受験相談の声

10月から間に合わせたい人へ!英語で大切な『4つの基礎』後編

 

こんにちは!

武田塾出雲校 講師のIです。

 

前回は「英語の勉強の仕方」ということで、

“英語学習の全体像”や“単語暗記の進め方”

について解説しました。

 

今回は前回の引き続きで、

英語の勉強の仕方について説明していきます!

内容としては“文法”と“英文解釈”、

そして“演習系3つの勉強法”

が今回のテーマとなります!

 

偏差値60の壁を越えられない…

時間内に終わらない…

今後どんな勉強をすればよいのか分からない…

といった悩みを持つ方必見です!

 

 

1.“4つの基礎”の具体的な勉強法

 

4つの基礎とは

単語、熟語、文法、英文解釈

のことでしたね。

今回はそのうちの“文法”“英文解釈”

について取り上げます。

(単語、熟語は前回の記事を参照してください!)

 

〇文法

英文法は非常に挫折しやすいです。

初めから分厚い問題集をこなそうとして

なかなか終わらせることができず成績が伸びない…

ということが多々あるので、苦手意識のある人は

まずは基本的な参考書から始めて、

英文法の全体像を頭の中にインストールしましょう。

 

具体的には

・大岩のいちばんはじめの英文法

71VtUBRlymL

 

・肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本

B07BF71KXV.01._SCLZZZZZZZ_SX500_

になります!

英文法は特に基礎固めが大切な分野なので、

“分かる”だけでなく“解ける”

ようになるまでしっかり取り組んでください。

 

これが終わったら

・Next Stage

61iDJeIGv6L

・Vintage

71-jv+U6WGL

などの網羅的文法書に入っていきますが、

近年は純粋な文法問題の比重が下がってきているので、

志望校であまり細かい文法問題が出ないのであれば

・全レベル問題集英文法 2

51CDitoEIGL

 

・関正生の英文法ポラリス 1

81p2YTH+bNL

といった量の少ない問題集をこなしましょう。

解説が足りないと感じる場合には

・Evergreen

71kGlFCebiL

などの講義系参考書で補ってください。

 

目標ペースとしては

「文法書1冊につき1か月」

程度が目安となります。

英文法は勉強も味気なく本当に躓く人が多いですが、

ここで停滞すると長文読解に入るのが遅くなるため、

特に集中して終わらせる意識を持ってください!

 

 

〇英文解釈

英文解釈は英文の構造を理解するための分野です。

「単語・文法の知識は付いたのに英文が読めない…」

という状態から

「知識を活用する方法を学び、短文が読める」

ようにする“精読”の段階になります。

 

武田塾のルートでは

・肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本

61L2OITKhiL

 

・入門英文解釈の技術70

81i-QcBeWaL

といった参考書を用いて、単語・文法の後に

熟語と並行して取り組んでいくことになります。

 

目標ペースは文法と同じく、

「参考書1冊につき1か月」

程度が目安となります。

英文解釈は適当にやればすぐに終わってしまいますが、

これ以降の勉強の主軸となる長文読解の基礎となるので、

各文にSVOCMを振ってそれぞれ音読・暗記

するなどして丁寧に取り組みましょう。

 

 

 

 

2.“3つの演習”の具体的な勉強法

 

単語、熟語、文法、英文解釈

の4つの基礎を無事に終えた後は

・長文読解(リーディング)

・リスニング

・英作文(ライティング)

に入っていくことになります。

 

どれも“4つの基礎”が基となる分野なので、

問題演習をしながら基礎に抜けがないか、

確認していきましょう。

曖昧な部分を発見したら必ず基礎の参考書に戻って

該当範囲を見直すようにしてください。

 

〇長文読解

長文読解は大学入試において最も配点の高い分野です。

3つの演習の中でも特に優先的に取り組みましょう。

まずは語彙レベルが低く、文字数も少ない

問題集から少しずつ継続的にこなしていきます。

 

具体的には

・レベル別英語長文問題 solution1

51vDgs-TOgL

 

・関正生の英語長文問題 ポラリス1

71+c9+3FDaL

などから始めて、その後それぞれの

2、3レベルへと進んでいくイメージです。

 

ペースとしては一日1題くらいが目安で、

復習込みで1か月に2冊程度こなせるとよいでしょう。

基本的に長文は入試当日まで

毎日最低1つは読むようにしてください。

 

また、大学入試は制限時間との闘いでもあります。

長文は問題が完答できるようになって終了ではありません。

速読力を鍛えるため、一度構造を理解した文章を

文頭からスラスラ読めるようになるまで、

何度でも繰り返し復習してください。

その際、音読やシャドーイングが非常に有効です。

 

 

〇リスニング

リスニングは個別試験で課される大学は少ないですが、

センター試験から共通テストに移行した際、

配点が50点→100点になったことで、

大学入試における重要度が上昇しました。

そのためリスニングについても

しっかりと対策していくことが必要になります。

 

リスニング専用の対策を行う場合には

・関正生の英語リスニングプラチナルール

61kNAFs9hDL

などを用いて勉強しましょう。

ペースとしては1か月程度が目安となります。

 

しかし、ただでさえ英語はあれこれ勉強する必要があり

全部こなすには時間的にも精神的にも大変なので、

リスニングは日々の勉強での訓練を

メインに据えるとよいと思います。

 

具体的には速読英熟語や英語長文問題集の

シャドーイングになります。

シャドーイングは音声に続いて音読することですが、

その際、極力音声を真似て発音するようにしましょう。

英語は日本語と違いアクセントも大切な要素なので

抑揚も意識して取り組んでください。

 

〇英作文

英作文は志望校によって出題の有無が異なるので、

事前に志望校の過去問をよく確認してください。

出題形式も

・和文英訳

・自由英作文(要約型)

・自由英作文(会話型)

・自由英作文(手紙型)

などいくつかパターンがあるので、

どのパターンで出題されているのか分析しましょう。

 

まずは短文の和文英訳から訓練していき、

その後志望校に応じて自由英作文対策を行います。

武田塾で用いられる参考書としては

・英作文ハイパートレーニング 和文英訳編

71Qj4LQqFcL

 

・英作文ハイパートレーニング 自由英作文編

71EHOsaPzdS

などが挙げられます。

 

英作文対策は後手後手になりがちなので、

リスニング同様、別の参考書を使っているうちから

訓練しておけるとよいです。

 

具体的には

・シス単をミニマルフレーズで覚える

・肘井のゼロから英文法で基本例題を暗記する

といったことです。

 

 

 

3.一言アドバイス

 

基礎が固まったらとにかく音読しまくりましょう!

1~2回やって終わりにするのではなく、

理解が不十分だと感じるときには

1度の復習で5回でも10回でも繰り返してください。

 

何も考えずとも

 How are you? や This is a pen.

が言えて理解もできるようになったのは、

何度も繰り返し口で話して耳で聞いたためです。

 

正直「音読しようね」と伝えても、

あまりやっていない生徒がたくさんいます。

英語の勉強法に悩むくらいなら、

とりあえずひたすら音読しておきましょう!

 

 

 

 

4.さいごに

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回、英語の学習内容を分類しながら解説しましたが、

本来はどれも“英語”というひとつの単元に繋がります。

文法をやっていてよく分からなかったポイントも、

「英文解釈や英作文をやっているうちに理解できた」

なんてことが多々あります。

 

1冊を完璧にしてほしいのは勿論ですが、

細かいところまで覚えようとして

「英語難しすぎ!」となって

英語に苦手意識が生まれてしまうくらいなら、

「ふんふん大体こんなもんか」

くらいに考え、英語を楽しんでもらえればと思います。

 

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