大学受験を控えるなかで、「資格は取っておくべき?」「英検などの資格があると有利になる?」と気になっている高校生も多いのではないでしょうか。
大学受験で資格取得は必須ではありませんが、大学や入試方式によっては加点・得点換算・試験の免除などの優遇を受けられ、推薦入試では調査書に書ける資格が評価される場合もあります。
本記事では、一般選抜・推薦入試別におすすめの資格を紹介するとともに、資格の難易度やいつまでに取得すべきか、資格取得のメリットや注意点について詳しく解説します。
大学受験に資格取得は必須なのか

大学受験では、英検や漢検などの資格取得が必須というわけではありません。
資格を持っていなくても出願できる大学・入試方式は多く、まずは志望校の受験科目に必要な学力を身につけることが基本です。
ただし、大学や学部、入試方式によっては、特定の資格・検定の級やスコアが出願資格として求められるほか、加点・得点換算・一部試験の免除といった優遇を受けられる場合があるため、事前の確認が欠かせません。
一般選抜では受験科目の対策を優先する方がよい場合もありますが、総合型選抜や学校推薦型選抜では、志望分野に関連する資格の取得実績が、調査書や活動報告書などで学習意欲を示す材料になる場合があります。
そのため、大学受験に向けて取っておくべき資格を考える際は、志望校での活用方法や資格の難易度、資格取得に必要な勉強時間を確認し、普段の受験勉強と無理なく両立できるものを選ぶのがおすすめです。
大学受験で有利に働くおすすめの資格・検定

大学受験に向けて取っておくべき資格としては、英検をはじめとする英語系の検定に加え、漢検や数検、日商簿記検定、ITパスポートなどが挙げられ、志望する大学や学部によっておすすめの資格は異なります。
資格によっては出願条件を満たせるほか、試験の加点や得点換算、合否判定での優遇を受けられるため、それぞれの難易度や活用できる入試方式を確認しておくことが大切です。
ここでは、大学受験で有利になる可能性があるおすすめの資格・検定の紹介と、主に利用される5つの資格を解説しますので、取っておくべき資格を検討する際の参考にしてください。
大学受験で有利になる資格・検定一覧
| 資格・検定名 | 有利になる主な入試方式 | 主な優遇措置(メリット) |
| 実用英語技能検定(英検) | 総合型・学校推薦型・一般 | ・出願資格のクリア ・英語試験の免除 ・満点・高得点換算 ・級やスコアに応じた加点 |
| TEAP | 総合型・学校推薦型・一般(大学・学部による) | ・英語外部試験利用入試の出願資格 ・英語試験の免除 ・スコアに応じた得点換算 |
| GTEC・TOEIC・TOEFL | 総合型・学校推薦型・一般(大学・学部による) | ・出願資格のクリア ・英語試験の免除 ・スコアに応じた加点・得点換算 |
| 日本漢字能力検定(漢検) | 総合型・学校推薦型・一般(一部の大学) | ・出願資格のクリア ・級に応じた加点 ・調査書・活動実績の評価 |
| 実用数学技能検定(数検) | 主に総合型・学校推薦型 | ・出願資格のクリア ・書類選考での加点・評価 ・数学力の証明 |
| 日商簿記検定 | 主に総合型・学校推薦型 | ・出願資格のクリア ・資格に応じた加点・評価 ・奨学生・特待生制度での優遇(一部) |
| ITパスポート | 主に総合型・学校推薦型 | ・出願資格のクリア(一部) ・書類選考での加点・評価 ・大学入学後の単位認定(一部) |
| 日本語ワープロ検定 | 主に総合型・学校推薦型 | ・資格取得実績の評価 ・書類選考での加点(一部) ・面接・自己PRでのアピール |
| 情報処理検定(全商) | 主に総合型・学校推薦型 | ・専門学科・総合学科選抜の出願条件の一部 ・資格に応じた加点・評価 |
| 情報技術検定(全工) | 主に総合型・学校推薦型 | ・専門高校対象選抜での評価 ・書類選考での加点(一部) |
| ビジネス計算実務検定(全商) | 主に総合型・学校推薦型 | ・書類選考での加点・評価 ・計算力や事務処理能力の証明 |
| 計算技術検定(全工) | 主に総合型・学校推薦型 | ・書類選考での加点・評価 ・計算技術の証明 |
※資格・検定の優遇措置は大学・学部・入試方式によって異なり、すべての大学で出願資格や加点の対象となるわけではありません。
また、2027年度入試における具体的な利用条件や必要な級・スコアについては、各大学の最新の募集要項をご確認ください。
①英語系の検定|難易度:★★★★☆
大学受験に向けて取得しておきたい資格として、特におすすめなのが英検・TOEIC・TEAPなどの英語系検定です。一般選抜から総合型選抜・学校推薦型選抜まで、幅広い入試方式で活用されています。
大学によっては、指定された級やスコアを取得すると、英語の試験で加点・得点換算・一部試験の免除といった優遇を受けられるほか、英語力の証明が必要な入試方式の出願資格を満たせます。
英検の場合は2級以上を一つの目標にするのがおすすめですが、難関大学では準1級や高いCSEスコアが必要になる場合もあるため、志望校の募集要項から必要なレベルを確認しておきましょう。
また、外国語系・国際系の学部などでは、英語以外にも中国語・ドイツ語・スペイン語などの検定や語学力の証明が出願条件や評価に関係する場合があり、英語以外の資格も選択肢になります。
英検とTOEICならどちらを受けるべき?
大学受験に向けて英語資格を取得するなら、一般選抜での利用実績が多い英検がおすすめですが、志望校によってはTEAPやGTECなど、ほかの英語資格・検定試験も選択肢となります。
旺文社の調査によると、2026年の一般選抜で受験生が利用した英語外部検定は、英検が93.1%と圧倒的に多く、TEAPが3.8%、GTECが1.8%、TOEICは0.1%という結果でした。
英検・TOEIC・TEAP・IELTS・TOEFL iBT・GTECは、それぞれ試験内容やスコアの仕組み、有効期間が異なるため、取得に取り組む前に比較しておくことが重要です。
| 資格・検定 | 取得の目安 | 大学受験での注意点 |
| 英検 | 英検2級以上(CSEスコア:1950点以上) | 大学によって取得級・CSEスコア・取得時期の指定あり |
| TEAP | 225以上 | 4技能の合計点や技能別基準を確認 |
| GTEC | 930以上 | 入試利用可能なオフィシャルスコアか確認 |
| IELTS | 4.0以上 | Academicなど指定された試験形式を確認 |
| TOEFL iBT |
新スコア:3.0以上 |
2026年1月からの新スコア体系に対応 |
| TOEIC | 1,150店以上 | L&RとS&Wの両方が必要な場合あり |
※TOEICの参考スコアはL&RとS&Wの両方を用い、S&Wのスコアを2.5倍して合算した値です。
※資格自体の有効期間とは別に、大学が認める受験日・スコア取得期間が設定されている場合があります。
英検は級とCSEスコアの両方で英語力を示せるため、大学受験に向けて取っておくべき資格を探している高校生にとって、まず検討したい選択肢といえるでしょう。
一方、英検以外の資格を取得するなら、大学入試を想定して開発されたTEAPや、高校での英語学習に対応したGTECがおすすめで、志望校の出願条件や得点換算の基準に合わせて選ぶことが大切です。
TOEICも大学受験に利用できる場合はありますが、L&RとS&Wの両方のスコアが必要な大学もあるため、入試での活用を目的とするなら、まずは英検・TEAP・GTECの利用条件を比較しましょう。
②日本語漢字能力検定 2級|難易度:★★★☆☆
日本漢字能力検定(漢検)は、漢字の読み書きや語彙力を測定する資格で、大学受験に向けて取得する場合は、高校卒業・大学・一般程度の漢字力を求められる2級を一つの目標にするのがおすすめです。
漢検2級の試験では、常用漢字の読み書きに加え、四字熟語や対義語・類義語なども出題されるため、資格取得のための勉強が大学受験の国語対策にもつながります。
ただし、英語系検定と比べると活用できる入試方式は限られるため、取得を検討する際は、志望校での優遇制度と資格取得の難易度を事前に確認しておきましょう。
漢検は大学受験に有利?
漢検は英検ほど幅広い入試方式で利用できるわけではありませんが、大学や学部によっては出願条件に指定されるほか、取得した級に応じた点数加算や合否判定での優遇を受けられる場合があります。
特に総合型選抜や学校推薦型選抜では、漢検を取得した実績が学習意欲や基礎学力を示す材料になるため、調査書に書ける資格として検討する価値があるでしょう。
大学受験に向けて漢検を取得する場合は、志望校が指定する級を確認し、学習時間に余裕があれば、より上位の級を目指しておくことをおすすめします。
③実用数学技能検定 準2級~2級|難易度:★★★★☆
実用数学技能検定(数検)は、数学の計算力や応用力を測定する資格で、大学受験に向けて取っておくべき資格を探している理系志望者や、数学を得意科目にしたい高校生におすすめです。
準2級は高校1年程度の数学Ⅰ・A、2級は高校2年程度の数学Ⅱ・Bが目安となっており、資格取得に向けた勉強を通じて、大学受験に必要な数学の基礎知識や問題解決力を確認できます。
大学によっては、数検の取得級を出願条件として指定しているほか、点数加算や合否判定での優遇を受けられる場合もあるため、数学の資格を活用したい受験生は確認しておきましょう。
④日商簿記検定 2級|難易度:★★★★☆
日商簿記検定は、企業のお金の流れや会計処理に関する知識を証明できる資格で、大学受験では特に商学部・経営学部・経済学部などを志望する高校生におすすめです。
2級では商業簿記に加えて工業簿記や原価計算などを学ぶため、資格取得を通じて企業活動や会計への理解を深められ、大学入学後の専門的な学習にも役立ちます。
大学によっては、日商簿記2級以上を総合型選抜や学校推薦型選抜の出願条件に指定する場合があり、取得実績が合否判定や加点などの優遇につながるケースもあります。
ただし、日商簿記2級は一定の学習時間を必要とする資格であるため、大学受験までの残り期間や受験科目の勉強量を考慮し、取得する優先順位を決めることが大切です。
⑤ITパスポート|難易度:★★☆☆☆
ITパスポートは、ITに関する基礎知識を証明できる国家試験で、情報系学部をはじめ、経営学部や商学部などで情報技術を学びたい高校生にもおすすめの資格です。
試験では情報セキュリティやネットワーク、経営戦略など幅広い分野が出題されるため、資格取得を通じて現代社会で必要とされるITの基礎知識を身につけられます。
大学によっては、ITパスポートの合格を総合型選抜の出願条件として指定したり、調査書などの評価で加点したりする場合があり、情報分野への関心を示す材料としても活用できます。
ただし、ITパスポートを持っているだけで大学受験が有利になるわけではないため、志望校での優遇制度や資格取得に必要な時間を確認し、受験勉強との両立を考えることが重要です。
大学受験に向けて資格や検定を取得するメリット

大学受験で資格・検定を取得するメリットは、入試で優遇される可能性があるだけでなく、受験勉強や志望理由の裏付けにも活用できる点です。
ただし、活用方法は大学や入試方式によって異なるため、ここでは資格取得による主な4つのメリットを具体的に解説します。
得点加算・試験免除される
大学受験では、英検などの外部検定で所定の級やスコアを取得すると、一般選抜の得点に加算されたり、検定結果がスコアに応じた点数へ換算されたりする制度を設けている大学があります。
また、所定の条件を満たせば、当日の英語試験が免除される入試方式もあり、資格取得が受験科目の負担軽減につながる点もメリットです。
ただし、加点・得点換算・試験免除はそれぞれ異なる制度で、英検に合格しているだけでは対象とならない場合もあるため、志望する大学が指定する検定・級やCSEスコア、出願時期を確認しておきましょう。
出願資格をクリアできる
大学受験の総合型選抜などでは、特定の資格や検定の級・スコアを出願条件とする大学・学部があり、指定された基準を満たすことで、その入試方式への出願が可能になります。
例えば、英語外部試験のスコアが求められる方式や、商・経営系の学部で簿記の級を指定する方式などがあり、志望する分野に関連する資格を早いうちから取っておくべきか判断する材料になります。
ただし、出願資格を満たしても合格が保証されるわけではなく、書類審査や面接、学力試験などの評価が別に行われる場合もあるため、資格を取得した後も最後まで必要な対策を継続する姿勢が大切です。
試験勉強が受験対策になる
資格の試験勉強を通じて基礎事項を復習できるため、取得を目指す過程も大学受験の志望科目の学力向上に役立つ点がメリットです。
例えば、英検に向けた英単語・英文法・長文読解の学習は大学入試の英語対策や基礎固めにも役立ち、漢検の勉強は国語の漢字・語彙、数検の勉強は高校数学の基本事項を復習する機会になります。
ただし、資格試験と大学入試では問題形式や求められる力が異なる場合もあるため、資格取得の勉強だけで十分と考えず、志望校の過去問演習や答案作成の練習も並行して進めることが大切です。
総合型・学校推薦型選抜でのアピール材料になる
大学受験の入試方式(総合型選抜や学校推薦型選抜)によっては、取得した資格や検定を調査書・活動報告書などに記載できる場合があり、志望分野への関心や、自分が継続的に取り組んできた学習実績を示す材料になります。
例えば、外国語系の学部を志望する場合の英語資格や、情報系の学部を目指す場合のITパスポートなど、学びたい分野と関連する資格は、面接で具体的な学習経験を交えて意欲を説明する際にも役立ちます。
ただし、調査書に書ける資格でも必ず加点されるとは限らないため、評価基準を確認したうえで、取得した理由や勉強を通じて身につけた力を、志望理由や大学入学後の学びと結びつけて伝えることが重要です。
【入試形式別】資格選びのポイント

大学受験で資格を活用するには、知名度や難易度だけを基準に選ぶのではなく、志望校のどの入試方式で利用でき、どのような優遇を受けられるのかを確認する必要があります。
一般選抜では得点への反映方法を、総合型選抜・学校推薦型選抜では出願条件や志望分野との関連性を中心に、資格選びのポイントをそれぞれ解説します。
一般選抜:得点加算・換算される資格を選ぶ
大学受験において一般選抜で利用できる資格を取得するなら、英検などの検定結果による得点加算や得点換算、試験免除などの優遇措置を優先して調べ、入試の合計点でどの程度有利になるのかを比較しましょう。
同じ英語関連の資格でも、大学・学部によって必要な級やスコア、換算点数は異なり、出願できる方式や対象となる試験日が指定される場合もあるため、募集要項の確認が欠かせません。
例えば、一定のスコアを超えると英語の得点が高得点に換算される方式であれば、必要な点数と現在の実力を比べ、いつまでに取得できるかを判断するのがおすすめです。
ただし、資格取得に時間をかけるより、受験科目の対策を優先した方が合計点を伸ばせる場合もあるため、資格の取得自体を目的にせず、学習計画とのバランスを考えましょう。
総合型・推薦型選抜:志望校との関連性を優先する
総合型選抜や学校推薦型選抜といった大学受験の入試方式では、資格の難易度だけでなく、志望する学部の学びや大学が求める学生像との関連性を重視し、出願条件や評価方法も合わせて確認する必要があります。
例えば、国際系学部なら英語資格、情報系学部ならITパスポート、商学部なら簿記など、志望分野につながる資格を選べば、取得に取り組んだ理由も説明しやすくなります。
一方、調査書に書ける資格であっても必ず加点されるわけではなく、大学によっては取得級やスコアを出願資格として指定しているため、評価の対象となる条件を確認しておきましょう。
面接や志望理由書では、資格名を挙げるだけで終わらせず、勉強を通じて身につけた知識や経験を入学後の学びにどう活かしたいかまで整理しておくと、説得力が増します。
大学受験における資格取得の注意点

大学受験に向けて資格や検定を取得する際は、試験に合格することだけを目標にせず、出願までのスケジュールや成績の利用条件、普段の受験勉強への影響も考えておく必要があります。
特に、資格取得にかかる時間や費用は受験計画にも関わるため、志望校での優遇内容を確認したうえで、無理なく取り組めるかを判断しましょう。
出願書類の提出期限に間に合うように計画を立てる
大学受験で資格や検定を利用する場合は、出願書類の提出期限から逆算し、試験の申込日や実施日だけでなく、合否・スコアの発表日、必要な証明書の発行時期まで確認しておきましょう。
例えば、英検などの資格・検定は受験後すぐに結果が判明するとは限らず、出願直前に受験すると、必要な級やスコアを取得できても書類の提出に間に合わないおそれがあります。
また、目標に届かなかった場合の再受験も考慮し、複数の試験日程を確認して余裕のある計画を立てておくと、出願直前に慌てる事態を避けられるのでおすすめです。
有効期限が切れていないか確認する
資格自体に有効期限がなくても、大学側が入試に利用できる級やスコアについて、受験した時期や成績証明書の発行日などに条件を設けている場合があります。
例えば、英検は合格資格そのものに有効期限がありませんが、大学受験では特定の期間内に受験した成績だけを認める方式もあるため、取得時期によっては利用できません。
英語外部試験など資格の種類によってはスコア自体の有効期限もあるため、高校1・2年生のときに取得した成績を使う場合は、志望校の募集要項と試験実施団体の案内を照合しましょう。
資格取得の勉強に時間を取られ過ぎないようにする
資格取得に向けた勉強に時間をかけ過ぎると、本来優先すべき受験科目の対策が遅れ、結果として志望校合格から遠ざかってしまう可能性があります。
また、検定には受験料がかかるほか、問題集の購入や会場までの交通費が必要になる場合もあり、目標の級・スコアに届かず再受験すれば、その分の費用も増えます。
特に高校3年生は受験科目の学習や過去問演習が本格化するため、資格取得で得られる優遇と、資格試験に必要な勉強時間・費用を比較して取捨選択することが大切です。
高校1・2年生のうちに取得できる資格は早めに準備し、高校3年生では出願条件を満たすために必要な検定などを優先しておくと、大学受験の勉強との両立を図りやすくなります。
受験勉強と資格取得を両立したいなら武田塾!

大学受験に向けて英検などの資格取得を目指していても、受験科目との勉強を両立できるか不安に感じたり、限られた時間の中で何を優先すべきか迷ったりする高校生も多いのではないでしょうか。
武田塾では、大学受験対策はもちろん、英検などの資格取得対策にも力を入れており、参考書を使った自学自習の進め方や、一人ひとりの学力に合わせた学習計画づくりをサポートしています。
志望校の入試方式や現在の学力、資格取得までの期間を踏まえて学習の優先順位を整理し、日々の勉強の進捗を確認しながら、大学受験と資格取得の両立を目指せる点が武田塾の特徴です。
「英検を取得したいけれど受験勉強も不安」「資格取得と受験科目の勉強をどう両立すればよいかわからない」という方は、ぜひ武田塾の無料受験相談で学習の進め方を相談してみてください。
資格取得に関するよくある質問

大学受験に向けて資格や検定の取得を考えている方のなかには、いつまでに取得すべきか、受験勉強とどちらを優先するべきかなど、疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、資格取得を検討している高校生からよくある4つの質問について、入試方式ごとの違いや具体的な大学の優遇例を交えながら回答します。
いつまでに資格を取得しておくべき?
大学受験で資格や検定を利用する場合は、志望校の出願期限までに必要な級やスコアを取得し、指定された成績証明書を提出できるように準備しておく必要があります。
資格の種類によって試験日程や結果発表までの期間が異なるため、高校1・2年生のうちから計画的に取り組み、可能であれば高校3年生になる前に取得しておくと安心です。
ただし、大学によっては成績の取得時期に条件を設けているため、早く取得すればよいとは限らず、出願に利用できる期間も確認したうえで受験時期を決めましょう。
受験勉強と資格取得のどちらを優先するべき?
大学受験のための勉強と資格取得のどちらを優先するべきかは志望校の入試方式によって異なりますが、一般選抜を中心に受験する場合は、基本的に受験科目の勉強を優先しましょう。
一方、資格の取得が出願条件になっていたり、得点加算や試験免除などの優遇を受けられたりする場合は、必要な級・スコアを取得するための勉強時間を確保する価値があります。
特に高校3年生は受験本番までの時間が限られるため、資格取得による優遇と必要な学習時間を比較し、志望校の合格につながる勉強を優先して取り組むことが大切です。
一般入試で受験する場合も資格はあった方がいい?
大学受験の入試方式の中でも、一般選抜では英検などの資格がなくても受験できる大学が多く、資格の有無だけで合否が決まるわけではないため、資格取得が必要とは言い切れません。
一方で、総合型選抜や学校推薦型選抜では資格の取得実績が出願条件や評価材料となる大学・学科があり、一般選抜でも英語の得点換算・加点や試験免除などの優遇を受けられる場合があります。
志望校の募集要項を確認しても資格を活用できる制度がない場合は、無理に新しい資格の取得を目指さず、受験科目の基礎固めや過去問演習を優先する方が合格につながるでしょう。
英検などの資格を持っていると優遇される大学は?
大学受験で英検やGTEC、TEAPなどの英語資格・検定試験を利用できる大学としては、国公立の千葉大学・金沢大学・広島大学、私立の早稲田大学・学習院大学・神田外語大学・亜細亜大学などがあります。
河合塾の調査によると、2027年度の一般選抜では全国350以上の大学が英語資格・検定試験を採用しており、MARCH・日東駒専・関関同立の一部も対象です。
資格を活用することで、出願条件を満たせるほか、英語試験の得点換算・加点や試験免除などの優遇を受けられる場合があります。
ただし、利用できる検定の種類や必要な級・スコア、優遇内容は大学・学部・入試方式によって異なるため、志望校の最新の募集要項を確認しておきましょう。
計画に余裕をもって資格・検定にチャレンジしよう!|まとめ
大学受験に資格取得は必須ではありませんが、英検や漢検などの資格・検定の取得で大学や入試方式によっては出願条件を満たせたり、得点加算・試験免除などの優遇を受けられたりする場合があります。
一般選抜では得点換算や加点などの優遇内容を募集要項で確認する、総合型選抜や学校推薦型選抜では志望分野との関連性も考慮するなど、自分の受験方式に合った資格を選ぶことが大切です。
また、資格取得に向けた勉強に時間をかけ過ぎないよう注意し、志望校の募集要項で必要な級・スコアや提出期限を確認したうえで、受験科目の学習と両立できる計画を立てましょう。
資格取得そのものを目的にするのではなく、志望校合格にどう役立つかを見極めながら、時間に余裕をもって自分に合った資格・検定にチャレンジしてみてください。
