みなさんこんにちは
武田塾丸亀校の三好です。
めっきり秋めいて寒いくらいですね。
寒暖差が激しい日が続いていますが、受験勉強は順調に進んでいますか？
ちなみに私はひいきの阪神がCSで奮闘しているので非常に熱い毎日をすごしています(笑)
さて、この時期の受験生には言ってほしくないワードがあります。
それが、「やらなきゃいけないのは分かっているけど、どうしてもモチベーションがでない･･･」という言葉。
「何を言ってるんだ！」と思わず言いたくなってしまいますが、ここまでよく頑張ってきた人ほど勉強がマンネリ化したり、成績が頭打ちになったりしてそういう状態になりやすいのだなということが校舎長をしていて分かってきました。
そんなみなさんの役に立てられないかな？と思い今日のブログ記事を書きます。
今回は、気持ちの切り替え方法や眠気覚ましの方法をいくつか紹介していきます。
勉強前に仮眠を取る
「15分程度の仮眠が良い」なんて話をきいたことがある人もあるのではないでしょうか
実際これは効果があり、専門的に「パワーナップ(昼寝)」といいます。
ちなみにパワーナップとは、日中に取る15〜20分程度の仮眠のことです。
英語で昼寝やうたた寝を意味する“nap”と、パワーアップ “power-up”を組み合わせた造語です。
軽い睡眠を取ることで、脳内に蓄積されたキャッシュメモリがクリアされ、脳内の情報整理や仕事・勉強のパフォーマンス向上が期待できます。
パソコンやスマホでキャッシュクリアというのがありますよね
キャッシュクリアをすると、重いブラウザのキャッシュをクリアすれば動作が軽くなるます。
人の脳も同様に軽く寝ることで脳内のメモリ(疲労)がクリアになり、良い効果をもたらしてくれます。
このパワーナップ。本当に効果が大きく、具体的には、以下のような効果が期待できるそうです。
・脳の疲労/ストレスをリセット
一度休息を取ることで疲労回復し、記憶力や思考力が向上する
・これまで学んだことが整理される
睡眠は学んだことを整理する効果もあり、長期的な記憶にも繋がりやすい
・眠気からの覚醒
軽い睡眠は「浅い眠り」のため、起きた後に眠気が残りにくく、頭もスッキリ
ちなみにポイントとして、「20分以上の睡眠」は控えましょう。
長時間寝てしまうと、夜の睡眠にも影響を及ぼす可能性もあります。
近年では、GoogleやNIKEなどの世界的企業も導入しているそうですよ。
ちなみに私も、仮眠を取っていました。
仮眠時間を決めて、それをひとつ気持ちを切り替える時間にする！という風に意識していました。
実際仮眠をとるようになってから、脳の疲れが取れ、自習時間は頭が冴えて集中しやすくなりました。
特に夜の勉強でもすっきり！みたいな状況が多かったです。
また懸念点としては仮眠時間が長すぎるとマズいことですね。
私の体感では30分以上の睡眠は要注意です。
深い睡眠状態になってしまい、寝起きのスッキリ感が得られません。
あと、布団に入って寝てしまうのはNG。
絶対に起きられなくなるので、机の上でうつぶせたり、椅子にもたれる姿勢にしましょう。
勉強前にコーヒーや紅茶を飲む
眠気覚ましによく使われるコーヒーや紅茶
コーヒーや紅茶にはカフェインが含まれています。
このカフェインには興奮作用と覚醒作用があるとされ、集中力が向上する効果があります。
そのため、筋トレマニアの中では、良質なトレーニング効果を得るため、筋トレ前にコーヒーやエナジードリンクを飲む人が結構います。
また、単に眠気がさめるだけではなく、記憶力を高める海馬の働きが良くなる効能もあります。
但し、大量にカフェインを摂取したり、遅い時間に摂取したりすると夜に眠れなくなるので、飲む量とタイミングには注意しましょう。
散歩をしよう！(外気にあたろう)
集中力ややる気が落ちたときに行って欲しいことは散歩です！
眠気覚ましの効果と、フラストレーション解消の2つの効果があります。
まずは眠気覚まし
食後すぐに15分ほど散歩することで、眠気が抑えられ、午後のパフォーマンス向上が期待できます。
眠気が襲ってくる原因の一つに、「血糖値」が関係していると言われています。
血糖値とは「血液中の糖分の値」であり、この糖分が脳のエネルギー源になります。
食後に血糖値が急上昇と急降下を起こす状態を「血糖値スパイク」といい、これが眠気を誘発するのですが、散歩で体を動かすことによって食後の血糖値上昇を抑えることが可能です。
給食の後の授業とか、眠気MAXですよね(笑)
これは散歩で解消することが可能です！
フラストレーション解消についても言及します。
・意欲や集中力の向上
日光を浴びることで、幸せホルモンであるセロトニンが活性化され、意欲・集中力の向上に繋がる
・夜に質の高い睡眠を取れる
セロトニンは夜に睡眠を促す「メラトニン」というホルモンも作るため、夜に質の高い睡眠を取れる
・気分転換にも効果的
歩いて体をほぐすことで、血流が良くなり、気分転換にも役立つ
スティーブ・ジョブズをはじめ多くの著名人が、歩きながら頭を整理させ、斬新なアイデアを生み出す「Walking Meeting 」を好んでいることも有名です。
私はよく単語や用語暗記の後、散歩に出かけていました。
覚えた知識を歩きながらブツブツと唱えるのを日課にしていました。
実際歩いていると暗記しているときに感じるイライラを少しでも軽減できる気がしたからです。
もし机の前で唸っている状況があるのであれば、趣向を変えて散歩しながら取り組んでみるのはいかがでしょうか？
まとめ
今日は眠気覚まし＆やる気UP術についてお話をしていきました。
最後に私が受験生時代に肝に銘じた言葉を紹介します。
それは「たまに起こるやる気はやる気じゃなくてきまぐれ」という言葉です。
受験生は、やる気やモチベーションに左右されること自体本当はあってはならないと個人的には思っています。
(もちろんそれが難しいことは分かっていますが)
だから、継続が一番大事、という風に言われています。
もし今、やる気を理由に勉強の進みが良くない人がいればこの言葉を思い出して下さい。
共通テストまであと3ヶ月を切っています。
頑張ってやっていきましょう。
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