受験相談の声

受験相談その2  大学受験に向けて数学の勉強をしているのに成績が伸びない

英語に引き続き数学についても受験相談で聞かれることを紹介したいと思います。

英語とは違って数学は例えば公式・定義・定理を覚えたから時間があればできるという科目ではありません。

どう使ったり、利用すればいいのかまでをセットで問題を理解しなければ自力で解ける段階になりません。

数学が苦手という人はテスト形式で問題演習をするようにしましょう。

目次

  1. 問題の情報の整理が苦手な人
  2. 逆算ができない人
  3. 問題のパターンを覚えていない人
  4. 計算が遅い人
  5. 文字の意味を理解していない人

 

1 問題の情報の整理が苦手な人

覚えるべき公式・定理・定義を覚えている人が問題をなかなか解けないというときは情報の整理が苦手な人が多いです。

図の角度と線の比が合っていない

グラフ上の必要な点の座標が書いていない

数式に番号を振っていない

文章中の情報を数式化できていない   などなどです。

情報の視覚化が少なくて考えるヒントを自分で減らして解ける状態にまで自力で持っていけないということです。

そして解説を見たら理解はできてしまうのでどうしてテストでは解けないのかがわからないという状況に陥ります。

武田塾の数学の個別指導では最初の1行目がどうしてそうなるのかを大事にしています。

数学ほど論理的な科目はありません、どうしてその式になるのかを意識して勉強をすれば絶対に成績は伸びます。

2 逆算ができない人

問題を解くときに何を求めなければいけないのかをはっきりさせないまま問題を解こうとする人。

解説を見て勉強をしているときにわからないところで止まった時に答えから遡って何のための変形なのかを見れない人。

問題の目的を解き始めたら薄れていく人。

様々いますが目の前1ページ分くらいの情報は常に頭に入れて問題は解いたり、解説を読む癖をつけておきましょう。

書いてあったヒントを忘れてしまって誘導にも乗れずに思いついた解法以外の手段が取れなくなってしまいます。

そのほかには定義などの逆の使い方です。

重心だから1対2になる、1対2だから重心になるなどです。

どちらからでも条件が当てはまれば使えることを知っていると情報整理が楽になります。

3 問題のパターンを覚えていない人

どの問題集でも分野があります。

数列だと2項間漸化式の解き方、3項間漸化式の解き方、階差数列の解き方など分野の中にいくつかにのグループにわかれます。

2項間漸化式は何パターンの解法が問題としてあったかを数えていない人は問題番号でしか問題集をみていません。

問題集はグループ分けをして問題を選んでくれているのでよほどの問題数を抱えている問題集出ない限りはそれぞれの問題で同じ解き方をしていません。

解き方を区別して覚えておくと問題に悩んだときにこの種の問題は3パターンくらい問題があってどの問題の解き方なら使えるかなどを判断できます。

基礎問題精講は問題ごとに違うので前後の問題と区別して覚えると整理しやすくなります。

4 計算が遅い人

問題の答えまでの道筋がイメージできていても計算が遅いと時間内に間に合いません。

暗算が早い遅いではなく手順が遅くて時間がかかってしまう人も多いですね。

例として17×100ー17×90を17で括らずにそのまま各項の掛け算をしてから引くなどです。

17が文字Aとかで書いてあるとできるけれど全部数字だと出来ない人は多いと思います。

頭の中でする計算はどうしても3桁になると遅くなります。

そして4項以上は2項2項で一度書いてから計算をするなどで手を止めることがないようにすると早くなってきます。

数字を計算するだけという作業に対して悩んで手を止めるということをできるだけ減らすことが早くなる秘訣です。

5 文字の意味を理解していない人

公式中の文字が問題文中のどれに対応しているのかまで理解していないと問題を解く上で全く使えません。

そのほかによくあるのが、放物線上の点T(t、f(t))を設定した時にそのtに関しての2次関数の実数解が存在する意味などです。

問題を解く上でどの文字がどのような条件に合えば答えがでるのかを理解して解いていかないとダメです。

公式の中で使われている文字が何文字あって、問題文中から得られる条件式がいくつあれば答えがだせるかなども意識しましょう。

公式は知っているけれど立式ができない人は文字の意味を考えるとやりやすくなることがあります。

 

簡単に5つの紹介でした。

数学ができる人から見たら当然気を付けて考えているだろうなと思える視点が多く出される課題量をこなすために抜け落ちている人がたくさんいます。

課題は出すものではありますが解いた問題に関しては把握しておかないと意味がありません。

出す側が復習の時間や理解の時間をすっとばして無茶な量を出すことが最近は非常に多くて武田塾小牧校でも大変困っています。

正直高1高2の間に出される数学の課題を完璧にしていれば高3になった時点でおそらく共通テストで80点は取れないとおかしい内容です。

どれだけの人が無駄に課題をこなしているかがよくわかります。

数学も勉強の目的と意味をずれないようにすればかけた時間分しっかり成績に反映されます。

時間をかけて勉強をしているのに思ったよりも成績が伸びない人は5つのポイントと比較してみてください。

 

 

武田塾小牧校には小牧高校・小牧南高校、小牧市内から名古屋市・春日井市・江南市・一宮市・犬山市の高校に通う生徒が通っています。

スケジュール管理、ノート・参考書チェック、確認テストを受けて確実に身に着けていく勉強を継続して成績を伸ばしています。

自分のチェックが甘いんじゃないか、自分ではできたつもりだったのに、自分では早いつもりだけど実際は遅い?と思ったり、小牧市内の集団授業塾・個別指導塾・1対複数の個別指導塾についてお悩みでしたらお気軽に受験相談にお申込みください。

 

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