こんにちは。「授業をしない」
逆転合格専門塾武田塾福岡校の平川です！
皆さんは2025年に実施される共通テストが
大きな変更を迎える事はご存知でしょうか？
変更の目玉はやはり
「情報Ⅰ」の追加でしょう
生徒さんの中には
「情報の対策って何したら良いの？」
「どんな内容なのか分からない！」
といった不安を持つ人も多いでしょう
そこで今回は
情報Ⅰがどのような科目なのか
どんな対策が必要なのかをまとめました！
是非ご覧ください！
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2024年度の共通テストは何が変わるの？
令和3年度(令和4年)に初めて実施された共通テスト
ついこの間長年にわたり実施されてきたセンター試験
から共通テストに変わり、早いものでもう3年が経過
しようとしてます
そんな中で共通テストが2024年度(2025年)実施のテ
ストからまた大きな変革を迎えます！
それは大きく分けて2つ！
１・従来科目の内容の大幅な変更
２・IT人材育成を重視した「情報Ⅰ」の必修化
の2つです！
各々を見ていきましょう！
従来科目の内容の大幅な変更
まず、従来の科目の内容が変わる事になりました
変更内容は以下の通りです。
(2023-1-23,高校生新聞記事内より引用)
公民には倫理政経に公共が追加され
歴史総合、日本史探究と
歴史総合、世界史探究
地理総合、地理探究
と地歴の3科目も大きく変更する事になっています。
試験時間は1科目選択が60分
2科目選択が130分です。
数学は数学Cがカリキュラムに復活し
複素数平面とベクトルが数学Cに移行し
これらの分野が共通テストにも出題されます
数学Cの復活は実に10年ぶりとなりますが
共通テストにまで組み込まれるとは意外ですね！
数学の試験時間は数学①、数学②それぞれ70分です。
IT人材育成を重視した「情報Ⅰ」の必修化
そして変更の目玉とも言えるのはやはり
この「情報Ⅰ」の追加でしょう。
情報Ⅰの出題範囲は教育指導要領の
(1)情報社会の問題解決
(2)コミュニケーションと情報デザイン
(3)情報通信ネットワークとデータの活用
となります。
一見すると簡単な知識を問う問題のように思えますが
実際のサンプル問題はなかなか難しいものでした！
(1)の内容はITパスポートレベルの内容の理解が要求され
(2)はプログラミングを読み、設計する力が要求され
(3)は数学Ⅰのデータの分析の知識を活用する知識が要求されました
情報系の大学生や専門学生が解いても歯ごたえのある
難易度の問題がならんでました！
これらはどう対策していくのでしょうか？
ズバリ！！情報Ⅰはこう対策すべし！
少ない勉強では太刀打ちできない事が判明した情報Ⅰ
そんな科目に対応して6教科8科目をどうクリアしてい
くのでしょうか
情報技術に関心を持つ
幅広い情報の知識が問われるこの試験に対応するには
中途半端に参考書を開いても正直間に合いません
愚直に暗記するなら歴史科目1つ分の量が求められるからです
分野間の関連や興味を持って取り組む事ができないと
かなり辛い量をやらねばなりません。
この対応策はこれらの技術に関心を寄せることでしょう！
「SNSやブログでよく見るコラ画像の原理はなんだろう」
「インターネットはどういう仕組みで繋がってるのだろう」
こういった関心の一つ一つから生まれる理解が
暗記量の軽減に大きく役立ちます。
今この記事を開いているスマホやPCを動かしている
ハードウェアの技術も是非調べるようにしてみてくだ
さい！
プログラムを読む練習をする
皆さんはプログラミングと聞くとどのような印象を持
ちますか？
「難しそう」「専門知識の宝庫、一般人向けではない」
といったプログラミングに対する壁を感じていませんか？
実はプログラミングはシステムに干渉するような内容でなければ
誰でも簡単に読めるし
実際に書いて実装する事もできるのです！
プログラムと言ってもやっている事はPCへの命令です。
つまりアプリを開いたり
設定を変更して自分好みにカスタマイズしたりするのと
何も変わらないのです。
心の抵抗を乗り越えてPythonの参考書などを読んで
みましょう！
過去問を解いてみる
え！今度から新しく追加される科目に過去問があるの？
そう思われるのも仕方ないです。
実は普通科以外の高校生(工業高校や商業高校)で
数学ⅡBを履修してない生徒が
普通科の生徒と同じ様に大学受験ができるように
1997年から数学②に「情報関係基礎」という科目が
掲載されています！
「情報Ⅰ」がこの科目の後継になりますが
この2科目は基本的に違う科目なので
傾向の把握や直接的な対策としては使えませんが
自分のレベル感や知識の定着を測るには
十分の最高の教材です！
(更にチャレンジする人へ)スマホでプログラミング
今のスマホは高性能な機種が多く
実際にプログラムを実行できたり
アプリの開発ができたり様々な機能があります
パソコンでプログラミングするよりも使い勝手が
悪い部分があるかもしれませんが
自宅にパソコンが無い生徒さんで
プログラミングをやってみたいなら
一度は試す価値はあると思います！
また、最近はスマホで簡単に
プログラミングの勉強ができるサービスの充実してい
ます！
これらを試してみてもいいかもしれません！
(もっと挑戦する人へ！)ITパスポートや基本情報技術者試験の問題を解いてみる
上記の3つがしっかりできているなら
あとは教科書を読んで暗記を固めるようにするだけで
本番で十分に点数が取れます！
ここから先は大学でも情報技術を学ぶ生徒さんや
この科目をきっかけに情報技術に興味が湧いた生徒さんに向けた内容です
ここまで意識高く勉強できる生徒さんは是非とも
「ITパスポート」や「基本情報技術者試験」
の受験を視野に入れて見てください！
これらの資格は国家資格で情報技術に携わる
技術者なら持っておきたい資格になります！
履歴書にも堂々と書ける資格です！
是非チャレンジしてみてください！
まとめ
いかがでしょうか。
今回は共通テストで追加される情報Ⅰがどのようなも
のか見ていきました！
プログラミングができると有利な内容が多くなってい
るため「機械オンチだから不安で仕方ない！」
そう思ってる生徒さんもいらっしゃるのではない
でしょうか？
でも大丈夫です！
情報技術を学ぶ上で大事なのは
「センスや才能」ではなく
「強い知的好奇心と遊び心」です！
ドンドンチャレンジしていきましょう！
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