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【古文対策!!】古文の助動詞の勉強のポイントとおすすめの参考書!

皆さんこんにちは!

橋本駅から徒歩2分、相模原市の予備校 武田塾橋本校す!

 

はじめに!

文系の人はほとんどの人が必要な科目である「古典」に苦手意識をもつ人は多いのではないでしょうか。

現代人が使っている言葉とは、違いが多く、苦戦する科目であり、その上覚えないといけないことも盛りだくさんです。その中でも、古典文法の助動詞は暗記量が多く、苦手意識をもつ人が多いと思います。

そこで、今回はみなさんに古典文法のなかの「助動詞の勉強方法」についてお伝えします。

助動詞は、暗記する事項が多く、なかなか手を付けにくいものです。

そこで、助動詞を勉強するときのコツや参考書を紹介します。助動詞の正しい勉強方法を身に付けましょう!!

 

古典文法の助動詞で覚えるべき4つのポイント

助動詞を勉強するときに意識してほしい、覚えてほしいポイントが4つあります。

①意味

②接続

③活用

④意味の使い分け

 

①意味

1つ目のポイントは、助動詞の意味を覚えることです。助動詞の意味を覚えることは、学校の授業でもやっていることが多いです。

たとえば、助動詞「り」は、完了・存続の意味があります。

その他の助動詞も、まずは意味を暗記していきましょう。

 

②接続

2つ目のポイントは「接続」です。

接続とは、助動詞が動詞や形容詞のうしろにくっつくことです。

くっつくときに、助動詞は直前の動詞や形容詞のかたちを変えてしまいます。

動詞や形容詞のうしろに助動詞をくっつけたければ、助動詞の種類にあわせて動詞や形容詞のかたちを変えなければならないということです。例を示しておきます。

動詞+助動詞

読ま(未然形)+ず (未然形接続) 読まない(打消し)

読み(連用形)+けり(連用形接続) 読んだ(過去)

読む(終止形)+べし(終止形接続) 読みなさい(命令)

読め(已然形)+り (已然形接続) 読んだ(完了)

 

③活用

3つ目のポイントは「活用」です。

活用とは、言葉のかたちが変わることです。

例えば、「笑う」という動詞があったとして、「笑う」という形だけでは文章の中で意味が通らなくなることがあります。

「笑う」という動詞を否定したいとき「笑うない」とは書きませんよね。「笑う」を否定するときは「笑わない」ですよね。「笑う」が「笑わ」に変化しています。これが活用です。

例の通り「笑う」という形一つだけでは、様々な文章のなかでは意味が通らなくなってしまいます。そこで、文章の意味が通るように言葉を変化(活用)させるのです。

「活用」とは文章の中で言葉が変化することを確認しました。

次は「活用形」を理解していきましょう。

古典文法では、6種類に活用(変化)します。

未然形 (~ず)  まだ事実になっていない状態を表す・・・「笑はず」

連用形 (~て)  用言に連なる形・・・「笑ひて」

終止形 (~。)  文が終わって止まる形・・・「笑ふ。」 

連体形 (~とき)  体言(名詞)に連なる形・・・「笑ふとき」

已然形 (~ども)  すでに事実になっている状態を表す・・・「笑へども」

命令形 (~せよ)  命令するときの形・・・「笑へ」

 

④意味の使い分けと識別

①意味②接続③活用の3つは、学校でも、小テストや定期テストで出題されるので、勉強している人は多いと思います。

しかし、4つ目のポイントである、意味の使い分けはあまり扱われておらず、盲点になりがちです。

たとえば、「助動詞:る・らる」の意味は、「受け身・尊敬・自発・可能」です。これを覚えている人は多いと思います。

しかし、入試のゴールは、助動詞を暗記することではなく、古文の文章を読むことです。したがって、助動詞の意味を覚えただけではなくて、その助動詞がその箇所ではどのような意味なのかを見分けないといけません。参考書で勉強するときには、見分けるために必要な知識を意識しながら学習してください。

さらに、「識別できるようになる」ことも重要です。違うテーマ同士が交わったときに同じ言葉でも見分ける必要が出てきます。

どういうことかを「なむ」を使って説明したいと思います。

「なむ」には助動詞以外にもさまざまな用法があります。

・係助詞「なむ」

・願望の終助詞「なむ」

・完了の助動詞「な」+推量の助動詞「む」

・ナ変活用動詞の未然形+推量の助動詞「む」

このとおり、「なむ」だけでもこれだけの意味があります。

これを識別する必要があるので、、これも併せて学習する必要があります。

助動詞単体で勉強するのではなく、他の古典文法の用法も意識してください。

どの文法テーマが扱われているのかを識別までできるようになることが大切です!!

古文

 

古典文法のおすすめ参考書!

古典文法のおすすめ参考書を紹介します。一度本屋さんで見てみるなどして、自分に合った参考書を選んで学習してください。

基本的に、講義系参考書を読み込んでから、問題演習に取り組みましょう。

 

古典文法のおすすめ講義系参考書

まず、古典文法の講義系参考書を紹介します。

『富井の古典文法をはじめからていねいに』『望月光 古典文法講義の実況中継』の2冊がおすすめです。富井の参考書は簡潔にまとまっていて、望月の参考書はより深く詳細に説明が書いてあります。

どちらを使うのかという基準は、

国公立・早慶は『望月光 古典文法講義の実況中継』

MARCH・関関同立以下であれば、『富井の古典文法をはじめからていねいに』です。

 

古典文法のおすすめ問題集

『やさしくわかりやすい古典文法』

『ステップアップノート30』

『古典文法 スピードインプット』

問題集も実際に本屋さんで手に取って自分に合う問題集を選んで取り組んでください。

特におすすめの問題集は『やさしくわかりやすい古典文法』です。

『やさしくわかりやすい古典文法』の各ページ上半分には覚えるべき文法事項をまとめた「ここを覚えよう」というコーナーがあります。ここは、よくまとまっていて勉強しやすいです。その上側を正確に暗記することができれば、たいていの文法問題は解けるようになります。

 

まとめ!!

今回は古文の助動詞の勉強のポイントとおすすめの参考書についてお話していきました!

古典文法の助動詞を覚える4つのポイントは、意味・接続・活用と特に意味の使い分けと識別が重要です!!テーマごとの識別も合わせてできるようになろう!!

 

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