ブログ

【数学が得意な文系必見!】数学選択受験のススメ①

皆さんこんにちは!武田塾北千住校です。

 

文系と言えば国語・英語・地歴公民の三科目が主な受験科目ですが、近年では数学を必須とする学部や他の科目を数学に変更して受験することができる大学が増えてきています。
今回は文系で数学受験をしようと考えている人に向けて、そのメリット・デメリットについてご紹介していきます。

 

高校1年生の方などでまだ受験まで時間がある方はあまり深く考えたことがないかもしれませんが、早めに対策を立てておくことは大切なので少しでも興味があれば今後の勉強に是非役立ててみてください。

 

画像1

 

 

文系数学受験のメリット

社会系科目よりも安定して得点できる

文系受験者の多くは歴史や地理などの社会系科目を選択します。受ける人数が多い分、その中には「歴史マニア」のようなほぼ全ての知識を詰め込んでいるエキスパートのような人がいることも事実です。

その為そこまで暗記が得意ではないのに日本史や世界史を勉強していると、頑張ってもあまり偏差値が上がらず全受験者の中の真ん中くらいの順位になってしまうという可能性も高いです。

またMARCHや早慶などの社会系科目はかなり細かい知識を問われる難問も多い為、暗記が苦手な人にはとても厳しい内容になっているといえます。

一方で文系数学は社会科目に比べて難易度が抑えられており、ⅠA・ⅡBまでの範囲からしか出題がされません。

後ほど勉強方法の項目でもご紹介しますが、教科書や参考書に沿って定義や公式をしっかりと覚えて活用のさせ方を訓練すれば必ず得点に結びつけることができます。

 

数学の知識を使う学部では入学後も有利

文系でも入学後に数学の知識を求められる学部はあります。

例えば、グラフや微積の知識が必要な経済学部、経営学部や、商学部、統計の知識が必要な心理学部などが挙げられます。

これらの数学を使う学部では、もちろん入学後に基礎の範囲からわかりやすく理解できる必修の授業を受けることにはなりますが、それでも周りより数学に慣れていることは入学後も大きなアドバンテージとなります。

ちなみに、この記事を書いている私は心理学部を数学受験したものですが、入学後は周りの友人が統計学の授業内容を理解するのにとても苦戦していたことを覚えています。

このような学部を目指す方は今の勉強が入学後にも必ず活かされるので、数字に苦手意識がなければ数学受験を強くおすすめします!

 

国公立大学との併願がしやすい

 文系国公立受験者は、共通テストにおいて多くの場合数学ⅠA・ⅡBを受験することが求められます。そのため、数学も勉強していると国公立も志望校の一つとして考えることができるようになります。

 また、国公立大学の二次試験を見据えて数学の勉強を進めておくことで、共通テストだけでなくそれ以外の志望大学でも高得点を狙うことができます。社会と比べて、学校ごとの特色や難問がそれほどでないのが文系数学の良いところなので、基礎知識をしっかり固めておくことで、色々な場面で柔軟に対応できます。

 

文系数学受験のデメリット

勉強に慣れるまで時間がかかる

数学は社会のように習ったところがすぐに入試に直結する科目ではありません。様々な公式や定理を知り、理解して、組み合わせて、問題に取り組み、解法パターンを覚えることでやっと入試問題に太刀打ちできるようになります。

この過程は数学独特のものなので、今まで文系科目中心に触れてきた人には少しやりにくさを覚えるかもしれません。基礎段階がまだ固まっていない場合、なおさらこの壁が大きく感じると思います。

またⅠA・ⅡBの知識を入れた後は演習をどれだけ重ねたかが勝負になります。この演習の段階でも社会に比べて1問解く時間がかかります。

もともと数学が得意な人は問題ありませんが、あまり触れたことがない人は、まずは基礎知識を確認するなど早めの準備が必要です。

 

画像2

出題分野によってはリスクが高い

数学の問題は基本的に大問ごとに分野が分かれます。つまり、苦手分野が出た時には他の受験生に点数を引き離されてしまうリスクが高いです。

特に最初の小問でうまく誘導に乗れなかったり、計算ミスをしてしまったりすると大問まるごと失点してしまう可能性もあります。

そのため苦手分野は作らないことが必須です。一つでも苦手な分野を作ってしまっていると、その分野の大問が出てきたときに全く解けなくなってしまうのが怖いところです。

勉強する際にもある範囲だけを極めるのではなく全体的に強くしていくことが求められるので、やはりこの点においても早めの準備と積み重ねが大切であるといえます。

 

受験可能な学部が減る

一部の大学や学部では、選択科目に数学がないようなところもあります。

特に、法学部や文学部などでは社会系科目のみ選択可能なところもありますので、自分が受験する大学、学部の選択科目については必ず確認しておきましょう。

 

最後に

今回は、文系の数学受験のメリット、デメリットについてご紹介しました。
冒頭で述べたように数学を必須とする学部が増えてきています。

文系だからと言って数学をすぐに諦めてしまうのはかなりのリスクを負うことになるかもしれません!

 

武田塾では文系・理系問わず受験科目に合わせた科目の指導を受けることが可能です!

無料受験相談

社会科目で受験できる大学でも数学で受験できる大学は今後増えていくと思いますので、ぜひご一考ください!

次回は文系数学受験の勉強方法や参考書などについての記事になります!
今回の記事と合わせて参考にしてみてください。

 

*関連記事*

【数学が得意な文系必見!】数学選択受験のススメ②

 

 

 

武田塾北千住校では無料受験相談を受付中

1時間で勉強の不安を解消します!

・勉強が思うように進まない
・数学ができるようにならない
・何をしたらいいのかわからない    

など、お悩みのことがございましたら、ぜひ無料受験相談にお越しください!

 

無料受験相談

武田塾北千住校

受付時間  10:00~21:00(日曜日は20:00まで)
最寄り駅  JR常磐線 北千住駅 徒歩5分
      東京メトロ日比谷線・千代田線 北千住駅 徒歩5分
      東武伊勢崎線 北千住駅 徒歩5分
      つくばエクスプレス 北千住駅 徒歩5分
住所    〒120-0034
      東京都足立区千住1丁目3-6 TOCビル 6階
TEL, FAX   03-6806-2366
Email    takedajuku.kitasenju@gmail.com

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる