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【赤本演習シリーズ】赤本の効率的な使い方とは? ~英語編~

【過去問対策シリーズ】

赤本の効率的な使い方とは?

~英語編~

こんにちは!武田塾北千住校です。

今回は赤本の効率的な使い方についてご紹介します。

 

1月下旬から始まる入試に向けて、赤本に取り組み始めようと考えている人も多いと思います。

しかし、赤本は「ただやるだけ」では全く意味がありません

 

赤本での学びを入試本番に活かすために、ここだけは注意してほしい!というポイントをこちらのブログにまとめています。

 

赤本に取り組む前にこのポイントを知っていれば、志望校への近道が見つかるかもしれません!

是非参考にしてみてください。

 

 

☆こちらのブログでは英語にスポットライトを当てています。

 国語の勉強法の取り組み方が知りたい方はこちらをご覧ください!

 

なぜ赤本をやるの?

赤本だけでなく、参考書に取り組む際も通じて言えることですが、「赤本になぜ取り組むのか=赤本をやることで何を得たいのか」という目的意識を持つことは非常に重要です。

赤本をやる意義は、取り組む時期によって変わってきます。

秋期間(10月~11月)の場合

この時期に取り組む際の目的は2つあります。

①志望校とのギャップを認識する。

赤本に取り組むということは、志望校も決まりつつある段階だと思います。今までは模試の判定でしか志望校とのギャップを確認することができませんでした。

しかし、注意してほしいのが私大入試は大学ごとに問題形式の傾向が大きく異なるという点です。

つまり、模試の雛型(共通テスト形式)でいかに得点が取れても、志望校の形式が苦手であれば早急に対策が必要になるということです。そこで、模試だけでは測れない実際のギャップを確認するために赤本が必要になります。

 

ただ、秋の段階で過去問で高得点が取れることはほぼありません。

4~6割が平均となり、8割以上取れている場合には志望校を上げることを検討しても良いかもしれません。

 

ここで「点数が取れていないから志望校を下げた方が良いかな…」と悩む必要はありません。

先述した通り、目的は現段階での志望校とのギャップを認識することです。

秋は受験生にとって中だるみの時期とも言われますが、ギャップを気を引き締め直して勉強に励むきっかけにすることが大切です!

②苦手分野を確認する。

赤本に取り組む際には、丸付けをした際に大問ごとの正答率も出すようにしてください。そうすることで、自分の苦手分野を可視化することができます。

複数校の赤本に取り組む人が多いと思いますが、その結果を俯瞰してみてみると「文法ばかり間違えている」「2ページにわたる長文は得点が取れないな」といった発見があると思います。

 

その発見ができれば、本番期間までに自分が重点的に取り組むべき範囲を明らかにすることができますね。

演習が始まるとただでさえ勉強時間が足りなくなってしまうと思いますが、取り組むべき範囲が分かれば効率的に勉強を進めることができるということです。

 

冬期間(12月~2月)の場合

この時期に取り組む際の目的は、本番の模擬練習です。

秋に苦手分野を対策することができていれば、ある程度得点も取れるようになっているはずです。そこで次に意識をしてほしいのは、時間内に解き終えることです。

その際に、実際の試験時間に合わせて過去問を解くようにしてみてください。

 

人によって朝型/夜型は異なりますが、試験日程は決まっています。

その時間に集中して問題に向き合うことが出来なければ努力が水の泡になってしまいかねませんので、早い段階から慣れていきましょう。

また、「自分に厳しく」という姿勢を曲げないことも大切です。

 

例えば、「時間がギリギリで、最後に適当にマークを付けてしまった」「分からなかったけど、何となく選んでしまった」という経験は多くの方にあると思います。

本番であれば、それが運良く正解していて得点に繋がることも多いです。

 

一方で、それを練習の段階で行ってしまっては意味がありません。自分ができない部分を素直に認めることで、実力を伸ばしていきましょう!

 

赤本はいつやればいいの?

赤本に取り組み始める時期についてお悩みの方も多いと思います。

ずばり、結論は第1志望~第2志望は秋にもやった方が良いが、第3志望以降は冬でOKです。

第1志望~第2志望の取り組みについて

第1志望~第2志望を秋に1度取り組んだ方が良い理由は、先述した通り志望校とのギャップを確認するためです。

ですが、取り組む際には

①解くのは多くとも3年分以内に収めること

②1番新しい(昨年度の)過去問は残しておくこと

には注意してください。

 

第3志望以降の取り組み

それでは、なぜ第3志望以降は冬でもOKだと言えるのでしょうか。

多くの方は偏差値の高い順に志望順位を決めていると思います。

第1志望~第2志望までの赤本に取り組み、ギャップを埋めるための対策をすれば、必然的に第3志望以降の対策にも繋がっていくのです。

 

加えて、「答えの暗記を防ぐため」という狙いもあります。皆さんにも1度解いた問題の解答番号だけ覚えてしまったという経験はあるのではないでしょうか?

 

取り組める過去問の数には限りがあります。問題内容を変更した大学であれば、直近の年度の過去問は自分の実力を測るための非常に貴重な資料です。

にも関わらず、不完全な状態のまま取り組んでしまい、答えを暗記してしまっては冬本番に取り組む際の弊害になりかねません。

 

ただし、赤本を購入した後に問題形式を把握するために内容には一通り目を通すようにしましょう。例えば、並べ替えの英文法が出ないのに文法対策ばかりに時間を費やしてしまっては意味がありません。

繰り返しますが、効率よく勉強をすることを意識することが大切です!

 

赤本はどう進めればいいの?

ブログの最初で「解くだけではダメ」だということをお伝えしました。

では、どんなことをすれば良いのかという点をご紹介します。

①志望校の特徴を掴む

文法/長文など問題形式を捉えることはもちろんですが、選択肢を選ぶ際の特徴というものにも目を向けてみてください。

「逆説の部分が解答になることが多い」「解答が本文の中にあるのではなく、自分で考える必要がある」「ほとんどの大問で段落並べ替えがあるから最初に読むときに気を付けよう」など、気づきが多いほど読み進め方の工夫をすることができます。

 

②復習が1番大切だという意識を持つ

1つの過去問からどれだけ多くの知識を得られるかが合格への鍵になります。

 

そのため、丸付けをする際には正答までは書かず、〇か×かだけを書くようにしてください。

間違えてしまった問題に関しては、もう一度読み直して改めて解答を考え直してみましょう。

次に間違えないようにするためには、「自分で考えて答えを導くこと」が最も重要なのです。

 

また、誰に説明しても伝わるレベルまでその長文を理解することを務めてください。

1度読んだだけでは、話のテーマは掴めても話の内容までは覚えていないことが多いです。

 

徹底的に理解するためには「音読」「分からない単語のピックアップ」「構文分け」など取り組むべきことは山積みです。

この徹底的に理解するプロセスを何度もこなすことで、初見の問題でもすんなりと頭に入ってくる思考回路を手に入れることができます。

取り組んだ過去問については、その日に復習を終わらせるという意識を持ちましょう!

 

最後に

いかがでしたでしょうか?

一口に「赤本に取り組む」と言っても、ポイントを意識するだけで得られる効果は格段に変わってきます。

正しい取り組み方をすることで、志望校のレベルへと近づけていきましょう!

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