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【過去問を解いて終わりにしない】|受験応援イベント第1回

こんにちは!

武田塾和泉府中校です。

 

9月1日、和泉府中校で「受験応援イベント第1回」を開催しました。

今回のテーマは、

「過去問を、どう使えば合格につながるのか?」です。

 

受験応援イベント1-1

これから秋に入り、志望校の過去問に取り組み始める受験生も増えてきます。

 

過去問について生徒から話を聞いていると、

「何年分やればいいですか?」
「何点取れたら大丈夫ですか?」
「まだ全然解けないんですけど、大丈夫ですか?」

と、どうしても点数や回数に意識が向きがちです。

 

もちろん、点数を確認することも大切です。

 

しかし今回のイベントで一番伝えたかったのは、過去問は「今の実力を確認するためだけのもの」ではないということでした。

 

過去問には、もっと重要な役割があります。

それは、「今の自分と志望校との間に、何が足りないのかを発見すること」です。

 

今回話した講師も、昨年まで和泉府中校の受験生でした

今回、数学・理科を中心に過去問の使い方について話したのは、現在大学1回生の諏訪原先生です。

数学・化学・物理・英語を担当しています。

 

実は諏訪原先生、昨年まで武田塾和泉府中校に通っていた受験生でした。

 

高1・高2では思うように勉強できず、高3から本格的に受験勉強を開始。

武田塾の参考書ルートを進め、基礎を固めたあと、10月から11月頃に本格的な過去問演習に入っていきました。

 

とはいえ、最初から入試問題がスラスラ解けたわけではありません。

参考書では勉強してきた。
基礎も一通りやった。

 

それなのに、「過去問になると解けない」という壁にぶつかります。

 

これは決して珍しいことではありません。

そこで諏訪原先生が受験生時代に活用したのが、「リベンジノート」でした。

 

「リベンジノート」は和泉府中校オリジナル

このリベンジノート。

武田塾全体で使っている教材ではありません。

実は、和泉府中校の講師・大谷先生の発案から生まれた、和泉府中校オリジナルの学習ツールです。

現在、和泉府中校の塾生には無料で配布しています。

受験応援イベント1-2

基本的な考え方はシンプルです。

問題を間違えたとき、「次は気をつけよう」だけで終わらせない。

①ミスを記録する
②原因を分析する
③対策を決める
④見直す
⑤その繰り返し

これがリベンジノートの基本です。

人間は意外と、「一度間違えたから、次は大丈夫」と思ってしまいます。

ところが数週間後、同じような問題でまた同じ失敗をする。

受験勉強ではよくあることです。

だからこそ、

失敗を頭の中だけに置いておかず、見える形にする。

そして、もう一度確認する。

リベンジノートは、そのための道具です。

 

問題を丸ごと書き写すノートではありません

ここは特に重要です。

リベンジノートは、間違えた問題を最初から最後まできれいに書き写す「まとめノート」ではありません。

 

今回のイベントでは、諏訪原先生が実際に受験期に使っていたノートも見せてもらいました。

そこに書かれていたのは、主に次の3種類です。

①知らなかった知識
②思いつかなかった発想・考え方
③問題文をどう見ればよかったのか

 

たとえば数学なら、「Σで困ったら、一度ばらして考えてみる」といった、自分がそのとき思いつかなかった考え方。

あるいは、「こういう形なら三角関数を利用できる」という発想。

 

受験相談イベント1-3

 

化学なら、知らなかった知識や分子の構造を、自分が分かる形で簡単にまとめる。

 

受検応援イベント1-5

英語なら、長文で知らなかった単語や、英作文で使えそうな表現を記録する。

 

大切なのは、その問題の答えを覚えることではありません。

次に似た問題が出たとき、「あ、この考え方が使えるかもしれない」と気づけるようにすることです。

 

だからノートを美しく作る必要もありません。

後から自分が見たときに、「そうだった。自分はここが分かっていなかったんだ」と思い出せれば十分です。

 

言ってみれば、リベンジノートは「過去の自分が知らなかったこと」だけを集めた、自分専用の参考書。

参考書を何冊も増やすのではなく、自分自身の失敗から参考書を一冊作っていく感覚に近いかもしれません。

 

「参考書はやったのに、過去問になると解けない」のはなぜ?

受験生から本当によく聞く言葉があります。

「参考書はやったのに、過去問になると全然解けません」

でも、ある意味では当然です。

参考書で勉強しているときは、

「今日は三角関数」
「今日は数列」
「今日は酸化還元」

というように、何を使って解く問題なのかがある程度分かった状態で問題に取り組みます。

受験応援イベント1-6

ところが実際の入試では違います。

問題を読んで、「この問題では、何を使えばいいのか」から自分で判断しなければなりません。

公式を知っている。

知識も覚えている。

それでも、「この問題で、あの知識を使えばいい」と気づかなければ解けません。

ここに、参考書学習と入試問題との間の大きな壁があります。

だから過去問では、

「○だった」
「×だった」

だけを見るのでは不十分です。

 

間違えたときに、

なぜ、この発想が出なかったのか?

何を知っていれば解けたのか?

問題文のどこに気づけばよかったのか?

と、一段深く考える。

 

この作業が、過去問演習を「ただ問題を解く時間」から「点数を伸ばす勉強」に変えていきます。

 

難しい入試問題も、分解すると見え方が変わる

今回、諏訪原先生の話の中で印象的だったのが、「過去問を噛み砕いていくと、結局は基礎的なことの集まりだったりする」という話です。

受験応援イベント1-7

難関大学の入試問題を見ると、

「こんなの思いつかない」

「自分には無理」

と感じてしまうことがあります。

 

しかし、解説を読みながら細かく分解していくと、

「この公式を知っていればよかった」

「ここで場合分けをすればよかった」

「この条件に気づけばよかった」

「この一文を正しく読めていなかった」

というように、原因が具体的になってきます。

 

つまり、「難しい問題が解けなかった」という大きな失敗のままにしない。

「自分には何が一つ足りなかったのか」まで小さく分解する。

これが過去問分析です。

 

「数学が苦手」では広すぎます。

「場合分けが必要なことに気づかなかった」まで分かれば、次にやることが見えてきます。

 

「英語が読めない」ではなく、

「この構文を取れなかった」

「この単語の意味を知らなかった」

まで分かれば、修正できます。

 

原因が具体的になれば、対策も具体的になります。

 

過去問は、いつから始めればいい?

イベントでは生徒から、「過去問って、いつぐらいから始めたらいいんですか?」という質問も出ました。

 

諏訪原先生の場合は、参考書ルートをある程度進めた後から本格的に過去問に入りました。

一つの目安として話していたのが、解けなかったとしても、解説を読めば「なるほど、そういうことか」と理解できる状態です。

 

基礎知識がほとんどない状態で過去問を大量に解いても、解説そのものが理解できません。

一方で、「まだ合格点を取れそうにないから」と、いつまでも過去問を避ける必要もありません。

 

最初から合格点を取れないことは珍しくありません。

重要なのは、最初の過去問で何点だったかではなく、その過去問から何を持って帰るか。です。

 

和泉府中校では「簡易分析シート」も活用

今回のイベントでは、過去問を解いたあとの振り返りについても話しました。

和泉府中校では、簡易分析シートも活用しています。

 

目標としていた点数と実際の点数を確認し、

「どこでつまずいたのか」

「何が足りなかったのか」

「次は何を意識するのか」

を整理します。

 

必要な内容はリベンジノートにも残していきます。

つまり、

過去問を解く

結果を見る

原因を考える

不足していた知識や発想を整理する

次の演習で試す

という流れです。

 

過去問は、たくさん解けば自動的に成績が上がるものではありません。

大切なのは、1回の過去問から何を学び、次の1点に変えられたか。

和泉府中校では、そこを大切にしています。

 

昨年の塾生が、今年は講師として後輩に伝える

今回のイベントには、もう一つ意味があったと思います。

リベンジノートを考えた大谷先生がいて、それを実際に受験生だった諏訪原先生が使い、大学に進学した今度は講師として、「自分はこう使っていたよ」と後輩たちに伝える。

単なる「勉強法」ではなく、校舎の中で受け継がれている学習方法になりつつあります。

 

ネットで検索すれば、勉強法はいくらでも出てきます。

でも、

「実際にこの時期、何をしていましたか?」

「最初の過去問は解けましたか?」

「このノート、本当に見直していましたか?」

「数学では何を書けばいいですか?」

と、その場で先輩に聞けることには別の価値があります。

 

今回もイベント終了後、実際のリベンジノートを手に取りながら質問する生徒の姿がありました。

受験応援イベント1-8

 

「勉強しているのに伸びない」と感じている人へ

受験勉強では、勉強時間を増やすことももちろん大切です。

参考書を進めることも必要です。

 

でも、勉強がある程度進んでくると、ただ量を増やすだけでは伸びにくくなる時期があります。

そのとき必要なのが、「今の自分には何が足りないのか」を正確に見つけることです。

 

分からないところを放置しない。

同じミスを繰り返さない。

失点した理由を考える。

そして、次に同じような問題が出たときには取れる状態にしておく。

地味な作業です。

 

でも受験勉強は、こうした一つ一つの修正の積み重ねです。

 

もし、

「勉強しているのに成績につながらない」

「参考書は進んだけれど、入試問題になると解けない」

「過去問をやっても、復習方法が分からない」

「志望校まで何が足りないのか分からない」

という状態なら、

勉強時間をさらに増やす前に、一度、自分の勉強の中身を点検してみてください。

 

武田塾和泉府中校では無料受験相談も実施しています。

 

無料受験相談は、入塾を前提としたものではなく、「今の勉強法で何が足りないのか」「志望校合格まで何をどの順番で進めるのか」を整理する場として案内しています。

 

「間違えた」で終われば、ただの失点。
「なぜ間違えた?」まで考えれば、次の得点になる。

 

過去問が本格化するこれからの時期。

一問一問を、合格につながる材料に変えていきましょう。

 

武田塾和泉府中校では、これからも受験生が「明日から実際に使えること」を持ち帰れる受験応援イベントを開催していきます。

 

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電話:0725-92-8767
メールアドレス:izumifuchu@takeda.tv

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