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さて、今回は山梨大学の英語の試験について記事を書いてみたいと思います。
一次試験である共通テストでは山梨大学すべての学部で英語が課されています。山梨大学の多くの学部は英語と国語の配点が200点、選択科目が100点という学部が多いです。
なお、医学部だけ英語の配点が600点となっています。英語に関して言えば、そこまで露骨な傾斜配点は医学部を除きありません。
ですが、配点が同じ国語と比べると英語のほうが安定して点が取れますので取れるだけ取っておくことが大切です。
ちなみに、この記事を書いている私の英語力は英検２級、TOEIC765点で、共通テストの英語リーディングは90点ですのでそれなりに信頼性はあると思います。
山梨大学の英語を利用する学部
山梨大学では、共通テストでは英語を必須としますが、文系学部が教育学部だけということもあり、医学部、生命環境、工学部では二次の個別試験では英語はいりません。
具体的に山梨大学の二次試験で英語が課されるのは
教育学部①幼少発達教育、②障害児教育、③言語教育、④生活社会教育コース
の前期試験でのみです。
一般的に国立の2次は英語が必須なところが多く知らない方もおられるのでしっかりと学校のHPをみておきましょう。
山梨大学の英語の出題傾向の分析
年によって出題傾向は異なります 大問は３題あります。
大問１、２が長文読解、大問３が与えられたテーマに沿った自由英作文となっています。
長文のテーマとして大問１は物語的文章で大問２は評論文です。
大問１の中身としては
①下線部と同じ意味の英単語を選択肢から選ぶ
②空所補充
③下線部の解釈として正しいもの
④内容正誤
⑤説明
となっています。①は英検準一級レベルの単語に下線が引いてあります。
ですが、単語の知識がなくても文脈や接頭辞・接尾辞から類推できます。
また、選択肢もあきらかにわかりやすい選択肢もありますのできちんと文章が読めれば問題ありません。
②の空所補充は文法というよりは文脈型です。文脈がプラスのことを言っているのかマイナスのことを言っているのかがわかれば解きやすくなります。
③の下線部解釈は文法的に大事なところに線が引いてあって意味を選ばせます。
④の内容正誤は文章の内容と合致するものを選ばせます。パラグラフごとの内容をとることが大切です。
⑤の内容説明は一見わかりにくそうなところに下線が引いてあって説明を求められます。
大問２は主に①和訳②説明③空所補充④下線部の意味⑤内容正誤です。
①の和訳は文法的に大事なところに下線が引いてあって和訳させられます。
ですが、基礎的な解釈を学んでれば恐れることはありません。
②の説明は先ほども書きましたが、パラグラフの内容をとることが大切です。
③の空所補充は主に単語を入れます。ですが、他の大学にあるような”形を文にあったように変えて”という指示がありません。ですので、単語をそのまま入れればいいのが楽です。
④下線部の意味は一見難しく見える見える文と同じ意味を選ばせます。
⑤は文の内容正誤です。 大問３は英語でトピックが示されてそれに対して150字程度で意見を書かされます。トピックとしては英検と同じようなトピックです。
全体としては共通テストより単語レベルが高いのできちんと単語を覚える必要があります。
山梨大学の英語の対策及び勉強法について
山梨大学の英語の対策に特別な才能や能力は必要ありません。
きちんと単語、文法、解釈、長文、作文をやれば解けるようになります。
また、単語もあれもこれもと欲張らず自分が使っている単語帳をきちんとやれば接頭辞や文脈から類推ができるようになるはずです。
ですが、基本的な単語がわからなければ類推できません。
ですので、単語はきちんと覚えましょう。
また、共通テストと同じく単独の文法問題は出題されません。
ですが、下線部訳や英作文を書く上で文法の知識は必要不可欠です。
文法をおろそかにした人の英作文には基礎的な文法ミスが散見されます。
そんなことで減点されたら悲しいですよね。ですのできちんと英文法も勉強しておきましょう。 試験時間は90分です。長文にあまり時間をかけすぎないようにしましょう。
山梨大学で英語を突破するためのおすすめ参考書
単語ですが、システム英単語<5訂版> 武田塾のルートに入っている単語帳です。
この単語帳の単語を覚えれば二次試験レベルの単語にも対応できます。
文法については、肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本 読解の上で必要となる基本的な英文法の知識を教えてくれます。
③解釈 世界一わかりやすい 英文読解の特別講座 この本は私自身が解釈のために使った本です。
英文読解の基本は「予測⇒修正」の流れです。
そのためのプロセスを具現化してくれています。
英作文では、英作文講義の実況中継 この本も実際に使いました。
前半が和文英訳、後半が自由英作文になっています。
前半の和文英訳では最初に間違った答案が出されてそれをもとに文法事項を学ぶ形式になっています。
後半は自由英作文の「型」を教えてくれます。
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