【講師による大学紹介】法政大学ってどんなところ？

こんにちは！

JR京浜東北線・埼京線など赤羽駅より徒歩5分、東京メトロ南北線赤羽岩淵駅より徒歩6分
自称”日本一賑やかな校舎””最も武田塾を体現した校舎”である赤羽校。講師の土谷です！

さて、今回のテーマは「講師が通う大学紹介」です！

このコロナ禍でオープンキャンパスに行けなかったりと、なかなか十分に大学の情報を得られず四苦八苦している学生も多いかと思います。
大学ホームページにも書いていないような情報まで盛りだくさんなので、ぜひ見ていってください！

法政大学

法政大学の歴史は、1880年に東京法学社として建学されたところから始まります。
当時設立に関わっていた人物の多くがフランスの法学者、ボアソナードの門下生でした。そのため、今でもボアソナードの名前を冠した建物がシンボルとしてあります。
設立当初からキャンパスの移転が数回あり、現在は市ヶ谷、多摩、小金井にキャンパスが存在しています。
学部数は全て合わせて15学部。そのほか通信教育部、大学院13研究科などを持つ総合大学となっています。
部活動やスポーツも盛んで、侍ジャパン監督の稲葉篤紀さんや、サッカー日本代表の上田綾世さんなどを輩出しています。

キャンパス別学部紹介

市ヶ谷キャンパス

法学部…法律学科、政治学科、国際政治学科の３学科に分かれています。
法律学や政治学はもちろん、現代的な問題に対する課題解決能力を身につけることができます。
また、他学科の科目も履修することが可能なので幅広い分野を学ぶことができます。

文学部…哲学、日本文学、英米文学、史学、地理、心理学科の6学科に分かれています。
一般講義のほかに、様々な業界で活躍する先輩の声を聴く機会が充実しており、就活の際には良い指針になること間違いなしです。

経営学部…経営、経営戦略、市場経営学科の3学科に分かれています。
各学科においてマーケティングや会計等の経営に必要なスキルを深く学ぶことができます。
少人数教育にも力を入れているため、より濃密な勉強ができることでしょう。

国際文化学部…こちらは学科制ではなく、情報文化、表象文化、言語文化、国際社会の４つからなるコース制をとっています。
このコース選択は２年進級時に行い、定員制ではなく希望制のため自分が選択したコースで学ぶことができます。

人間環境学部…歴史や科学など、学部の垣根を超えた総合的な知識を得ることができます。
また、企業やNPO、NGOと連携したフィールドスタディ等実際に様々なことを経験できる機会も充実しています。

キャリアデザイン学部…人生設計や働き方、生き方について深く学ぶことができます。
自身の人生をデザインするだけでなく、人の人生をデザインする専門家を育てることを目標の一つとしています。
教育分野等でのキャリアアドバイスに役立つと思います。

デザイン工学部…建築、都市デザイン工、システムデザイン学科の３学科に分かれています。
学生の中では建築関係を志望する人が多いようです。

GIS(グローバル教養学部)…全授業を英語で行うという特色を持っています。
法政の中でも入試難易度が高く、授業も少人数制を徹底するなどしています。
グローバルな学部ということもあり、留学制度が非常に充実しています。

多摩キャンパス

経済学部…経済、国際経済、現代ビジネス学科の３学科に分かれています。
経済学の基礎から応用までを幅広く学ぶことができます。
またSAという経済学部独自の留学システムがあり、英語力を磨きたい方にもおすすめです。

社会学部…社会政策、社会、メディア社会の３学科に分かれています。
ゼミや演習でのフィールドワークを重視しており、チームワークやコミュニケーション能力などを磨いていくことができます。

現代福祉学部…福祉コミュニティ、臨床心理学科の２学科に分かれています。
地域社会のコミュニティリーダーを養成することを目標として掲げており、それに根差した多様な講義を受けることができます。

スポーツ健康学部…こちらも学科制ではなく、ヘルスデザイン、スポーツビジネス、スポーツコーチングの３コースに分かれています。
スポーツ関連の設備も非常に充実しており、自分のなりたい将来に合わせてコースを選択することができます。

小金井キャンパス

情報科学部…プログラミングやデジタルセキュリティなどの最先端技術を学ぶことができます。

理工学部…機械工学、電気電子工学、応用情報工学、経営システム工学、創生科学科の５学科に分かれています。
問題解決型の参加型授業を行っているため、主体的に知識を身につけることができます。
また、設備も非常に充実しています。

生命科学部…生命機能、環境応用化学、応用植物科学科の３学科に分かれています。
３学科共通の専門基礎科目を利用して、幅広い分野を学ぶことができます。

実際に行ってみた

市ヶ谷キャンパス

とにかくキレイ！
最近も新しい校舎が完成したため、より校舎の充実度も増したかと思います。
私は高所恐怖症なので、上に高いビルキャンパスを見るとぞわっとします。
しかし、友達に聞いたところ高い階層の部屋はあまり使わないそう。

最寄りは市ヶ谷駅。
駅からキャンパスも近いので、通いやすさは抜群だと思います。

学生運動が盛んなことで昔から有名(今はそれほどでもないですが)なので色々な意味で騒がしい所はあるかもしれませんね。

多摩キャンパス

私が普段通っているキャンパスです。
非常に緑が多く、静かな雰囲気が私は大好きです。
冬はめちゃくちゃ寒いですけどね。

最寄駅はめじろ台、西八王子、相原駅と３つありますが、どれも通学のためにバスを使います。
一度歩いて行ったことがあるのですが死ぬほどキツかったです。絶対バスを使いましょう。
ただこのバスが非常に混むというのが難点です。

都心からのアクセスの悪さというネックはありますが、今はほとんどの授業がオンラインなのでその点はあまり気になりません。
１人暮らしの学生は他のキャンパスに比べて多いかもしれませんね。

小金井キャンパス

このキャンパスには受験の際に行きましたね。
ここも非常にきれいな作りで、講義室がどのキャンパスよりもきれいだった気がします。

理系専門のキャンパスということもあり、凄そうな研究設備があることは素人の私にもわかりました。

最寄りは小金井駅なのですが、歩くと少し時間がかかるかなという印象。
あまり遊べるようなところもなかったので、そこだけは少し不便かなという印象です。

超個人的アドバイス！

学部がおかれているキャンパスは要確認！

これはあるあるなのですが、経済学部は市ヶ谷キャンパスだと思ったら多摩だったという勘違い。
私も受験に受かってから気づきました。
今はオンライン授業の影響でキャンパスに行く機会もほとんどないのですが、都心から多摩まで毎日通うのはなかなかに根気が必要です。
しかも朝から１限がある時にはかなり早起きをしなくてはなりません。
かといって一人暮らしをしても、現在のようなオンライン授業がメインになってしまうという事態もあります。
そのため、キャンパスの場所というのは自分が考えている以上に慎重に選んだ方がいいかもしれません。

クラス分けテストは手を抜くな！

入学した直後に始まるのが、英語などのクラス分けを決めるためのテスト。
成績が良い順にクラスが振り分けられていきます。

ここでよくささやかれるのが、「下のクラスに入れば授業も課題も楽」ということです。
この話に引っ張られて、わざとテストの出来を低くする人が毎回多くいます。
しかし、下のクラスは自分が想像している以上に学生の環境が悪いです。
私は上のクラスに入れたのですが、特段課題が多いと感じたことはありませんでした。
高いレベルの生徒に囲まれることで、自分ももっとやらなければなという気持ちも持つことができました。

そのため、クラス分けテストでは自分が出せる最大限の力を出していきましょう。