ブログ

【現役医学部生の声】大阪医科薬科大学 医学部紹介!ー医学部受験は武田塾医進館大阪校

こんにちは!
阪急大阪梅田駅から徒歩

[医歯薬獣医]医系専門
武田塾医進館大阪校です。

医進館大阪校では、現役の医学部生が講師となって皆さんの学習をサポートしています。

今回はそんな講師の中でも大阪医科薬科大学に在学している先生に実際の大学生活について聞いてみました!

入学に至るまでの受験勉強についても聞いてみたので、ぜひ読んでみてください♪

大阪医科薬科大学医学部 基本情報

大阪医科薬科大学医学部棟は大阪府高槻市にあり、大阪医科薬科大学病院に併設しています。

line_oa_chat_250917_164526

阪急高槻市駅から徒歩約5分、JR高槻駅から徒歩約10分の好立地です。

どちらを使っても京都へ約20分、大阪梅田へ約25分で行くことができます。

医学部の定員は医学科112名で、内10名が公募推薦枠として設けられています。

大阪医科薬科大学はどんな雰囲気?

大阪医科薬科大学は近畿地方の中でも大阪、京都、奈良の順に多い印象ですが、立地の都合上、中部地方出身の生徒も少なくない印象です。

コテコテの関西人というより、いろんな都道府県出身の人が集まっていると感じます。

浪数は1浪と現役が同じくらい、ついで2浪が多いですが、年齢層高めの生徒も各学年に見られます。

男女比率は約7:3、6:4程度で、男子が少し多い印象です。

生徒の人数はそこまで多くはなく、キャンパスも小さいので、自然と人と関わる機会が多くなり仲良くなるという傾向が強いです。

また、実習やセミナーなどでグループを組んで授業を行うものも多く、大学側が友達と仲良くなる機会を用意してくれています。ですので、同学年どうしの仲の良さは、他大学と比較しても良い方だと感じます。

個性強めな生徒が多く、勉強に力をいれる人、部活に力をいれる人、学外の活動に力をいれる人などがいます。みなその人の価値観を認め合っているので、雰囲気も良いです。

テスト前は過去問を学年で共有したりして助け合って勉強します。

テスト前は図書館の座席の奪い合いが行われるので、いかに早く好みの席を確保できるかという転売ヤーのような戦いが繰り広げられます。

大阪医科薬科大学ではこんな事ができる!

大阪医科薬科大学では、1年、2年次に早期体験実習という活動があります。
こちらでは併設されている大学病院の中を、職員の引率のもと見学することができます。

低学年から医療がどのように展開されているかを見ることは医師としての心構えを身に付けられると同時に、臨床医としての立ち振る舞いを直に見ることができるため、非常に有効な活動であると思っています。このあとは5年次まで病院実習はありませんので、貴重な体験となっています。

名称未設定のデザイン (3)

また、1年生の教養科目は11月で終了し、12月から骨学、1月から肉眼解剖を行います。
1年生の内から本格的な医学を勉強できるのは他大学と比べて特徴的です。

大阪医科薬科大学の生徒はそのほとんどが部活動に所属しており、西医体と呼ばれる、西日本の医学生が集まる大きな大会に向けて気合を入れるという名目で派手髪にする生徒が散見されます。
西医体のためという口実があるため、自由に色を染めることができるので、まれにバケモノが生まれることも一つの風物詩です。

勉強について、この大学は他の大学よりも留年の人数が少ないです。
これは生徒が真面目というわけではありません。試験対策で過去問を先輩が共有してくれるツールがあるため、それをつかって突破しているということです。
先生もやさしい人が多いため、勉強をしっかりやれば結果が出るような試験が多いので安心です。

大阪医科薬科大学の利点として、土日が固定で休みであるということです。
固定で休みということから、いろんな個人の活動に力を入れることができます。
医学以外で自由に好きなことができることはかなり嬉しいことなのではないでしょうか。

課外活動について

大阪医科薬科大学の課外活動としては主に部活動が挙げられます。これはどこの医学部でも同じだと思います。

大阪医科薬科大学にはさわらぎキャンパスという、高槻高校に隣接された体育館とグラウンド、テニスコートがあるキャンパスがあります。
ここでさまざまな部活がだいたい一部活週2~4回練習を行っています。

部活の練習のハードさはまちまちで、ゆるくやっている部活や西医体で優秀成績を収めて全医体に出場するため頑張る部活もあります。

大阪医科薬科大学医学部棟は看護学部棟と近接していて、部活には看護学部の女子も所属しています。

部活動の利点としては先輩とのつながりができることです。テストの情報だったり、バイトなど、学業以外のことも先輩から学ぶことができます。医学部を卒業して医師になったあと、病院を選ぶ際にコネクションとして大事になったりもします。

将来に関わってくる要素として最も大事なのが部活になるかもしれません。どの部活もOBとの関わりは保証されているので部活に入れば安心ということですね♪

入学してから苦労したことは?

私が苦労したこととしては、やはり「肉眼解剖」ですね...

大阪医科薬科大学は近年カリキュラムが変更され、肉眼解剖が1年生から始まることになりました。
その変更が私の代からだったのですが、1年生の教養科目からのギャップの差がすごく、とんでもなく必死だったのを今でも覚えています。

教養科目の場合、だいたい17時に講義が終わっていましたが、肉眼解剖の場合、昼の13時から解剖が始まって、早くても18時、遅くなると19時まで残って解剖をしなければなりません。

医学を舐めていたわけではないのですが、教養科目からのギャップから心も体もへとへとで、寝る→講義→解剖→寝るを永遠と繰り返してました。

解剖が終わった2週間後にはテストが待ち構えており、その難易度が教養科目に比べて格段と跳ね上がっており、大学受験生のころ並みに勉強したのを覚えています。そして再試にかかったのはまた別の機会で...

ということで肉眼解剖はとても苦労しましたが、乗り越えた先にはしっかりと明るい未来が待っていましたので歯を食いしばって頑張って下さい。

入学前とのギャップは?

入学前は頭でっかちの人ばかりで、勉強も毎日こなさないと医学部はついていけないと思っていました。

しかし入ってみると、個性豊かな人たちで、ふつうの人たちが多く、勉強もテスト前に計画性をもって対策すればこなせるものでした。

受験生のころは、医学部を高く、大きなものとして捉えがちではありますが、実際はそうでもないというのを伝えたいです。

医学部に入って良かったこと

価値観が広がったことです。

先ほど述べましたが、私は医学部というものを志が高い人たちばかりがいて自分には釣り合わない学部と勝手に評価していました。しかし、入ってみると全く違うことに驚かされました。
周りにいる人間は個性豊かで、医学以外の自分のやりたいことに没頭する姿や、他者の価値観を互いに認め合う姿を見て、自分のこれまで生きてきて築き上げた価値観がどれほど狭義的なモノだったのかに気づかされました。

また、医学部生だからと言って医学に対する姿勢を高く持ち続けられる人が多いわけではなく、幾度となく迫るテストに心を打ち砕かれて後悔を何度もしながら、医者としての素養を友達と助け合って身につけていく人が多いことを知って、医師になる人の中にも自分のような人もいることを知れました。

さまざまな価値観に出会うことができるのはもちろん医学部特有のものではありませんが、私が入って良かったと思えるのは間違いなく価値観が広がったことだと思います。

 

大阪医科薬科大学を選んだ理由は?

ストレート卒業率と医師国家試験の合格率、立地と偏差値です。これはぜひ参考にしていただきたいです。

私は2浪して医学部受験に臨みました。医学部受験生で多浪している人は多いです。さらに医学部は6年生の学部であるため、周りの同級生は働いている年齢なのに、自分はまだ大学に通っているという状況はかなり起こりうるでしょう。

浪人をして、かつ留年までしてしまうと、せっかくの人生の絶頂期である20代をさらに棒に振ってしまうという考えがあったため、留年だけは避けたいと思っていました。

そこでストレート卒業率と国試の合格率を見て、留年者数が例年低く、高い国試合格率を誇るこの大学を受ける候補に入れました。

次に、立地を見てみました。その理由として、医学部は閉鎖的な環境で、いろんな人と出会うことができないと価値観は広がらないし、最後の学生生活で、思いっきりいろんなことをやれるのが最後なのに、立地が良くないとやりたいこともできず、学びたいことも学べないと考えたからです。
見てみるととても好立地だったため、この大学を受けようと決めました。

最後に偏差値です。偏差値を見て私はここをチャレンジ校として位置づけました。私の学力でぎりぎり手が届きそうな大学だったからです。
しかし、国立と違って私立医学部では問題傾向の相性や過去問演習次第で逆転が起こりえます。
ですので、出願先を決める際は抑えとチャレンジ校を組み合わせると良いです。

この決め方で、私は国立も私立も決めました。受験生に特に参考にしていただきたいです。

受験勉強中に気を付けたこと・特に頑張ったこと

勉強の習慣化です。「この日はチートデー」「今日はちょっとやったからいいや」ではなく、「必ずこの時間からこの時間は自習室に残る」と決めて持続し、頭で決めずとも勝手に残っているという状況を目指しました。

1週間ぐらいはきついですが、それを過ぎてから習慣化できると気づいてからは、音読や単語などの継続しないと意味がない勉強を習慣化することができるようになりました。私は北九州の予備校に通っていたので、自然と勉強の習慣が付けられたのかもしれません(笑)

また、復習には力を入れました。自分はもう脳が若くないと悟ってから、エビングハウスの忘却曲線に則り、当日、1日後、1週間後のペースで全ての問題に対し、3回の復習を行いました。

「先生の講義を完全に理解して、復習でそれを自分の中に落とし込める」を繰り返した結果、着実に問題が解けるようになりました。

勉強の「質」とよく言われるのは、先生の講義の理解の差と、復習の解像度だと考えて、集中して勉強に励みました。

受験生に向けてのメッセージ

医学部合格はとてつもない時間をかけて勉強しなければなりません。

勉強の途中で、「本当に医者になりたいのかな」と思う人もいるかもしれません。

私はその考えは必要だと思います。

大学受験はあなたの意志でやっています。誰も強制させて大学受験させているわけではないです。

あなたが医学部でいいのかなと疑問に感じたなら、もう一度将来への道を考えても良いと思います。

ただ、医学部はそんなに医師への志や解像度が高い人たちばかりではないということだけは覚えておいて欲しいです。

結果、もう一度医学部に行きたいと思ったならば、その気持ちを大切にして、勉強に励んでください。違う学部に行きたいと思ったならば、その道に集中して、後悔しないよう全力で取り組んでください。

私は何度も自問自答しながら医学部に入りましたが、今となっては後悔はないです。

自分で決めた未来に後悔はありません。ぜひ頑張って勉強に取り組んでください。応援しています。

最後に

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

武田塾医進館では今回紹介したような勉強法のお話やオススメ参考書のこと、さらに入塾のご相談までを、無料の「受験相談」にて承っております。

自宅での学習法、受験への悩み、科目の相談……
果ては、進学するかどうか悩んでいるというお悩みまで。

どんなことでも、お気軽にご相談ください。

多くの方とお話しできることを楽しみにしております。

 

無料受験相談

逆転合格専門 医学部予備校【武田塾医進館大阪校】

〒530-0012
大阪府大阪市北区芝田1丁目4-14
芝田町ビル 4階

(阪急梅田駅より徒歩3分)

(大阪メトロ梅田駅より徒歩8分)

(JR大阪駅より徒歩10分)

Tel : 06-6486-9331

Mail: i_osaka@takeda.tv

関連記事

【現役医学部生の声】大阪大学紹介!ー医学部受験は武田塾医進館大阪校

こんにちは!阪急大阪梅田駅から徒歩2分 [医歯薬獣医]医系専門武田塾医進館大阪校です。 医進館大阪校では、現役の医学部生が講師となって皆さんの学習をサポートしています。 今回はそんな講師の中でも大阪大 ..

【現役医学部生の声】兵庫医科大学紹介!ー医学部受験は武田塾医進館大阪校

こんにちは!阪急大阪梅田駅から徒歩2分 [医歯薬獣医]医系専門武田塾医進館大阪校です。 医進館大阪校では、現役の医学部生が講師となって皆さんの学習をサポートしています。 今回はそんな講師の中でも兵庫医 ..

【現役医学部生の声】近畿大学紹介!ー医学部受験は武田塾医進館大阪校

こんにちは!阪急大阪梅田駅から徒歩2分 [医歯薬獣医]医系専門武田塾医進館大阪校です。 医進館大阪校では、現役の医学部生が講師となって皆さんの学習をサポートしています。 今回はそんな講師の中でも近畿大 ..

【現役医学部生の声】奈良県立医科大学紹介!ー医学部受験は武田塾医進館大阪校

こんにちは!阪急大阪梅田駅から徒歩2分 [医歯薬獣医]医系専門武田塾医進館大阪校です。 医進館大阪校では、現役の医学部生が講師となって皆さんの学習をサポートしています。 今回はそんな講師の中でも奈良県 ..