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【脱やらされる勉強】「勉強する意義」を科目ごとに考えてみよう!

こんにちは、武田塾刈谷校です!今日も受験勉強お疲れ様です!

みなさんは「勉強する意義」って考えたことはありますか?

知識を増やす、学力をつける、といった勉強する「意味」ではなく、それを通して何をしたいのか、どうなりたいのかといった「意義」です。

この「勉強する意義」を自分なりに決めることで勉強に対するモチベーションが湧いてきます

受験で合格するために、だけではなく「何でわざわざ多くの時間を使って勉強しているのか」を自分の中で明確にすることで、「やらされる勉強」から脱して、「自分からやる勉強」に変えることができます

ここではみなさんに当てはまりそうな勉強の目的をいくつか紹介していきます。

もちろんこれは人によって異なりますので、大事なのは自分で決めることです

決めたらよく使うノートや参考書に付箋で貼っておきましょう

「面白い」「好きだから」ならそれでオッケー!

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いま好きな科目や得意な科目で、こんな記事を読んでる時間も勉強したい!というような科目があればその部分は読まなくても大丈夫です

この記事の目的は「自分からやる」動機付けをするためのものなので。

僕も数学と英語は好きだったので特に目的を見失うこともありませんでした。

ただ可能であれば、「どこが面白いのか」「なぜ好きなのか」を言語化しておけると、たまたま成績が悪くなってしまったときに嫌いにならなくてすみます。

僕の場合、数学は答えが出るのが面白かったから、英語は音読してるとなんかかっこいいから、でした。

それでは、各科目ごとにどんな勉強する意義があるのか、見ていきましょう!

英語

英語への抵抗感がなくなる

広い意味で英語を学ぶ目的は、将来的に英語でコミュニケーションを取れるようになることだと考えています。

そのために高校まででは文法の勉強をしますし、高校や大学では実際に英語で授業をして生徒同士が英語で話し合う、といった授業があります。

大学で英語の授業を受ける中で、やはり英語への抵抗感がある人とない人では、授業への取り組み方も成績も大きく差があるように感じます。

そこで高校で英語を学ぶときは「抵抗感をなくす」ことを意識しておくと気が楽だと思います。

自分の言いたいことをスラスラ話せなくても、日本語と同じスピードでかけなくても大丈夫です。

とにかく抵抗なく読めて理解ができれば十分だと思います。

そうすることで大学に入った後、英語でコミュニケーションを取ったり、大学で英語の論文を読んだりするハードルが低くなります。

そうした小さな成功体験から実際に使える英語力を身に着けていけば良いのです

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たしかにネットの力を借りればすぐに翻訳できますが、翻訳が面倒だったり会話しなければいけなかったりする些細なコミュニケーションではそんな時間はありません

脳みそがシャットアウトしないように、日頃の慣れが必要になるのです。

数学

論理的思考力が鍛えられる

数学の世界にはいろんなルールがあって、それをすべて覚えるのはだるいなーと思っている人もいるかも知れません。

僕は数学を謎解きゲームみたいなものだと考えていました。

いろんなルールがある中で、どのルールを使えば答えが導き出せるのか、決められたルールの中でどう展開していけば正しく謎が解けるのか、といった力が試されている感じでした。

与えられた条件から、どの要素を何のルールに適用すれば次に進めるのか、それをひたすら考え続けることで、少なくとも大学受験までの問題は解決できます。

この力は数学の世界の外でも有効で、論理というルールの中で問題解決をする力のことを論理的思考力とよびます。

世界の(日常の)複雑な問題を一つ一つ簡単なものに分解し、筋の通った解決策を導き出す、というこの力は仕事をする上でも、コミュニケーションを取る上でも必要となります。

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現代文

主張を明確につかめるようになる

読解系の参考書で散々言われていることですが、本文のどこに筆者の主張があって、それ以外はどういう意図で書かれた内容なのか、本文の構造を大局的に理解する力がつけられます。

これは文章を読むときだけでなく、誰かの講演を聞く時や授業を受ける時にも、今の立ち位置を明確にイメージしながら聞くことができるようになります。

特に大学の授業では、板書をホワイトボードのままコピーして書いている人や教授の例え話まですべてメモしている人もいます。

もちろん記憶に定着させるために意図的にやっているなら問題ないのですが、一番重要なのはなにか、本質はなにかを理解せずに書き写しているのであれば正直意味のないことになります

論理構造を把握するための広い視点を持てる

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上の内容に似ていますが、本文全体というよりは段落などのもう少し小さなまとまりの話です。

文章には、読者によりわかってもらえるようにするために、ある程度順序が決まっています

たとえば、抽象的な文のあとには具体的に説明する文を入れる、主張を言ったらその主張を導くための論理的な説明をする、などです。

英語ではこの主張をトピックセンテンス、それを導く説明をサポートセンテンスと言ったりします。

こういった文章のまとまりを意識できるようになるためには、参考書の解説と本文を照らし合わせながら、一つずつ紐解いて理解していく必要があります。

古文・漢文

文法が違ってもいいたいことを読み取る力をつける

これは数学と現代文を合わせたような力です。

現代の日本語とは文法の「ルール」が異なりますが、そのルールに沿って解読し、全体を通して何が言いたいのかをつかむのが古文・漢文です。

この力に着目すると、英語を読んだり聞いたりするときに仮に1単語がわからなくて一文が理解できなかったとしても、全体を通して何が言いたいのか、どこが一番重要なのかを直感的に理解できるようになります。

奥ゆかしさや面白さに触れることができる

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特に古文には、日本で長い間受け継がれてきた文学作品としての奥ゆかしさがあります。

これに興味を持てるかは人それぞれですが、僕は「昔の人はこんな事を考えてこんな生活をしていたんだ」と、同じ日本人なのに全く違う人種のような気がするところに面白さを感じていました。

理科

目には見えない現象を理論的に理解できるようにする

「理科」に該当する科目では、重力、人体の仕組み、化学反応など、私達が直接目で見るだけではわからない様々な現象について学びます。

物の動きは見えても重力は目に見えません。

空中で手を離した物がなぜ落下するのかという動きを重力という概念を使って説明するのです。

こうした一般的に成り立つルールを学ぶことで、自分が物を投げたらどうなるのか、食事をするとどうなるのか、など自分の行為にも置き換えて予測することができるようになります。

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歴史

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多様性への理解が深まる

世界史では各地域の人々の宗教的な思想やバックボーンがわかり、日本史では日本が世界とどのように関わってきたのかがわかります。

近年では、人種を始めとして様々な「多様性」について議論されています。

重要なのは世界には自分と大きく異なる人間がほとんどだということです。

当たり前のことですが、これを受け入れて我慢する、というより、これを理解してみんなが暮らしやすい世界をみんなで作っていく、という考え方が大事だと考えています。

「争い」についての理解が深まる

私たちは直接「戦争」に巻き込まれたことがないので、ウクライナ戦争や外国の紛争が起きても、あまり実感が湧きにくい人が多いです

実際に過去の戦争について学ぶことで、お互いが何を求めて争い合うのかについて理解を深めることができ、「戦争」とは何か、「争い」とは何かを考えることができるようになります。

倫理、政治・経済

倫理では様々な時代の偉人の考え方に触れることができる

抽象的、哲学的な話が多く、大学受験においてはどうしても暗記勝負を担っている側面がありますが、本来は様々な考え方について学ぶことが目的だと思います。

偉人の考え方同士がぶつかったり、時代とともに変わったり、宗教とも関わったりしていますが、重要なのはそこではありません。

異なる考え方を持つ人がいることを理解し、それらが共存できるような考え方を自分なりに模索することが重要だと考えています。

社会人になるうえで知っておくべき知識を学ぶことになる

政治分野では法律の内容や国の政治のあり方などについて学び、経済分野では生きていく上で必要なお金」に関することを学びます。

これらは社会人になって日本人として、お金を使う人として生きていく上で必要な知識となります。

たしかに一票の力で国の政治を変えることはできませんが、政治に関心を持ち、自分なりの意見を持つことは大切です。

それを発信すれば少なからず同感してくれる人はいますし、そういった人が集まり多くなればその力は一票ではなくなります。

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まとめ

少し堅苦しくて長い文章になってしまいましたが、各科目を学ぶ意義、自分なりに見つかりましたでしょうか。

明確に見つけられなくても、こういった考え方を頭に入れながらまた勉強していくことで、違った見え方もできるようになるかもしれません

ここで紹介したのはあくまで一例なので、自分なりにその勉強に時間を投資する目的を考えてみて下さい

大学では基本的に自分で科目を選択して受けますが、中には必修科目といって必ず履修しなければいけないものもあります。

そこで、履修するすべての科目において「それを勉強する意味」を見出すことが大切です

100分近くの授業を十数回繰り返すのだけでも十数時間がかかりますし、そこに課題やレポートなども入ってくると、単位を取るためだけでも多くの時間を費やすことになります。

そのため、その時間を費やすことに対して、自分で何かしらの意味づけをすることで、より有意義な時間にすることができます

勉強する効率が上がって試験対策にかかる時間が短くなったり、課題により集中して取り組めるのでより早く質の高いものができたりするようになるのです。

つまり、「やらされる勉強」から「自分でやる勉強」に変わるのです。

これは高校での勉強も同じです。

どうせやるなら誰かから与えられてやるよりも、自分で目的を持ってやりたくないですか?

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