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「高校基礎英文法パターンドリル」の特徴や使い方を紹介!

高校基礎英文法パターンドリルはどんな参考書?

この参考書は「大岩の一番はじめの英文法」などで理解した英文法の知識の定着を目的としたものです。

大岩の一番はじめの英文法は、長文を読むために必要な文法知識を基礎からしっかりと解説してくれる上に、確認問題までついてある言わずもがなの名著です。
しかし、理解した文法知識を定着させるということを考えると「大岩の一番はじめの英文法」で扱っている確認問題だけでは不十分に感じる方も多いと思います。
大岩の一番初めの英文法で理解した知識をしっかりと定着させたい、でも付属の確認問題だけでは不安、、、、、。
そんな方のための救世主となるのがこの参考書です。

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高校基礎英文法パターンドリルの特徴

ここからはこの参考書の優れたポイントについて紹介します。

英文法の「体得」を目指す構成

 英文法のある分野、例えば「仮定法がどういうものであるかを説明できるかどうか」と「仮定法の知識を実際に使えるかどうか」は、実は別の問題です。
語学は、楽器やスポーツに例えられることがあります。
確かに楽器やスポーツでも、それらがどういうものなのかを説明できる人が、必ずしも実際に楽器を使って演奏したり、スポーツで体を動かしたりできる人であるとは限りません。

 もちろん英文法の学習で「どういうものであるか」を説明できることはとても大切なことです。
しかしそれだけだと、実際の問題を解く中で上手くいかないことがありえます。
『パターンドリル』は、この「理解はしているんだけど上手くいかない」感覚を克服するのに役立ちます。

 具体的に言うと、『パターンドリル』では四択や並び替えといった文法学習でよくある問題はもちろん、最終的には簡単な和文英訳にも挑戦してもらうことになります。
実際に英文を作る過程で「曖昧にしていたけど、ここが分かっていなかったんだ」という気付きを得ることができます。

 著者である杉山先生は、英文法のルールを「理解」するだけでなく、そのルールを「体得」することが、『パターンドリル』のゴールであると書いています。
これからの入試では、従来のテクニックを使った問題ではなく、英語の総合力が試される問題が出題されるようになると言われるなかで、英文法のルールを「体得」することの重要性は、ますます高まっていくかと思われます。

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「体得」を助ける72のセクション

 他の英文法の参考書と比べて、各セクションがとても細かく分かれていることも『パターンドリル』の特徴です。
『大岩』では各セクションが「25」個ありますが、『パターンドリル』ではなんと「72」個もあります。
72のセクションをそれぞれ一つずつ自力で英文を組み立てていくことによって、英文法の知識を自分のものにすることができる、つまり英文法の知識を「体得」することができるようになります。

 一見多いように感じるかもしれませんが、各セクションは見開き2ページで統一されているので、見やすいうえにそれほど負担を感じないような構成になっているのも、『パターンドリル』の優れた特徴です。

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ここからは参考書の使い方について、手順とともに解説していきます。

①「確認チェック」を読んで要点を理解する

各セクションの左上にある確認チェックで、そのセクションで使う知識を整理しましょう。

下半分にある「ポイント」ではその知識がどういうふうに使われるかが簡単に説明されているので、ここも必ず読みましょう。

②Q1の四択問題を解く

「確認チェック」で得た知識をもとに四択問題に挑戦してみましょう。
その際正解の根拠だけでなく、不正解の根拠も言えるように意識してみましょう。

③Q2の並び替え問題を解く

四択問題の後は並び替え問題に挑戦してみましょう。
和訳も参考にしながら英文を並び替え、できた英文を見直したときに、確認チェックで得た知識が反映されているかどうかを見てみてください。
こういう意味の文章の時は、こういうふうに英文法の知識を使うんだな、というふうに思うことができるとばっちりです。

④Q3の和文英訳の問題を解く

総仕上げとして、和訳問題に挑戦してみましょう。
この問題ができれば、その単元の「体得」が完璧であることを意味します。
とは言え、一から英文を作るのは容易なことではありません。
自力でどうしても思いつかない場合は、Q1やQ2で出てきた英文を参考にしながらでも良いので、なんとか英文を作ってみましょう。
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全ての問題を解き終わり、見直しもできたら、答え合わせをしましょう。
間違えてしまった箇所は、どうして間違ってしまったのかの理由を考え、その上で必ず、もう一度正しい英文を作ってみてください。
最後に「one moreポイント」を読んで、次のセクションに進みましょう。

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以上、「高校基礎英文法パターンドリル」についての紹介でした。

本書は説明がメインとなっておりますが、練習を重ねることで理解できているつもりでも、本当は分かっていない範囲が見つかることも多々あります。
この参考書を用いて、基礎の文法事項の定着を仕上げ、

・高校英文読解をひとつひとつわかりやすく
などの参考書に進んでいきましょう!

 

参考動画

 

 

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いかがだったでしょうか。
今後他の参考書についても詳しく紹介をしていくので、是非ご覧になってみてください!

 

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