【大学紹介】群馬大学　理工学部　物質・環境類の特徴や魅力

こんにちは、武田塾蒲田校です！

この記事では、群馬大学　理工学部　電子・機械類について紹介します！

群馬大学理工学部とは…

概要

群馬大学理工学部は、化学や物理、生物を学ぶことができる、地域に根差した国公立大学です。

国公立大学であるため費用も安く、尚且つ理工学部専用キャンパスで充実した研究設備で学ぶことができます！

卒業後は、開発者や技術者、システムエンジニアなどの職に就いている方が多いです。

また、理工学部は2021年から、従来の５学科を改組し、２類８プログラムとなる予定（設置申請中）です！

これにより分野横断的な教育を強化し、IoT技術や持続可能な社会に向けた課題解決ができる人材を育成します！

学生数・男女比

2019年度時点

学生数：2,270名（うち男子1,723名、女子547名）

男女比：男子75.9％、女子24.1％

※参考：全国の理工学を学んでいる大学生の男女比：男子85％、女子15％

群馬大学理工学部は、全国平均に比べ、女子の比率が高いです！

4年間の流れ

１年次：入学後はまず「類」に所属し、教養教育、理学系基礎科目、類基礎科目などを通して幅広い知識を身に着けます。
２年次：基礎科目と専門科目を学び、２年次後期以降、自分の適性を考えながら「プログラム」を選択できます。
３年次：選択したプログラムに則り、学びを深めていきます。
４年次：卒業研究に取り組みます。

主な就職・進学先

2018年度卒業者のデータです

就職・進学率

就職：32.0％
進学：64.8％
その他：3.2％

主な就職先

ソニー、三菱電機、東芝、富士通、東京電力ホールディングス、東北電力、NTTデータ、セイコーエプソン、本田技術研究所、SUBARU、スズキ、アドバンテスト、太陽誘電、サンデンホールディングス、ファナック、楽天、ヤマハ、東芝テック、シチズン時計、日本無線、東芝デジタルソリュ－ションズ、ぐんぎんシステムサービス、西武鉄道、東日本旅客鉄道、群馬県庁など

群馬大学理工学部の魅力

群馬大学理工学部の魅力は、大きく3つあります！

1．学びに特化した充実した環境！

　　→国公立大学なので、入学費や授業料が安いです！加えて、国からの研究費が多く、理工学部専用のキャンパスがあることも魅力の一つです。研究設備が充実しており、学習環境が素晴らしいと学校内外から定評があります。

2．安定した高い就職率！

　　→就職率は毎年ほぼ100%です。研究職や開発職、各種技術職で学んだ専門知識を活かして卒業生が活躍しています！

3．女子生徒が多い！

　　→在学生の女子比率は約25％です。およそ４人に１人は女子学生です。理工学部に在籍する女子の全国平均は15%なので非常に高いことがわかります！卒業・修了後は、女性研究者や技術者として活躍しています。

群馬大学理工学部に設置されている学科/コース

【群馬大学　理工学部】

●電子・機械類

　◆機械プログラム

　◆知能制御プログラム

　◆電子情報通信プログラム

●物質・環境類

　◆応用化学プログラム

　◆食品工学プログラム

　◆材料科学プログラム

　◆化学システム工学プログラム

　◆土木環境プログラム

本日は、物質・環境類を紹介していきます！

物質・環境類とは…

概要

物質・環境類では、持続可能な社会を支えるための基礎となる化学・生物・物理を融合した科学技術を学びます。

2021年の学部改組に伴い、従来の伝統的な学術分野を背景とするプログラムに加えて、理工学の知識を基にした食品工学、化学と物理の融合した材料科学、電気と機械の融合した知能制御などのモノづくりのための情報技術を学べるプログラムがあります。

魅力

2021年度の改変に伴い最新のカリキュラムが始まります！

IoT技術や持続可能な社会といった最新の課題/研究に取り組む姿勢も魅力です！

応用化学プログラムとは…

概要

物質の合成・構造・性質に関する分野や遺伝子、生命科学分野について学びます。

化学と生物を統合した研究プログラムです。
生命現象の解明や医薬の開発などの生物科学の研究を融合した領域を学びます。
化学と生物に関する知識・理論を基盤として、新反応開発に基づく有用物質の創製、物質の構成原理と物性の解明、生命現象に関わる生理活性物質の機能解明などに携わり、国際社会で活躍する未来の技術者や研究者を育成します。

魅力

このプログラムは以下のような人にオススメです！

・生物や化学の勉強や実験が好き
・日常における様々な現象の不思議を解明したい
・世に役立つ物質がどのように作用しているのか気になる
・新しい反応を発見したい、安全で社会を豊かにする物質を開発したい
・生命の仕組み、医薬品に興味がある

食品工学プログラムとは…

概要

食品機能を科学的に理解するとともに、食品の創出に関わる生産工学を学びます

理工学系で食品の科学と工学を学べる、全国で数少ないプログラムです。
食品を科学的に理解し、これを食品開発に反映させ、さらに食品生産および海外も含めた流通に寄与できる人材を育成します。
ヒトの健康と美に配慮した食品科学、これに加え環境に配慮した食品の加工・調製・包装・流通・保存に関する知識とこれらが連携する一連のプロセスについて学びます。

魅力

このプログラムは以下のような人にオススメです！

・体に良く美味しい食品の研究開発に携わりたいと考えている人
・安全で安心な食品がどのように生産されるか気になっている人
・将来、食品や化粧品、化学工業の分野で活躍したいと考えている人
・食と健康と美との関係に興味のある人

材料科学プログラムとは…

概要

物質科学と金属工学を基軸として、材料開発に関する基礎から最先端の知識と技術を幅広く学びます。

金属・無機・有機・高分子材料の合成・物性・加工・複合化およびそれらに基づく素材・製品設計開発手法について学びます。
化学に基づく物質科学と冶金学に基づく金属工学を体系的に学修し、さらに力学系関連学を習得します。これらの知識に基づいて、広く工業材料・製品の設計開発ができる総合材料科学者及び総合材料科学エンジニアを育成します。
超スマート社会を牽引し次世代モビリティにも展開される次世代超高速通信機器、センシング機器、蓄電デバイス、エネルギー変換デバイスなどの電子通信機器及びエネルギー変換機器から、次世代輸送機器を支える新構造材料及び社会インフラ用基盤材料まで、総合型材料開発のできる人材を育成します。

魅力

このプログラムは以下のような人にオススメです！

・次世代自動車や航空機に使用される先端材料やその関連技術に興味がある。
・工業材料・製品の設計開発に興味がある。
・身近な製品や工業製品について、なぜその材料が使われているのかを知りたい。
・より便利で環境にやさしい材料を環境にやさしい方法で創り出したい。
・世の中のアレやコレは何でできているのだろう？どうしてこのような性質になるのだろう？と気になる。

化学システム工学プログラムとは…

概要

物質・エネルギーを無駄なく、クリーンに利用生産するための知識と技術を学びます。

化学反応を扱う装置や生産工程の設計法の基礎を学びます。
物質とエネルギーの移動現象・変換を量的にシステム的に学びます。
新技術に関わる物質・材料の性質や特性を学びます。
現実の社会に役立つ工学を学びます。
環境にやさしい技術を学びます。

魅力

このプログラムは以下のような人にオススメです！

・工場などにおけるモノづくりの方法に興味がある
・実際の課題を解決する技術に関心がある
・廃棄物を有用物質に変換したい
・燃料電池、蓄電池についてもっと知りたい
・環境に配慮したクリーンなエネルギーを創り出したい

土木環境プログラムとは…

概要

自然災害からの防御や社会的・経済的基盤の計画・整備・維持管理のための技術を学びます。

JABEE認定されたプログラムであり、本コース修了者は技術士第一次試験が免除されます。
地域の防災安全性の向上および自然環境との調和をはかりながら、種々の社会基盤施設を計画・設計・施工・維持管理する人材育成を目指します。
卒業後は、民間企業だけでなく、公務員としてまちづくりに関する仕事に就くこともできます。