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英語分野別おすすめの参考書「英作文ハイパートレーニング自由英作文編」の特徴や使い方を紹介!

「英作文 ハイパートレーニング 自由英作文編」はどんな参考書?

本書の目的は、自由英作文の書き方を学ぶことです。

自由英作文は、受験で出題される英作文の代表的な形式の一つです。もう一つの代表的な形式が和文英訳と呼ばれているものです。「この日本語を英語に訳せ」というタイプのものがそれです。和文英訳と比べて、自由英作文はその名前の中に「自由」という言葉が入っていることから、その内容が書く人の「自由」に任されているというイメージがあります。あながち間違ったイメージというわけでもないですが、少なくとも大学受験の自由英作文においては、何から何まで自由に英文を書けば良いというものではないことに注意が必要です。

 

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本書では自由英作文を書くための方法を学んでいきます。自由英作文は「自由」と言われつつも、実際はある程度定められた「方法」に則って書かれるものだからです。それはつまり、その方法を知っている受験生とそうでない受験生では、書かれた文章の出来具合において大きな差が生じるということを意味します。
語彙や英文法についての最低限の知識とそれに基づいた英作文の力は必須ですが、それらが備わっている方なら本書を用いることで、自由英作文の書き方の過程を丁寧に身につけることができると思います。
逆に言えば、本書を最大限活用しようと思えば、本書に取り組む前に簡単な英文を書けるようにしておく必要があります。
不安な方は本書の姉妹編である「英作文ハイパートレーニング和文英訳編」に先に取り組むことで、自由英作文への準備を万端なものにすることをオススメします。

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「英作文 ハイパートレーニング 自由英作文編」の特徴

ここからはこの参考書の優れたポイントについて紹介します。

英文の構成に重きを置いた解説

本書では最初に「パラグラフの構成」について学んでいくことになります。簡単に言い換えるとそれは「自由英作文を書く上での心構え」のことです。
自由英作文を文字通り「自由」に英文を書いていく問題のことだと捉えてしまうと、本番で思ったような点数を取ることは難しくなるかもしれません。日記のように、単に自分のためだけに書く文章ならそれで問題ないのですが、当然ながら入試本番の自由英作文では採点者がいて、その採点者にはっきり内容が伝わるように英文を書いていかなければなりません。本書ではその「採点者にはっきり内容が伝わるように英文を書くための方法」が、懇切丁寧に説明されています。
書ける英語の表現を増やしていくことも大切ですが、それと同じかそれ以上に、英文の構成を学んでいくことも大切です。本書を用いて自由英作文にもそれ特有の書き方があるのだということを学んでいきましょう。

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必要十分な演習量

 長文の読み方を知っている人が必ずしも長文を実際に読める人であるとは限らないように、自由英作文の書き方を知っている人が必ずしも自由英作文を実際に書ける人であるとは限りません。書き方を学んだあとはその知識を活かして問題に挑み、何を書くべきかを考え、自分の手を動かして英文を書いてみることが大切です。

本書では第1部で自由英作文の書き方を学び、第2部で問題を解いていきます。問題の解説は第1部で学んだ内容に基づいたものなので、これまでに学習してきた知識や考え方を用いながら問題を解いていくことができます。その際、問題のタイプが細かく分かれているのも受験生にとってはありがたいポイントです。時間がない受験生や一刻も早く苦手分野を克服したい受験生は、自分に必要な問題のタイプを優先的に解くようにしましょう。

 

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「英作文 ハイパートレーニング 自由英作文編」の使い方

①第一部で自由英作文を書く上での基本知識と考え方を学ぶ

 第1部は「エッセイライティング書き方編」と題されています。ここでの「エッセイライティング」とは私たちが「自由英作文」と聞いてふつう思い浮かべる問題の形式のことだと思ってくれて良いです。まずは第1部で、自由英作文を書く上で必要になってくる基本知識と考え方を学んでいきましょう。実際に使える英語表現を学んでいくのはもちろん、そもそも採点者にとって読みやすい英文の構成とはどのようなものなのかということを、著者の丁寧な解説に導かれながら、しっかりと学んでいきましょう。

 

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②第2部で問題を解く

 第1部で自由英作文についての基本知識と考え方を学んだら、次は第2部で実際に問題を解いていきましょう。その際、解答をいきなり丸暗記するのではなくて、自分なりの解答を考え、自分の手を動かしてそれを書いていくことをオススメします。ある程度時間をかけて、それでも書くべき内容が思いつかなかった時に初めて解答を見るようにしましょう。また、自分で書いた英文と解答例が一致することはまずありません。解答例は参考程度で良いので、使えそうな表現があればそれをメモするなりして、自分の表現のストックにしましょう。なお、自分が書いた英文の文法・語彙の間違いに気づく能力は「和文英訳」の参考書で学ぶことなので、この「自由英作文」の参考書においてはあくまでも英文の「構成」に重きを置いて復習に取り組むようにしましょう。

そして第3部は「要約問題」、第4部は「手紙・eメール問題」への対策になります。これらは先ほどの「エッセイライティング」と比べ出題の度合いは低いですが、もし自分の志望校の過去問で出題されている場合は、これらに取り組むことをオススメします。逆に言えば、そうではない方は必ずしも取り組む必要はありません。

以上、「英作文ハイパートレーニング自由英作文編」についての紹介でした。

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参考動画

 

 

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いかがだったでしょうか。
今後他の参考書についても詳しく紹介をしていくので、是非ご覧になってみてください!

 

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