべり止めを含め、併願校の受験スケジュールまでばっちり組み終わっている方はあまりいないかと思います。これら第一志望以外の大学の決め方は非常に重要なものなんです。

 

第一志望校・併願・すべり止め校の考え方

受験校の決め方としては、第一志望校を中心に考えていくことになります。
第一志望の勉強と別に、併願校やすべり止め校の大学の勉強を進めていくことは非常にリスキーです。
併願校やすべり止め校は、第一志望の大学と似た形式の大学を受験するのがベストです。
また、併願校やすべり止め校を受験する際科目を増やすということは絶対にやめましょう。
併願校やすべり止め校を受験するために第一志望の勉強時間が削られてしまうのもリスクが大きくなります。

併願校の決め方

第一志望との相性

併願校を決める際は、第一志望の大学との相性も考える必要があります。科目が同じであるということは当然ですが、問題形式も同じだとなお対策しやすいです。例えば、第一志望の英語では記述問題が出ないのに併願校で記述問題が出る場合、記述対策をしなければいけないということが考えられます。問題形式が似ていれば、別々の対策をする必要もなくなるので、問題形式も考慮したうえで併願校を決めていきましょう。

過去問を解いてみる

問題傾向を把握するだけでなく、実際に過去問を解いてみてください。一般的には、過去問を解いて2回に1回程度合格最低点が取れているレベルが併願校としては妥当なラインと言われます。このレベルの大学を最低1校、できれば2校程度受験できることが望ましいです

すべり止め校の決め方

「すべり止め」とはどこまでのラインを指すか

水戸校で受験校の相談するときに必ず言うようにしていることがあります。
それは、
「ここに行くぐらいだったら親に土下座してでも浪人します」というところまで広く受験するようにして欲しい
ということです。

受験は、何が起こるか試験当日までわかりません。
今模試でA判定が出ていても、なんだか倍率が跳ね上がってしまった・平均点が高くて不合格になってしまった…なんてことは日常茶飯事。
また、冬真っ盛りの時期なので、風邪やインフルエンザの危機もあります。さらに、雪が降ったら電車トラブル等で変に焦って試験の結果に影響するかもしれません。
特に関東以北の大学を受験する場合。北国の雪をなめてはいけません!!電車は動いても、自分が歩けなくなります。
さらにさらに、このご時世、新型コロナウイルス感染症にも注意しないといけないですよね。

意外に皆さん忘れがちなんですが、大学には「合格証」がないと入学できません。
「受かっても行かないし~」と取らぬ狸のなんとやらで可能性を狭めてしまうのではなく、まずは「合格証を1枚以上勝ち取ること」「未来の自分に選択肢を多く与えてあげること」を目標に、受験校を決めていきましょう!

大事なことなので繰り返します。
大学は合格しないと入学できないし、蹴れません。

共通テスト利用入試と一般入試最低でも1校ずつ!

受験生がこの時期悩む、「すべり止め校をいくつ受けるか問題」ですが、最低でも2校は受けて欲しいです。
共通テスト利用入試と一般入試1校ずつ、というバランスが理想です。もっと手数を増やせるならそのほうがもっと良いです。
共通テスト前出願は、自分の点数がわからない時点で出願をする怖さがあるので避けてしまう受験生も少なくありません。逆に、テスト後出願は、共テリサーチで「あ、ここも合格圏内に入っただ!とりあえず出してみるか」と出願しまくる人がたくさんいるので、A判定でも落ちましたわ…という事件が起きます。
逆に言えば、みなさんが共通テスト後に出願を乱発する立場になれるかもしれません。調査書は多めにもらっておきましょう
入試は終わってみないとわからないことが多いので、テスト前出願で可能性を見出した大学は先に押さえておきたいところです。

 

何校ぐらい受ける!?

出願校数は、ケースバイケースですが一般論では、6~10校程度になると思います。
チャレンジ校:1~2校
実力相応校 :2~4校
安全校   :2校

受験料は、安くありません。受験生からしたら「できるだけたくさん受けたい!」と思うでしょう。ですが、その費用を出すのは保護者です。事前にご家族で受験について話し合う機会をしっかりと持ち、まずは自分が受験したい大学を保護者の方に伝えて本番まで諦めずに闘う宣言をしましょう。お家の方に「お願い」する気持ちを持つことも大切です。
受験生は、演習期に一番伸びるものです。つまり1月、2月の学力の伸びは他の月よりも大きいことが多い。
入試期間中だって学力は伸びるんですよ?(特に現役生)
入試を経験しながら細かい軌道修正を続けて、合格を勝ち取った生徒が水戸校にはたくさんいます。

日程の調整が超重要!

受験スケジュール組みは併願校を決める際に重要なポイントになります。

第1志望校を意識した日程について

入試当日は誰もが緊張しています。入試の雰囲気に慣れる意味合いも兼ねて、最初に第1志望校以外の学校を受験すると良いです。
「受験当日の雰囲気」に慣れた状態で、第1志望校を受験できるようにしましょう。

3日以上、連続受験になっていないか?!

入試本番は、想像以上に体力を消耗します!連日受験が続いたり、逆に一日おきなど飛び石のスケジュールにならないように注意しましょう。 

移動日を考慮しているか?!

2月4日は、〇〇大学受験(@東京会場)
2月5日は、△△大学受験(@大阪会場)

2月4日、東京会場で〇〇受験終了後移動、翌日は、関西で△△大学受験。できないことはないですが極力避けましょう。
関西圏の大学も最近は東京会場を設けてくれることが多いです。
受験で体力消耗しているところ、更に遠距離移動を短い期間で繰り返すと、一気に体力の限界がきます。気力で乗り切る!と考えても、身体は正直です。
詰め詰めスケジュールの疲れで今までの努力が…とならないように、余裕を持った受験スケジュールを組んでいきましょう。

 

出願開始!年内に一般入試のある大学

私立大学のなかには、「特待生試験」を行うところがあります。一般的に特待生試験は、①特別奨学生合格②一般合格という2つの合格形式があり、①の特別奨学生合格の場合は四年間の学費が無償となったり、1年は確約で以降毎年更新だったり、様々な特典(?)があります。
特に水戸校で受験をおすすめしているのは、年内に合否がわかる12月入試です。共通テストの練習にもなりますし、年明けの入試本番に向けて作戦を立て直すことも可能です。

12月に特待生入試を実施する大学の例

白鴎大学

入試日:12月9日(土)

出願期間:11月20日(月) ~ 12月1日(金) [翌日消印有効]

合格発表:12月15日(金)

神奈川大学

入試日:12月17日(日)

出願期間:11月22日(水) ~ 11月30日(木) [消印有効]

合格発表:1月12日(金)

国際医療福祉大学

入試日:12月16日(土)

出願期期:11月28日(火) ~ 12月7日(木) [消印有効]

合格発表:12月25日(月)

東洋英和女学院大学

入試日:12月16日(土)

出願期間:12月1日(金) ~ 12月8日(金) [消印有効]

※入試の詳細は各大学のHPを参照してください。

以上4つが水戸校で受験を提案している12月入試のある大学です。12月でこのレベルの大学が取れれば、一般入試の戦略がかなり立てやすくなります。
特に、神奈川大学は日東駒専と同じくらいのレベル感なので、水戸校で例年ここに合格している生徒は一般はMARCH以上と国公立のみ…!というぜいたくな受験の仕方をすることが多いです。12月入試を上手に活用し、第一志望の入試に向けて万全の体制を整えましょう!

 

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