こんにちは！
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大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 保土ヶ谷校」です！！
今回は日本史・世界史が伸びない受験生の特徴4選を解説していきます。
皆さん、日本史・世界史は暗記で何とかなると思っていませんか？
とにかく色んな用語を暗記しておけば、入試は大丈夫だと考えていませんか？
しかし、その考えのままでは、いつか伸び悩みが来てしまいます。
暗記量が多いゆえに日本史・世界史は暗記がメインだと間違いやすいですが、歴史科目で一番大切なことは他にあります。
そこで、このブログでは誤った勉強法と正しい勉強法の両方を解説しています。
これから本格的に日本史・世界史に取り掛かる受験生が多いと思うので、ぜひ参考にしてみてください！
通史を終わらせるのが遅い
日本史・世界史がなかなか伸びない原因で一番多いのが、通史が終わっていないことです。
学校や予備校の授業では、基本的に1年間で通史を終わらせるカリキュラムになっています。
そのため、そのペースで勉強していると、いつまで経っても通史が終わらなくなってしまいます。
しかし、歴史科目はできるだけ通史を早く終わらせるようにしましょう！
なぜ通史を早く進めるべきか、2つ理由を紹介していきます。
全体像が掴めない
通史が中々終わらないと、歴史の全体像を掴むことができません。
そうすると、先が見えない勉強を続けることになり、モチベーションにも大きく影響してきます。
例えば、ゴールが分からないままマラソンをするよりも、あと何キロでゴールするかわかっているマラソンの方が精神的に楽ですよね？
それと同じで、歴史も全体像が分かっているといないのでは、理解とモチベーションの面で大きく変わってきます。
始めの部分を忘れてしまう
学校や予備校のペースで通史を進めていると、どうしても前半に学んだ内容が抜けていってしまいます。
そのため、通史が終わる頃には、最初に学んだ内容をほとんど忘れています。
そうなると、また最初の部分を勉強し直す必要があるため、非常に効率が悪くなってしまいます。
なので、通史は短期間で1周してしまい、何度も復習しましょう。
いきなり細かい知識を覚えようとする
学校や予備校の授業をベースに歴史を進めていると、基礎から応用までを同時に扱うため、後回しにすべき知識も暗記してしまいます。
そうすると、通史を進めるスピードが遅くなってしまい、結果的に通史を終わらせるのが遅くなってしまいます。
前章にも繋がる話ですが、まずは細かい知識を省いて、基本的な事項を優先的に勉強していきましょう。
また、一問一答を日本史・世界史の参考書として始める人がいますが、まずは講義系参考書から始めていき、共通テストレベルの知識が身についてから一問一答に入りましょう。
用語の暗記ばかりしている
歴史科目はストーリーを捉えることが一番大切ですが、用語の暗記にばかり目がいってしまい、一問一答型の勉強法になってしまう人がいます。
ただ知識を詰め込んでいても、その中身や過程、他の知識とのつながりを説明できていなければ、通史を理解することはできません。
もちろん、一問一答型の勉強法は直前期に知識を詰め込む際は有効ですが、歴史科目を始めたての状態ではむしろ逆効果になってしまいます。
なので、まずはその人物がいつ・何をした人か、その出来事がいつ起こり・どうなったかを説明できるようにしましょう。
そのためにも、講義系参考書を必ず使いましょう。
日本史選択の方は「金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本」、世界史選択の方は「きめる！共通テスト世界史」もしくは、内容が濃くなりますが「茂木誠の世界史Bが面白いほどわかる本」がおすすめです。
講義系参考書は前の章でも言ったように、通史は早く1周させた方が良いため、短期間で一気に読んでしまいましょう。
また、講義系参考書をやるにあたって、ぜひ実践して欲しい勉強法があります。
それは白紙勉強法です。
白紙勉強法とは、何も見ずに時の権力者を書いていき、それぞれの権力者がやったことを書き加えて自力で年表を書くという勉強法です。
この時、あまり細かいことは書けなくても構わないので、大まかな歴史の外観を書けるようにしておきましょう。
また、世界史選択の場合は年表を作るだけではなく、地図を作るのも良いと思います。
講義系参考書をただ読むだけでは、本当に理解できているかどうか怪しいと思います。
なので、白紙勉強法で自分の理解力を確かめてみてください！
アウトプットを全くしない
日本史・世界史は暗記科目だ、と聞いたことがあったり、今もそう考えている人がいるのではないでしょうか。
実際、他の教科と比較すると、日本史・世界史の暗記量はかなり多いため、暗記科目であるように思えます。
しかし、用語を暗記するだけでは歴史科目で得点を稼ぐことは難しいでしょう。
というのも、入試問題の多くは、時代の流れを理解していなければ答えられない問題が出題されるからです。
共通テストや私大入試では、必ず時代の並び替え問題が出題されています。
国公立の記述問題は特に流れの理解が求められています。
なので、ただ一問一答などで用語を暗記するだけではなく、必ずアウトプットをしましょう。
特に、一度通史を学んだ後には、センター試験の過去問や日大レベルの過去問を解いてみましょう。
通史が正しく理解できていれば、初見でも7割以上取れると思います。
しかし、知識が断片的で歴史のストーリーが掴めていない人は、あまり点数が芳しくないと思います。
なので、自分の理解力を計るためにも、アウトプットは欠かさないようにしましょう。
まとめ
今回は日本史・世界史が伸びない受験生の特徴4選を解説してきました。
正しい勉強法ができていれば、歴史のストーリーが見えてくるはずです。
ただ単に暗記するよりも、ストーリーを追っていく勉強の方が格段に楽しいと思います。
ぜひ、今回紹介した勉強法を活用してみてください！
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