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大学の偏差値、必ずその通りとは限りません。注意する場合とは?

こんにちは。武田塾日吉校です。

先々週の記事で、大学の偏差値ランクは、

前年の模試と入試のデータから割り出した予想

であることを説明しました。

ですが、この大学のランク予想は予想なので、

必ず当たるということではなく、当てにならない場合もあります。

今日は、このことを説明します。

よければ、前の記事を一読してから、

このあとを読んでもらうと、わかりやすいと思います。

 

大学の事情が変わると、

新設と改組

まず、大学の新設、学部学科の新設または改編です。

この場合、前年の入試結果がないわけで、

合格者の分布も不合格者の分布も作れず、通常の予想ができません。

模試の志願動向既存の他学部の偏差値から予想していると思われますが、

それも推測なので何とも言えません。

特に、大学の新設は???です。

大学1

改編の場合は、入口が変わりますが、

元もとその学科はあったわけですから、元もとのデータがあり、

だいたい ふつうの予想ができると思います。

 

定員の増減

それと、定員の増減には要注意です。

近年、文部科学省の定員厳正化政策(実質的な全体定員の減少)により、

特に都市部の私大文系の偏差値に大きな影響が出ているので、

これはわかると思います。

びっくりする人 女

ただ、定員が減れば必ず難しくなるかというと、これははっきりしません。

それを見て避ける人が増えれば、

例年通りに落ち着くこともあるでしょうし、

逆に少しやさしくなることもあり得ます。

 

定員増の場合も同様で、

これで簡単になったと安易に考えると、

あとで痛い目に遭うかもしれません。

これはねらい目と思う人が意外に多く、

思った通りにならない場合があるでしょう。

自分が考えることは人も考えている

ということだと思います。

 

とにかく、両方の場合を含めて、

定員の増減があると、不確かな面があるということは言えるでしょう。

 

大学の場所が変わると、

次に、移転です。

所在地は、大学選びの重要な要素ですね。

このところ、郊外にある私立大学が都心へ移転する話をよく聞きます。

いつからか はっきりしませんが、

10年ぐらい前には既に見られる傾向でした。

 

今後の移転計画で、おそらく目玉となるのは、

関東では、中央大学の法学部が2023年度から文京区に移転、

関西では、立命館大学の映像学部と情報理工学部が大阪の茨木市に移転、

でしょうか。

 

武田塾日吉校の近隣では、

神奈川大学が移転します(しました)。

神奈川大学は、東横線の白楽駅の近くにある、

と思っている人が多いと思いますが、

平塚市にキャンパスがある、

経営学部理学部がありました。

が、経営学部を今年4月から みなとみらいキャンパスに移転し、

理学部を2023年度から白楽キャンパスに移転します。

引っ越し

交通の便がよくなると、

実際に通える人が増えるし、イメージ的にも上昇するしで、

志願者は増えると予想されます。

こうなれば、ランクが上がると見た方がいいでしょう。

 

入試日程にも注意!

他に、意外に影響があり、且つ読めないのは入試日程の変更です。

例年、かつての大学入試センター試験と現在の共通テストは、

1月中頃の土日の実施と決まってますが、

それ以外の各大学の入試日は、曜日に関係なく日にちが固定されています。

 

特に、2月の前半は、毎日多くの大学が入試を実施しています。

同日試験日の大学が増えても減っても、

偏差値が大きく離れているなら、さほど影響ないと思いますが、

難易度が近いと どちらを受けるかの選択になるので、

志願者の増減が発生します。

カレンダー1

ですから、自分が受ける大学に注意するのは当然ですが、

自分の受験する大学に変更がなくても、

特に偏差値と所在地が近い他大学の動向は影響されます。

受験生は、ふつう他の大学のことまで気にしてないと思いますが、

実は注意が必要です。

元もと同日だった大学が他の日に変わった場合など、特に注意です。

 

地方会場の新設廃止

地方から東京に出てきて宿泊しながら連日受験をするのは、

なかなか大変なものがあります。

そんな事情を考慮してか、

全国の主要都市でも試験会場を設けている大学が けっこうあります。

この会場の設置状況が、

志願動向も影響することも考えられます。

試験会場

全国10会場が11会場になったぐらいでは、

あまり影響ないかと思いますが、

地方会場設置に積極的じゃなかった大学が、

急に地方展開を始めると、受験者の増加が考えられます。

こういう例は、最近聞きませんが、あったら注意ですね。

 

受験科目の変更

これも次第によっては、けっこうな影響がある場合があります。

受験科目が増える減るで、志願動向が変わることは十分考えられるので、要注意です。

2021年度の入試で話題になったのは、

早稲田大学の政治経済学部が、数学ⅠAを必修化したことでしょう。

私大トップの大学の いわゆる看板学部が、

他の大学にはないことを独自で進めたわけですから、かなりの出来事です。

 

例外的な要因

名称変更

2021~22年にかけては聞いていませんが、

大学、学部が名称を変えることがあります。

前段の学部の改編ではなく、改編も含めた大学名の変更です。

この場合、難易度変化が読めませんが、

名称変更に成功して難易度を上げた大学はあります。

 

事件など

あと、特殊な例ですが、大学の不祥事があると影響します。

最近で思い当たるのは日本大学でしょうか。

現在はほぼないと思いますが、翌年は、確かに影響がありました。

 

こちらも、今ほとんど影響ないと思いますが、

東日本震災、福島第一原子力発電所事故の翌年、

東北大学は難易度を落としてました。

 

感染症

これは説明は要らないかもしれません。

受験のために宿泊が必要な受験生は、

長く東京や大阪に留まっているのが不安ということがあるでしょう。

おじいさん、おばあさんと同居の人なら、なお心配になりますね。

消毒

そういう場合、どうしても受けたい大学、確実に受かる大学など、

必要最小限の大学だけ受けて他は省略し、それ以上受けるなら、

日帰りできるところに地方会場を設置している大学の中から選ぶ、

とか、

全体に受験する回数を減らして、背伸びをせず確実なところを中心に受ける

2月の入試を減らし、共通テスト利用入試で多く出願する、

といったことはあるでしょう。

 

その他、偏差値に関すること

偏差値がない場合

偏差値評価は、英語、数学等の学科試験で出しているもので、

実技面接は、模試がないので偏差値がありませんし、

小論文総合問題も、模試では得点を出していますが、

偏差値はつけていません。

 

なので、小論文だけの入試だと偏差値がなく、

英語と総合問題の入試だと、その偏差値は英語だけの数字です。

これだと、偏差値で合格可能性を計るのは難しいです。

 

F ランクまたは BF

最後に、BFランクについてです。

BFをBoy Friend(s)という説があるそうですが、違いますよ。

Border Free です。

前の記事で説明したように、

大学の偏差値は、合格者数と不合格者数の均衡する偏差値ですが、

不合格者がいない或いは極端に少ないために統計的に有意な数値が得られず、

均衡点が不明で、実際には受けたら皆合格ということです。

合格通知

結局、偏差値が低い大学に多いわけですが、

芸術や体育などの学科で配点が実技重視だと、

偏差値の上位から下位に不合格者が散らばることがあり、

こういった場合にもBF現象が見られます。

 

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