皆さん、こんにちは。
武田塾防府校です。
今回は現代文の読解のポイントについて「共通テスト編」と「二次試験編」に分けて解説していきます!
共通テストの読解
評論
まず基本的に共通テストの本文の文章量が多いです。
なおかつ現代文2つの文章と、古文1つの文章、漢文1つの文章、計4つの文章を読み解答しないといけないので
時間も相当タイトになってきます。そんな評論に対して2つのステップを踏みながら問題を解いていきます。
1. 細かい部分ではなく、文の全体像を追う
2. 最後に文章と回答を照らし合わせて読む。
詳しく説明していきます。
1. 細かい部分ではなく、文の全体像を追いながら読む
現代文において、大切なのは「じっくり読みすぎない」です。
じっくり読み細かい部分を把握したところで、回答するときに、それらの細かいものを覚えていないでしょう。
だからこそ時間をかけて細かい部分をじっくり読んでも、あまり効率的で効果的な読み方とは言えません。
じゃあどうすれば良いのかというと、文の全体像を捉えるということなんです。
文の全体像のみに集中してください。
頭の使い方の参考にしてほしいのは「現代文にアクセス」です。この現代文にアクセスの解説(もう少しザックリでもオッケー)を頭の中でやるイメージです。これをすれば、
2. 最後に文章と選択肢を照らし合わせて読む
全体像を把握した後は、丁寧に文章と選択肢を照らし合わせて読みます。
そもそも全体像を捉える文章の読み方をすると相当時間に余裕ができます。
その中で照らし合わせる時間が必然的に長くなるので、正答率が上がるということになります。
よく国語は点数が安定しないという人がいますが、試験時間を有効に使い、丁寧に回答していくことが出きれば、点数を安定させることができます。
小説
次に小説についてです。
基本的にはこの2つのステップ
1. 細かい部分ではなく、文の全体像を追う
2. 最後に文章と回答を照らし合わせて読む。
を踏みながら読解していきますが、もう一つ小説において大事なポイントがあります。それは「感情」です。
小説における「感情」
小説の選択肢は感情を捉えていないと回答できないものが所々出てきます。
なので読解のステップを踏みながら+αで「感情」を捉える必要があります。
具体的には感情表現にマークして読むと良いでしょう。
二次試験の読解
読解のやり方は一貫している!?
はい、そうです。読解のやり方は変えなくてオッケーです。
しかし、二次試験においては文自体が難解なことが多いので、少し文章を読むスピードが落ちることがあると思いますが、基本的には
1. 細かい部分ではなく、文の全体像を追う
2. 最後に文章と回答を照らし合わせて読む。
をやれば大丈夫です。
記述が苦手!?
二次試験においてやっぱり「記述が難しい!!」というのをよく聞きます。
難しい点は大きく分けて二つ
1. そもそも記述をどうやれば良いか分からない。
2. 記述をどこから抜き出せばいいか分からない。
に分けられるのではないかと思います。
では、この2点について詳しく見ていきましょう。
実は簡単!?記述のやり方
記述のやり方は決まっています。それは「ほぼ抜き出し」です。
「え!噓でしょ!?」と思われた方も多いかもしれませんが本当です!!
自分の言葉はいりません。文章の中にある語句をそのまま抜き出したら点数がもらえます。
なぜそう言えるかというと、丸を付けるか付けないかは文章の中にある語句を解答者が書けているかで決まるからです。
逆に×の付けようがないんです。
なので記述の中には自分なりの言葉は入れず、接続詞や文章の並びの構成は必要な時に工夫しながら、語句はそのまま抜き出すというやり方で回答していきましょう。
この時点でだいぶ記述へのハードルは低くなりますね!
記述をどこから抜き出せばいいか分からない
では、次にその語句を抜き出すポイントを見極めるコツですが、これは読解のやり方である
細かい部分ではなく、文の全体像を追う が効果を発揮します。
それはなぜかというと、全体像を把握することによって、要約してある部分や、ポイントとポイントの繋がりが分かりやすくなるからです。
この全体像を捉え、余った時間を丁寧にこなせば間違いなく安定して的確な答案を提出しやすくなるでしょう。
まとめ
これまでの説明の中で分かったと思いますが、やはり
1. 細かい部分ではなく、文の全体像を追う
2. 最後に文章と回答を照らし合わせて読む。
が重要ですので、日々訓練していきましょう!
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