甲南大学英語の傾向・対策についてお話していきます！

今回は「甲南大学の英語対策」についてお話ししていこうと思います！

「甲南大学に行きたい！」

「甲南大学が気になる！」

と思っている方、必見です！

この記事を読めば、甲南大学入試国語にどんな問題が出るのか、

どのように対策すれば良いのかについて知ることが出来ます。

情報を掴むだけでも、他の受験生より一歩リードできるので、

少しでも甲南大学に興味がある人はこの記事を読んでみてください！

今回は産近甲龍の「甲」、甲南大学の英語の対策について紹介します！

甲南大学を狙う方は是非参考にしてみてください！

甲南大学英語の傾向

・<概要>

制限時間→文系学部80分・理系学部70分

大問構成→文系学部１・２・３・４・５

　　　　→理系学部１・２・３・４

・<大問ごとの傾向>

※過去数年問題形式は全く同じです

～大問１・２・３～

大問１～３は、長文問題(評論)です。

語数は500～700程度で、

文章の難易度は決して高くないです。

設問も、大問１～３で一貫されていて

①同義語(synonym)を選ぶ問題

②特定もの段落(paragraph)との内容が一致した選択肢を選ぶ問題

③選択式の単語の空所補充問題

④下線部和訳問題(文系学部のみ解答)

の４つの形式です。

～大問４～

大問４は、会話文の問題です。

ある会話のスクリプトがあり、

虫食いで途中途中が穴抜きになっています。

そこを選択肢から適当なものを選んで埋める

という形式です。

～大問５(文系学部のみ解答)～

大問５は、絵(数コマの漫画)が提示されて

その絵が著わしていると思う事を50字程度の英語で説明

する問題です！

大問5は特にクセがすごいので苦手意識が高い生徒も多いのではないでしょうか？

国語が苦手で、行間（文章で書かれていない部分）

を埋めるのが苦手な生徒にとっては苦戦するところですね。

神戸板宿校にも苦手な国語を克服し、

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対策

最初に、英語の基礎的な対策を紹介した後に

大問ごとの対策を紹介します。

・<全体的な対策>

まず、英語の基礎的な対策としては

①単語

②文法

③長文

の３つがあります。

①単語

単語は

システム英単語帳

などの単語帳を使って

単語を覚えましょう。

一語一訳で、単語を見た瞬間に

即意味を答えられるようになるまで取り組みましょう！

②文法

文法は

大岩のいちばんはじめの英文法シリーズで

文法に取り組みましょう！

単語のように英文を見て即訳せるようになりましょう！

ただし、文法は単語のように丸暗記してしまうのではなく

ちゃんと理解しましょう！

例えば、

「関係代名詞」と「関係副詞」の違いは？

という説明を求められたとき

相手が理解できるレベルで説明できると

合格です。

説明するときには、例文を挙げて説明しましょう！

----------～例～-------------------------------

「関係代名詞」と「関係副詞」の違いは

関係詞節の文章が

関係代名詞は不完全で

関係副詞は完璧だよ！！！

例えば

〈代〉This is a place which I like.

〈副〉This is a place where I used to live.

を例文に挙げてみるね！

実際に

〈代〉This is a place which I like.

　　　　　　　　　　　     (S) (V)

で、likeは「～を好き」だから

この関係詞節では何が好きなのか

が欠けている不完全な文章じゃん？

(第三文型でOが欠けている)

〈副〉This is a place where I used to live.

　　　　　　　　　　　　　(S)           (V) 

で、liveは「住む」だから

この関係詞節は「私がかつて住んでいた」

と完璧な文章になってるよね！(第二文型)

これが「関係代名詞」と「関係副詞」の違いだよ！

ここまで説明出来たらokです！

-----------------------------------------------------

③長文

長文は、単語と文法の組み合わせです。

それぞれの知識を総動員して、英文を理解する必要があります。

大岩のいちばんはじめの英文法シリーズの

長文編でその過程を学べます。

そこで、長文の読み方が分かったら

やっておきたい英語長文300等

演習問題に取り組んで、演習を積んでください。

・<大問ごとの対策>

～大問1・2・3～

長文問題については、問題形式が一貫しています。

同義語を選ぶ問題については

お持ちの単語帳の勉強と自作の単語帳を作ることで大体は対応可能です。

その他の対策については

先程紹介したやっておきたい英語長文300に取り組んでください。

文章の難易度は本番と同程度ですので

本番だと思って解きましょう！

同義語を選ぶ問題以外は

内容理解を問う問題ですので

長文問題に取り組む際には

以下のことに注意してください。

①制限時間内に解ききる

(厳しいなら問題の良い切り捨て方を身に着ける)

②評論は常に筆者の言いたいことを考えながら読む

事です！　

※②は抽象的なので具体的に説明します！

・各パラグラフでの筆者の主張をまとめながら読む

・パラグラフを進めていく毎に、↑「で作った筆者の主張を繋げていく

・最後に全体として何が言いたいのかをまとめる

例えば、下の文章で考えてみましょう！

　　①It is so important to sutudy English.

      ②There are a lot of people who speak English in the world.

If we are able to use English, we can comｍunicate with those people.

In addition, almost all the new studies are published in English!

So if we are not able to use English, then we cannot know content

of the studies.

     ③From these points, to study English is important!!

「各パラグラフの主張をまとめる」と

①英語の勉強は大事

②①理由(英語話者多い・ほとんどの新研究は英語で発表出版される)

③↑を踏まえて英語の勉強大事！

となります！

(※実際取り組むときは、各パラグラフを読み終わった時点でまとめてください)

では「各パラグラフの主張を繋げる」と

-------------------------------------------------

英語勉強大事

　　↓

だって英語話者沢山いる＆最新の研究は英語で出版される

　　↓

だから英語勉強大切なんだよ！

----------------------------------------------

という一連の論理の流れが出来ますよね！

これを利用する例えば真ん中の

英語勉強が大事な理由の部分で

難しい単語が使われていて分からなかたとしても

上と下の勉強が大事！という部分が分かっているので

「あぁ、何かよくわからんけど理由いってるのね」

と、大体言いたいことは把握できます！

また上手くやれば、難しい単語の推測

にも使えます！！！

そして「全体の主張をまとめる」と

英語の勉強は大事！

という事になりますよね！

②はこのように実践してください！！

①②

これらを意識して問題を解いてください！

すると内容理解が出来て

設問に答えられます！

和訳問題（文系のみ）

は、長文演習の際に触る和訳問題や

入門英文解釈の技術70

といった解釈の参考書を使って和訳の練習をしてください。

～大問４～

この問題は、英語の会話表現を穴埋めです。

会話に独特な表現 + 基本的な単語、熟語

が問われます。（基本的な表現の方が圧倒的に多いです）

対策としては、

単語、熟語

を完璧に仕上げることが大切です。

その上で、例えば

Next Stage

のような文法の問題集で

「会話表現」のセクション

を勉強すると良いでしょう！

～大問5～(文系のみ)

イラストを見ての英作文です。

英文を書けるようになることは大事ですが

更に大事なことは

相手に伝わるように書くことです。

英語も日本語同様

コミュニケーションの為のツールですので

相手に伝わる英語を書かなければ

いくら正しい文法で書けたとしても

点数は高くはなりません。

それを踏まえた上で

英作文の練習をしましょう！

最初は

大学入試英作文ハイパートレーニング和文英訳編』

に取り組んで、英作の基礎となる

使えるフレーズを増やしてください。

参考書の例文暗記に留まらず、

学習した文法やフレーズで

別の例文を書けるようになると合格です。

仕上げは

『大学入試英作文ハイパートレーニング自由英作文編』

に取り組んで

伝わる英語を書けるように練習してください。

書き方のテンプレートが学べる参考書です。

ただ、200字ぐらいの英作までをカバーしている

参考書ですから

50～100語くらいの問題で練習をすると良いでしょう！

※書いた作文は必ず誰かに採点してもらって

課題を見つけと改善策を考えていくようにしてください！

おまけに、イラストを見て自由な発想で書く問題ですから

間違いなく発想力が必要です。

本番は緊張してアイディアが出てきづらいなんて

事もありますから

日頃からイラストを見て、そのイラストが何を表しているのかを

思いつくための練習が必要です。

日頃から、何かのイラストを見て

何を表していると思うかを考える練習(ブレインストーミング)

も余力があればしてみてください！

まとめ

今回は甲南大学の英語の対策をご紹介しました。

難易度は高くなく、基礎の完成度が点数に直結する

問題ですので、しっかりと勉強すれば点数に繋がりますよ！

ぜひ対策の参考にしてみてください！