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今さら人に聞けない!?大学入試制度について紹介します!

みなさんこんにちは!

武田塾丸亀校の三好です。

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新高校1年生のみなさん、ご入学おめでとうございます。

またもう1年大学受験勉強を頑張ると決めたそこの君、頑張っていきましょう!

 

今日は大学入試制度についてお話しようと思います。

「推薦は考えてないから定期テストの結果なんてどうでもいい」と考えている人

「指定校推薦と公募推薦の違いがよく分からない」と考えている人

「推薦は甘え、一般こそ実力」と考えている人

「浪人は一般入試しかない」と思っている人

そんな方は今日の内容を読んでもう一度じっくり考えてほしいと思います!

 

今回は入試時期が早い順に並べています。

それではどうぞ!

 

人となりが見られる!学力以外も重要視される総合型選抜

 

最初に紹介するのは総合型選抜です。

以前は「AO入試」と呼ばれていた制度でもあります。

 

総合型選抜は、学力を含めこれまでの実績や取り組みから多角的にその人を評価し選抜する試験形態です。

 

旧AO入試では評価対象外だった「学力」も評価対象とされる点で総合型選抜は異なっています。

総合型選抜の特徴

【受験時期】

出願時期:9-10月

合格発表:11-12月

 

【試験内容】

・エントリーシートなどを通じた書類審査

・面接

・論文

・プレゼンテーション

・小論文

・英検や大会入賞などの実績が必要となる場合が多い

 

また私立大学では、「対話型入試」と呼ばれる形態も存在します。

これは複数回面談の実施を通じて合否判定を決めるという物です。

また大学側で指定された授業やセミナーへの参加、レポートや課題提出などが課されるパターンも存在します。

 

たくさんあるぞ 受験方式 (1)

総合型選抜の注意点

試験の期間が長く、不合格だった場合に一般入試への対策が遅くなるリスクがあります。

また、志望校=第1志望となる試験のため、本当に行きたい大学のみ受験を検討するようにしましょう。

 

一言まとめ

早く大学が決まるメリットはあるが、自分を売り込む要素が必要となる試験!

 

 

3年間の学業努力が必要!学校推薦型選抜

 

次は学校推薦型選抜です。

一般入試に並んで大学入試の大きな柱となる試験制度です。

 

学校推薦型選抜は高校長の推薦がないと出願できない試験制度です。

そのため「学校推薦型」と呼ばれています。

 

一般入試との違いは、出願条件が決められていることです。

・学校成績(評定平均)の基準

・現役生のみ・1浪までなどの制限

学校推薦型選抜の特徴

学校推薦型選抜は大きく3つに分けることが出来ます

 

1.指定校推薦型

私立大学でよく見られる試験制度です。

推薦人数が制限されており、その枠を争うため学校内で選抜されるケースもあります。

 

2.公募推薦型

出願条件さえ満たしていれば誰でも受けられる試験制度です。

大学によって出願条件が大きく変わるため入試要項を確認しておくことが必要です。

 

3.その他の特殊選抜型

その他の学校推薦型選抜の特徴です。

・スポーツ推薦

競技成績を元にスポーツの技能に長けた学生獲得を目的とした選抜方式

・有資格者推薦

民間資格や国家資格を有している受験生を優遇する選抜方式

・課外活動推薦

生徒会・部活・ボランティア活動などで実績を持っている受験生を対象にした選抜方式

 

 

国公立大学と私立大学で仕組みが大きく異なる!

学校推薦型選抜は指定校型・公募型の違いだけではなく、国公立大学・私立大学でも違いがあります。

 

国公立大学の場合

国公立大学においては出願条件が厳しいという特徴があります。

 

また定員枠が少ないことが多く、出願前に学校内で予め選抜が行われることもよくあります。

‘’学校内で競い合いがある‘’という点は大きな特徴です。

 

また学力試験と論述・口述試験の2つのタイプの試験が同時に課されます。

 

論述・口述試験の例

小論文

プレゼンテーション

口頭試問

 

学力試験の例

実技試験

筆記試験

資格や検定の取得状況

共通テストの実施

 

特に最近では共通テストの受験を必須としている大学も増えてきています。

 

私立大学の場合

国公立大学に比べて、入学者比率が多く、条件が緩い場合が多いのが特徴です。

公募推薦型は概ね11月ごろに行われ、12月中には合否が出ている大学がほとんどです。

 

試験の形態としては以下のようなものがあります。

・小論文

・面接

・学力試験

・調査書等による審査

 

一言まとめ

3年間コツコツと頑張ってきた現役生が最も有利な受験形式!

 

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学力勝負!一般入試

最後は一般入試です。

こちらも私立大学と国公立大学で大きく異なりますが、共通しているのは「試験の点数で上位から決める」という点にあります。

 

国公立大学の場合

まずは国公立大学の一般入試についての説明です。

 

【特徴】

1次試験と2次試験を受験する必要があります。

 

1次試験:共通テスト

2次試験:大学で実施される個別学力検査

 

【2次試験内容】

大学によって2次試験の内容は異なります

・筆記試験

・面接

・小論文

 

【試験日程】

前期日程が一般的です。

大学によっては中期日程や後期日程が設けられています。

必ずしも中期・後期日程が設けられているわけではないので注意が必要です。

 

【大学ごとの差】

➀大学によって共通テスト重視・2次試験重視の違いがあります。

例を紹介します。

香川大学 教育学部 学校教育学科 中学校教育A系

共通テスト82%・2次試験18%

京都大学 教育学部 文系前期

共通テスト28%・2次試験72%

 

 

②2段階選抜=‘’足切り‘’の設定がされている大学もあります。

2段階選抜とは共通テストの結果で2次試験の受験資格の有無が決まる方式です。

共通テストで基準に達していないとその時点で2次試験の受験資格がなくなるという特徴があります。

 

例:名古屋大学医学部医学科(前期)

700/900点が共通テストの最低ラインでした。

 

 

私立大学の場合

次に私立大学の一般入試についての説明です。

 

【入試時期】

1月~3月に実施される

前期・中期・後期入試に加え、大学独自に設けている日程もあります。

 

【特徴】

複数日程設定されている場合が多く、何回でも受験が可能です。

1回の試験で他学科の判定も行う仕組みを設けている大学もあります。

 

【共通テストを利用した方式】

共通テストを利用した選抜方法としては併用型と利用型があります。

・併用型:共通テストの科目+大学独自試験の二つで合否判定されます。

・利用型:共通テストの結果だけで合否判定されます。

 

一言まとめ

国公立大学は1回勝負になる可能性がある一方、私立大学は受験チャンスが多いパターンがある!

 

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まとめ

現役生にむけて

受験チャンスが豊富にあります。

一般入試以外では、学校の成績や課外活動での実績が必要になるケースが多いです。

しかし、3年間頑張っていればそれだけ優遇されるということを念頭に置いておきましょう。

特に定期テストは学校の成績に直接的に関わるため、学校推薦型選抜を検討している人は定期テストも頑張りましょう。

 

既卒生にむけて

一般入試が基本線ですが、入学する方法は一般入試だけとは限らないです。

大学によっては学校推薦型選抜の対象になっているケースも多々あります。

既卒だからといって一般入試だけが合格への道という訳ではないことを知っておきましょう。

特に私立大学志願者の人は、学校推薦型選抜を上手く利用することで一般入試の負担が減らせるなど受験戦略を有利に運ぶことが出来ます。

 

 

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