共通テストの1科目目で、頭が真っ白になりました。
得点源にするはずだった地理でやらかして、1日目全体が思うように点が取れなかった。
帰りの車で考えていたのは、
「もう終わったかもしれない」
ということだけでした。
今回紹介するのは、丸亀城西高校出身の高田浬(たかた かいり)くんです。

浪人を経て、立命館大学スポーツ健康科学部に合格しました。
現役時の共通テストは530点。
受験勉強を本格的にやるのは、この1年がほぼ初めてでした。
浪人を決めた理由|香川大学不合格から再スタート
まずは、浬くんがなぜ浪人を選んだのかです。
現役時代、浬くんは香川大学を推薦と一般で受けていました。
ただ、生活の中心は野球でした。
副キャプテンを務めていて、部活は週6日。
土日祝はほぼ1日中、平日もだいたい21時ぐらいまで活動していました。

共通テスト型の勉強を本格的にやったのは、直前期に入ってからです。
結果、必要な点数には届かず、不合格でした。
「受験勉強をちゃんとやった1年ではなかった」
その感覚が、本人の中に残りました。
将来は教員になりたい。
1年やるなら、広島大学教育学部まで狙いたい。
そう考えて、浪人を決めます。
英語も国語も、基礎からやり直す必要がありました。
日本史から地理に変えたかったこともあります。
みんなと同じペースで進むより、自分の理解度に合わせて進められる方が合っている。
そう思って、武田塾丸亀校を選びました。

4月からの勉強法|基礎を固めた1年の進め方
浪人生活が始まってからは、難しいことに手を広げるのではなく、まず基礎を固めることを優先しました。
その積み上げが、後半の数字や本番での判断につながっていきます。
英語は単語から基礎を固めた
英語は、単語から徹底しました。
『システム英単語』は6月までに何周も回し、最後までやり切りました。
6〜7月には全範囲の確認テストを繰り返せる状態になっていました。
熟語は現役時代にほぼ手をつけていなかったので、改めて入れ直しました。
文法も『大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】』から入り、『英文法ポラリス1』へ進めました。
最初に時間をかけたのは、こうした基礎の部分でした。

共通テストの予想問題集で数字が上向いてきた
長文は途中から共通テスト対策を優先。
数学も基礎から共通テスト対策へ。
現代文も、段階を踏んで進めていきました。
最初から全部が順調だったわけではありません。
それでも、共通テストの予想問題集を重ねる中で、数学は合格ラインを超える回が出てきた。
英語も、70点台後半から80点台、さらに90点台まで見えてきた。
国語も年明けには、本試験レベルでしっかり取れる回が続くようになっていました。
積み上げた基礎が、少しずつ数字にも表れてきていました。
浬くん自身も、
「最初に基礎をちゃんとやれたことが、一番大きかったと思います」
と振り返っています。
一番苦労したのは現代文だった
一番苦労したのは、現代文でした。
英語は比較的、順番どおりに進めやすかった。
でも、現代文はそうはいきませんでした。
やっているのに、点が伸びない。
読み方の参考書を試しても、なかなか手応えがつかめない。
苦戦が続きました。
変化が出たのは、英語長文の読み方を学んでいく中でのことです。
「英語でやっていたことって、現代文でも使えるかも」
そう感じるようになってから、少しずつ読み方の軸が見えてきました。
現代文は最後まで不安が残った。
ただ、本番で一番うまくいかなかったのは、そこではありませんでした。

共通テスト本番|初日のやらかしから2日目で立て直した
共通テスト1日目が終わった時点で、浬くんは「もう終わったかもしれない」と感じていました。
でも、そこで止まらなかったことが、結果を変えました。
共通テスト1日目に地理で失敗し、頭が真っ白になった
得点源にするはずだった地理でやらかし、1日目全体が思うような結果になりませんでした。
国語と英語で多少は持ち直したものの、狙っていた点数には届かないまま、1日目が終わりました。
帰りの車の中で、考えていたのはひとつです。
「明日、受けに行く意味があるのか」

校舎長からの電話で気持ちを立て直した
その時、校舎長から電話がかかってきました。
「今日の結果は、一回忘れろ。
明日の結果次第では、まだ道は残っている」
共通テスト併用方式や公立大学には、少ない科目で勝負できる方式もある。
2日目の点数次第で、新しい道が開ける。
その話を聞いて、少しだけ気持ちが変わりました。
終わったと決めるのは、まだ早い。
まずは2日目を受け切ろう。
翌朝、試験会場の門をくぐる頃には、やるべきことだけを考えていました。

共通テスト2日目に理科基礎97点を取り、流れを変えた
理科基礎は、11月頃から優先して準備してきた科目でした。
それが本番で出ました。
理科基礎、97点。
見直しまで含めて、取り切りました。
1日目の失点を、2日目で少し取り戻した。
この結果が、次の判断につながりました。

共テ後に出願を変えた理由|立命館を選んだ流れ
共通テストが終わった時点で、国公立一本のままでは厳しい状況でした。
そこで浬くんは、点数を嘆くだけで終わらず、「今ある得点をどう使うか」に考え方を切り替えていきます。
共通テストが終わって自己採点すると、1日目の失点はやはり大きかった。
それでも、理科基礎で97点を取れていました。
「この得点をどう生かすか」
発想を切り替えて、浬くん自身が共通テスト併用方式を調べ始めました。
「この方式、使えないですか」と塾に相談したのも、本人からです。

そこで見えてきたのが、立命館大学スポーツ健康科学部でした。
共通テスト後に解いた立命館大学の英語過去問では、5割後半から6割の手応えがありました。
理科基礎をどう生かすかが、出願を考えるうえで大事になりました。
出願の決め手になったのは、もうひとつありました。
小学校のスポ少の先輩である細川くんが、同じ学部に進学していたのです。
野球のつながりもあって、浬くんにとっては大学生活をイメージしやすい存在でもありました。
「今ある得点を、どの方式なら生かせるか」
その基準で出願先を組み直した結果、立命館大学スポーツ健康科学部に合格しました。

最後に伝えたいこと|共テでやらかしても終わりじゃない
この1年を通して見えてきたのは、うまくいかなかった時にどう動くかの大切さでした。
この経験を、校舎長の振り返りと浬くん本人の言葉で締めます。
三好校舎長はこう振り返る
今回の合格で大きかったのは、2日目で持ち直したことだけではありません。
自己採点の後、浬くん自身が方式を調べて「これ使えないですか」と相談してきた。
塾から動いたのではなく、本人が自分で動いた。
その行動が、合格への最後のピースになりました。
うまくいかなかった時に、自分で次の動きを考えられるか。
そこが、結果を分けたポイントだったと思います。

浬くんからのひと言
1日うまくいかなかっただけで、受験全体を終わらせないでほしい。
使える科目と方式を最後まで探せば、道が残ることもあります。
しんどい時ほど、先生の話を最後まで聞いてください。
その時は「本当にそうかな」と思っても、後から「あの判断が効いたな」となることがあります。
「しんどい時こそ、先生の話をちゃんと聞いてください」

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