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【大学受験】受験生の志望校から見る2024年の入試動向!

こんにちは!

 

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大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 保土ヶ谷校」です!!

 

 

今回は2024年の大学入試動向について解説します。

 

2月に入り、大学入試が各校続々と始まりました。

 

近年は大学入試改革が進み、共通テストはもちろん、私立大学の入試形式も年々変化しています。

そのうえ、来年度には新課程入試も控えているため、今年の入試動向は現高1・2生が志望校や受験対策を立てるために有効なデータになります。

 

受験は情報を多く持っている方が有利なので、早いうちから自分の入試戦略を立て始めてみましょう。

 

 

 

入試動向2024

今回の入試動向は今年度受験生の模試結果を基に作成されています。

そのため、より詳細な入試動向については3月以降にもう一度確認しておきましょう。

 

私立大学

私立大学の入試は、私立専願国公立受験者とで大きく分かれてきています。

と言うのも、私立入試にも共通テスト利用や併用型が増えてきたため、私立専願が共通テスト型の入試を避ける傾向にあるからです。

 

センター試験と比較して、共通テストは対策にかかる時間が増えてきています。

例えば、数学は私大と比べて設問の文章量がかなり多い上に、設問の設定があまり馴染みのないものになっていますし、日本史は資料の読み取り問題が多くなっています。

そのため、共通テストで高得点を狙うためには、私大の対策時間を削らなければいけません。

 

なので、私立専願の場合、共通テストを受験しないか、受験したとしても試しに受けるだけ、という受験生が増加し、反対に、国公立受験者は共通テストを積極的に利用して私大を受験する傾向になっています。

 

一般入試は受かりやすい!?

近年、指定校推薦総合選抜型が人気となり、一般受験前に大学を決める傾向があります。

そのため、相対的に一般入試を選ぶ受験生が少なくなり、競争率が減少傾向にあります。

もちろん、入試の難易度は競争率だけでは判断できませんが、それでも以前よりも一般入試は受かりやすいと言えます。

 

早稲田大学

早稲田は政治経済学部で共通テストが必須になったことに加え、来年度からは人間科学部でも共通テスト中心の入試形式になっています。

そのため、早稲田大学が第一志望の人は共通テスト対策も念頭に置いて受験計画を立てた方が良いでしょう。

 

MARCH

MARCHの中でも、共通テスト併用型の立教大学と青山学院大学は受験者が減少傾向にあります。

 

一方、共通テストを必要としない明治大学・中央大学・法政大学の受験者は増えてきています。

 

前年の受験者数と比べると多少少なくなっている大学・学部もありますが、それでもMARCHでこの3大学の人気は高まっています。

そのため、以前まではMARCHを幅広く受験する人が多かったですが、今後は明治・中央・法政立教・青学とで受験者が分かれるのではないかと考えられます。

 

日東駒専・産近甲龍

日東駒専と産近甲龍は、以前と比べて比較的受かりやすい大学になっています。

英検利用が盛んになっていることや受験者数が減っていることなど、原因は様々あると思いますが、戦略をしっかり立てて、必要な勉強をしていれば十分合格できます。

 

後期入試が狙い目

私大の後期入試は倍率が高く、難易度の高いものでした。

 

しかし、私大の合格者定員が規制されたことを背景に、前期入試で減らした定員を後期入試で補う傾向になってきました。

そのため、後期入試の難易度が比較的低くなっています。

 

特に国公立受験者にとって、後期の共通テスト利用入試はかなり狙い目です。

 

共通テスト方式を導入している大学も増えているので、受験の選択肢として考えておくといいでしょう。

 

 

国公立大学

国公立大学は以前と比べて入試動向にあまり変化がありません。

来年度に新課程を控えていますが、経過措置として浪人生は別のテストを受験できるため、共通テスト導入時のような変動は見られませんでした。

 

若干の変化として、九州大学や北海道大学のように地方の国公立大学の志願者が減り、一橋大学や東京工業大学のような首都圏の大学が人気になっています。

そのため、国公立志望の高1・2年生は、地方の国公立も視野に入れてみるのもいいでしょう。

 

 

まとめ

今回は2024年の入試動向について解説してきました。

 

大きな変化としては、共通テストによって私大志望と国公立志望とで入試戦略がかなり異なってきていることです。

 

そのため、私大志望であれば共通テスト対策よりも私大の対策に集中する方が賢明でしょう。

反対に、国公立志望であれば共通テスト対策に力を注いで、共通テスト利用や併用型を積極的に利用していきましょう。

 

私立・国公立に関わらず、早めに受験戦略を立てて、ライバルより一歩先に進みましょう!

 

冒頭にも述べた通り、より詳細な入試動向については、今年度の入試が終わり次第調べてみてください!

 

以下の動画もぜひご覧ください!

 

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