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「関正生のThe Rules英語長文問題集1入試基礎」の特徴や使い方を紹介!

関正生のThe Rules英語長文問題集1入試基礎はどんな参考書?

 この参考書は単語や文法、解釈の基礎を身につけたあと、
「どうすれば長文問題を解けるようになるか」を学ぶための参考書です!
基本的な単語や文法知識を頑張って暗記して、短文ならある程度訳せるようになった。
なのに長文が読めない、答えが導き出せない、そういう受験生が取り組むべき参考書です。

 タイトルの通り、長文問題を解いていく上で重要な「ルール」をもとにした長文問題集です。
よくある長文問題集ではその場その場での解説に終始することが多いです。
なのでせっかく長文問題を解いてくれても、そこで学んだ内容が他の問題に応用できないケースがあるかと思います。
関先生の『The Rules』ではそのような一回限りの解説ではなく、何度も通用する「ルール」を活用した解説がメインになっています。

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この参考書に登場するルールは大きく以下の三つに分類されます。

1.読解ルール
2.解法ルール
3.構文ルール

個人的に特に重要なのは1と2のルールかと思います。

 たとえば文法で、カッコの後ろが不完全なら関係代名詞、完全なら関係副詞という「ルール」を覚えてくれたかと思います。
長文でも「ここに注目すればこのように読める」というルールがあります。
単語や文法は得意なのに長文が読めない、という人はこの「長文特有のルール」を覚えれていないケースがほとんどです。その苦手を「読解ルール」で克服しましょう。

 また長文が読めても問題の解き方がわからない、といった段階もあります。
ここで効くのが「解法ルール」です。
現代文でも「なんとなく」「フィーリングで」と言っている間はなかなか成績が伸びないと思います。
「こういう理由でこの選択肢を選んだ」と自信をもって言えるようにしなければなりません。
私たちにとって多くの場合母語である日本語ですらそうなのです。
英語ではなおさら。「解き方のルール」もこの参考書でばっちり体得することができます。

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関正生のThe Rules英語長文問題集1入試基礎の特徴

ここからはこの参考書の優れたポイントについて紹介します。

「ルール」の一覧性・網羅性

英語長文を読むために厳選された全84のルールを一覧することができます。

最初からそれらのルールをすべて覚える必要はないですが、ことあるごとに戻ってルールを一覧できるというのはとても便利です。

また84個のルールと聞くと多く感じるかもしれせんが、長文問題を解く上で「このルールを覚えれば大丈夫」と言い切ってくれる参考書は珍しいです。
「見やすさ」や「安心感」を追求した関先生のこだわりの表れだと思います。

工夫された構成

他の長文問題集と同様、まずは問題を解いてもらうのですが、それぞれの問題がとても良質です。

ここ最近のトレンドなどをふまえた上で、関先生によって厳選された良問がそろっています。

すべての長文に明快な和訳とSVOCがふられてあり、加えて音声もあるので復習するときにもたいへん便利です

「ルール」の活用を主題とした参考書ですがその手前にある「英語力の向上」にたいする関先生のこだわりを随所に見ることができます。

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関正生のThe Rules英語長文問題集1入試基礎の使い方

ここからは参考書の使い方について、手順とともに解説していきます。

①目標時間を意識して問題に挑戦してみる

各問題には目標時間が設定されていますので、まずはその時間を意識して「本番」の時間間隔を味わってみてください。
その後すぐ解説に入っても良いですが、改めて時間を気にせず解き直してもらっても良いと思います。
自分にとって長文問題は「時間が足りないから解けない」ものなのか、
「時間があっても解けない」ものなのかを知っておくのは、その後の英語学習の指針を立てるうえでも非常に重要な気づきです。

②解説を熟読し「ルール」の活用法を身につける

どうしてこの選択肢を選んだのかについての自分なりの根拠を準備し、関先生の解説と読み比べてみてください。
その時にでてくる「ルール」は必ず自分のものにしてください。
そこでのルールはその問題だけで出てくるものではなく、今後の長文学習で何度も使うことになるものです。
最終的に設問の根拠を答える時に「このルールがあてはまるから」と答えることができるぐらい、何度も何度も読み返してみてください。

③意味や構文がわからない箇所をじっくりとチェックする

「ルール」の解説とはべつに文章全体の「和訳」と「構文解析」があります。
一文が読めないと当然ながら長文も読めないので、わからない箇所は徹底的に潰してください。
どうしても分からなければ適宜文法や読解の参考書に戻っても良いと思います。

④音読で総復習

せっかく解いてくれた英文をそのままにするのはもったいないです。
付属の音声を活用しながら音読し、その英文を自分の血肉にしてください。
そのさい、解説で読み込んだ論理の流れや「ルール」の活用法などを意識しながら音読できると、英文の定着の度合いを格段に上げることができると思います。

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以上、「関正生のThe Rule 英語長文問題集 1入試基礎」についての紹介でした。

この参考書は説明がメインとなっておりますが、練習を重ねることで理解できているつもりでも、本当は分かっていない範囲が見つかることも多々あります。
そこをきちんとできるようにしてから、次にやっていきたい参考書としておすすめしたいのが、以下の長文演習用の参考書です。

・『関正生のThe Rules 2入試標準』
・『関正生の英語長文ポラリス1標準レベル』

「The Rules2」でも「The Rules1」で覚えたルールがそのまま使えます。
「ルール」もさらなる定着、応用が図れるかと思います。

ポラリスのほうは同じ著者ですが、こちらはより「演習」の色が強い問題集です。
覚えた「ルール」を総動員して取り組んでもらえると良いかと思います。

 

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参考動画

 

 

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いかがだったでしょうか。
今後他の参考書についても詳しく紹介をしていくので、是非ご覧になってみてください!

 

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