こんにちは!
武田塾和泉府中校です。
9月14日、和泉府中校で「受験応援イベント第2回」を開催しました。
今回のテーマは、「ゲーム・スマホの誘惑を断ち切れない人へ」です。

今回話を担当したのは、大阪公立大工学部の房谷先生です。
今回は、先生が一方的に話すだけではなく、生徒とも話しながら進める座談会形式で行いました。
第1回のイベントについてはこちらです。
スマホで「溶かした時間」は、あとから重く感じる
今回、房谷先生の話の中で特に印象に残ったのが、スマホに使ってしまった時間と、その後の自己嫌悪についての話です。
スマホを見ている最中は、それほど大きな問題に感じていなくても、あとになって「あの時間、勉強していたら……」と考えてしまう。
房谷先生は、スマホで無駄にしてしまった時間について、あとから自己嫌悪するくらい落ち込むことがあると話していました。
受験生にとって怖いのは、スマホを見ていた時間そのものだけではありません。
「またやってしまった」と後悔し、そのことを引きずってしまう。
だから房谷先生は、スマホを使いすぎてから反省するのではなく、使いすぎないための工夫を先に作っておくことを実践していました。

まず、自分が何時間スマホを見ているのか知る
房谷先生が紹介した方法の一つが、スクリーンタイムを確認することです。
「自分はそんなにスマホを見ていない」と思っていても、実際の使用時間を見ると、自分が想像していたより長いことがあります。
まずは、「自分がどれくらいスマホを見ているのかを自覚する」ところから始める。
さらに房谷先生は、スクリーンタイムをウィジェットにして、普段から見えるようにする方法についても話していました。
わざわざ設定画面を開かなければ見えない状態ではなく、日常的に目に入るところへ出しておく。そうすることで、自分のスマホ利用時間を意識しやすくします。
友達とスクリーンタイムを見せ合う
もう一つ紹介されたのが、友達とスクリーンタイムを見せ合う方法です。
一人で「スマホを減らそう」と思うだけではなく、友達同士で使用時間を見せ合って、「どれくらいスマホから離れられたか」を競う。
勉強時間を競うのではなく、スマホを使わなかった時間を意識する。房谷先生は、こうした友達とのやり方も紹介していました。

スクリーンタイムの暗証番号を友達に決めてもらう
さらに踏み込んだ方法として、スクリーンタイムの制限を自分だけでは解除しにくくする工夫も話していました。
アプリの使用時間に制限をかけ、その解除に必要な暗証番号を友達に決めてもらうという方法です。
自分で簡単に解除できる状態にしておくのではなく、自分以外の人を入れる。「使わない」と頭の中で決めるだけではなく、実際に使いにくい状態を作ってしまう方法です。
「母親の前では絶対にスマホを触らない」
房谷先生自身の話として、特に印象的だったのが、「母親の前では絶対にスマホを触らない」というルールです。
母親の前でスマホを触っていると、「いつまで携帯やってんの」と怒られる。
そう言われると、自分自身も気分が落ちてしまう。
だから房谷先生は、母親の前ではスマホを触らないようにしていると話していました。
これは「家族に注意してもらえばいい」という話ではありません。房谷先生自身が、スマホを使ってしまう場面を一つ減らすために決めている、自分なりのルールでした。
スマホを触りたくなったら、筋トレする
スマホを触りたくなった時の対処として、房谷先生は筋トレするという方法も話していました。
スマホを見たいと思った時に、そのままスマホへ手を伸ばすのではなく、別の行動を入れる。房谷先生の場合、その一つが運動でした。
「スマホを使わない」と考えるだけではなく、触りたくなった時に何をするかまで決めておくという具体的な工夫です。
スマホを使うなら「食事の時だけ」
一方で、スマホを完全にゼロにするという話だけではありませんでした。
房谷先生は、食事の時だけスマホを使うというように、使う場面を決める方法についても話していました。
いつでも見られる状態ではなく、「使っていい時間を決める」という考え方です。
何となくスマホを開くのではなく、使う時間と勉強する時間を分けていく。今回の話の中では、こうした具体的なルールがいくつも出てきました。
夜遅くまでスマホを見るくらいなら、寝る
夜のスマホについても話がありました。
夜遅くまでスマホを触り続けるくらいなら、寝る。
スマホを見続けて時間を使うのではなく、その日は切り上げて休む。これも、房谷先生が話していたスマホとの付き合い方の一つです。
「受験生モード」に入る
そして、今回の話はスマホの設定だけではありませんでした。
房谷先生が話していたのが、受験生モードに入るということです。
受験までの限られた期間、スマホやゲームとの付き合い方を変える。
ずっと同じ生活のままで受験を迎えるのではなく、「今は受験生なんだ」と意識して行動を変えていく。
そして、受験前の期間にスマホを我慢できたという経験は、試験当日の自信にもつながるという話もありました。
逆に、スマホに時間を使い続けたまま受験を終えると、「あの時もっとやっておけばよかった」という後悔が残る。
最初に出てきた「スマホで溶かした時間への自己嫌悪」と、最後の「受験が終わった後の後悔」はつながっています。
だからこそ、受験生の今、スマホとの距離を自分で決めることが大切だという話でした。

今回出てきた方法をまとめると
今回、房谷先生が実際に話していた内容をまとめると、次のようになります。
・スマホで使った時間をスクリーンタイムで確認する
・スクリーンタイムをウィジェットで見えるようにする
・友達とスクリーンタイムを見せ合い、減らせたか競う
・スクリーンタイムの解除用暗証番号を友達に決めてもらう
・母親の前ではスマホを触らない
・スマホを触りたくなったら運動する
・スマホを使うのは食事の時だけにする
・夜遅くまでスマホを見るくらいなら寝る
・受験生モードに入り、受験までの期間はスマホとの距離を変える
どれも「スマホは悪い」「ゲームをやめよう」という一般論ではなく、房谷先生自身の経験から出てきた具体的な話です。
特に、スマホを見た後の自己嫌悪や、母親に注意されるとさらに気分が落ちるという話は、実際に同じ経験をしている受験生にはかなり身近だったのではないでしょうか。
【校舎からの補足】和泉府中校にはスマホ預かりロッカーがあります
ここからは、房谷先生の発言ではなく、和泉府中校からの補足です。
和泉府中校では、自習中にスマホを手元から離したい生徒のために、スマホ預かりロッカーを設置しています。
「自分ではどうしても触ってしまう」という場合は、自習を始める前にスマホを預けることができます。
房谷先生の話に出てきた、スマホを使わないための工夫を、校舎でも実践できるようにしています。

「知っている」だけで終わらせず、自分の生活に入れてみる
スクリーンタイムを見る。
友達と見せ合う。
暗証番号を友達に決めてもらう。
家族の前では触らない。
運動に切り替える。
使う時間を決める。
夜はスマホを置いて寝る。
今回の座談会では、受験生がすぐ試せる具体的な工夫がたくさん出てきました。
大切なのは、「スマホを見すぎているのは分かっている」で終わらせないことです。
自分はどれくらい見ているのか。
どんな場面で触ってしまうのか。
その時間をどう減らすのか。
受験までの時間には限りがあります。
スマホを見てしまった後に後悔するのではなく、今できる工夫を一つずつ生活に入れていきましょう。
武田塾和泉府中校では、これからも受験生が「実際の受験経験から学べること」を持ち帰れる受験応援イベントを開催していきます。

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