やるからには「現役合格」を目指しましょう！
こんにちは！武田塾八尾校講師のK（京都大学大学院工学研究科）です！
間もなく新年度が始まってしまいますが、新受験生の皆さんはそろそろしっかり気持ちを切り替えて勉強に取り組めているでしょうか？
頭ではわかっていても、なかなかまだ身が入り切らないという人も多いかもしれませんね。
皆さんの多くにとって受験勉強は、つらくて、やりたくないものだと思います。
しかし、「高校を卒業してそのまま就職する」という選択肢もある一方で、「大学に進学する」と決めたからには、この１年間はしんどくても頑張り続けなければなりません。
皆さんにとっての受験の一番の成功の形はなんでしょうか？
当然、「第一志望の大学に現役で合格すること」ですよね。
今年１年を頑張り切ることが出来なければ、納得のいかないような大学に進学することになってしまうかもしれませんし、ましてや浪人する必要が出てくるかもしれません。
ただでさえ辛い受験勉強をもう１年続ける必要があるくらいなら、どれだけ辛くても今全力で努力して、今年一発で合格を掴み取る方が長期的に見れば圧倒的に楽ですし、幸せなはずです。
というわけで今回の記事では新受験生の皆さんに向けて、「現役合格」をする上で重要なポイントをいくつか紹介していきたいと思います！
それではいきましょう！
①１年間気持ちを切らさない！
まずは１点目、「１年間気持ちを切らさずに頑張り続けること」です。
当たり前のことだと感じる人も多いと思いますが、これが現役合格を達成するうえで最も重要で、かつ最も難しいことになります。
特に高３生にとっては、１年間の中に最後の行事などもたくさん含まれており、「気持ちが切れるタイミング」というのがどうしても何回かは出てきてしまうことでしょう。
「今は部活を頑張りたい」、「学校行事があるから今は受験勉強は少し休もう」というように、気持ちがブレてしまうことは仕方がないことだとは思います。
しかしそこで、完全に中だるみして気持ちを切らしてしまってはいけません。
１００％とまではいかなくとも、７０～８０％くらいは受験勉強への意識を残しておいて、完全に０にすることのないようにすることが重要です。
「切れた」気持ちをもう一度元に戻すのはかなり大変ですが、「緩んだ」気持ちをもう一度引き締めるくらいならすぐにできる人も多いでしょう。
今後何度も気持ちが切れかける時が来るとは思いますが、絶対に「０にはしない！」
このことだけをしっかり頭に入れてこれからの受験勉強に取り組んでいきましょう！
②眠気対策と体力づくり
そして２点目が「眠気対策」と「体力づくり」に関してです。
現役生は毎日学校に行く必要がある都合上、浪人生と比べて朝も早いことが多いですし、部活がまだ続く人にとっては朝練や放課後錬に疲れてしまって眠気に襲われるという人は非常に多いと思います。
毎日授業も５～６時間受けつつ、自分の受験勉強にもしっかり取り組むだけの元気があるかどうか、これは現役合格を目指すうえで非常に重要になってきます。
受験は「学力」で乗り切るものと考えていた人もいるかもしれませんが、むしろ、毎日コンスタントに体調に気を付けつつ自分の勉強を進めていけるだけの「体力」の方が重要と言っても過言ではありません。
学校で出来る眠気対策の例としては
①教室にずっといるのではなく廊下に出てリフレッシュする
②思い切って５～２０分ぐらい仮眠をとる
などが考えられます。
なるべく眠気に負けないためにも、体力をつけるためにも、普段の生活から健康には気を付けて、「しっかり寝る」、「しっかり食べる」を心掛けるようにしてください！
夜中まで必死に勉強するのが悪いとは言いませんが、体調を崩してしまっては元も子もありません。
生活リズムを整えて、頭も体も気持ちもスッキリさせて勉強に臨んだ方が、必ず効率よく学力を伸ばしていけるはずですよ！
③学校の勉強と受験勉強との両立
では最後に、「学校の勉強と受験勉強との両立」についてです。
学校の勉強が受験勉強に役立つ場合とそうでない場合があり、自分がしたい勉強と学校でやらなければならない勉強が嚙み合わない場合というのは今後必ず出てくることでしょう。
１つ言っておきたいのは、「学校の勉強が１番大切だと思う必要はない」ということです。
本当に自分に今必要なことがあるのなら、私個人としては内職をしてしまってもいいという考えです。
（ただし、あまり露骨にやりすぎると印象が悪いのでなるべくはバレないようにしましょうね！）
そうはいっても、「学校の勉強を全くしないような人間が受験に合格できるわけがない」というのもまた事実だと思います。
あくまで優先順位の付け方は個人の判断にお任せしますが、学校の勉強をおろそかにしすぎるということもないように気を付けましょう。
特に高３の定期テストなんかはどれだけ頑張るかは迷いどころだと思いますが、僕個人の意見としては「迷うぐらいなら全力でやっとけ」です。
定期テストで高得点を目指してしっかり勉強した時間は必ず受験にも活かせますし、大学に入ってもテスト勉強というのは幾度となくやってきます。
（むしろ、単位がかかってきて高校時代以上にテストの重みがやばいので、高校時代から定期テストにしっかり取り組む習慣をつけておく、というのはのちのち必ず役に立ちます。）
現役合格を目指すなら、受験勉強をする上での戦略をしっかり立てて、必要な科目を適切に取捨選択することが必要になります。
学校の勉強を捨てて受験勉強だけをするのも良くないし、かと言って学校の勉強を真面目にし過ぎて受験勉強がおろそかになってしまうのも良くありません。
決して「現役合格」を適当に勉強してれば達成できるものなどとは思わず、しっかりと戦略を練った上で「本当に自分の必要なこと」に適切に取り組むようにしていきましょう！
まとめ
さて今回は、新受験生の皆さんに向けて、「現役合格」を達成するうえでのポイントについていくつか紹介していきましたがいかがだったでしょうか。
今回の重要な点をまとめると、
①気持ちが緩むことはあっても、絶対に受験勉強への意識を完全に切らしてしまうタイミングを作らない！
②普段から健康的な生活を意識して、受験勉強を乗り切れるだけの体力を養う！
③本当にやるべきことを取捨選択しつつ、学校の勉強も受験勉強も両立できるように適切な戦略を練る！
の３点です。
自分自身も現役合格を達成した身ではありますが、胸を張れるほど余裕で合格したわけでもなく、本当にギリギリの合格だったからこそ分かります。
「現役合格」をする上では「運」の要素も間違いなく重要になってきます。
しかし、自分を当落線上の実力まで持っていけた時に、その運を引き寄せることが出来るかどうかは全て、本番までの努力にかかっていることでしょう。
もう一度言いますが、「現役合格は難しい」です。
筆者以上に頑張っていた友達ですら本番の出来に恵まれずに不合格になってしまった例も何人も見てきました。
これから本格的に受験勉強を始める皆さんも、決して受験を舐めることなく、全力で現役合格を目指してこの１年間頑張りぬいてくださいね！
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