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ベストな休憩時間は〇分!?効率的な休憩で勉強の集中力を高めよう!

休憩、ちゃんと取りましょうね!

こんにちは!武田塾八尾校講師のK(京都大学大学院工学研究科)です!

 

ついに11月に入りましたね!

受験生の皆さんもかなり「受験」というものが現実味を帯びてきて、気が気でない日々を過ごしていることかと思います。

 

もしかしたらかなり詰めた勉強計画になってしまっていて、夜寝るときくらいしか十分に休めていない...という人もいるのではないでしょうか。

あるいはまだまだ身が入り切らず、なんとなく勉強してなんとなく休憩して...を繰り返してしまっている人もまたいるかと思います。

 

たしかに「休憩」というのはなかなかうまくとるのが難しくて、あまり休み過ぎるとそのまま集中力が切れてだれてしまいますし、かといって短くても十分な休息になっておらず結局集中力が回復しないということも考えられます。

 

すなわち、「適切な」休憩時間を計画的に設定することが大事になってくるのですが、「15分休めばOK!」というように一概に言い切れるものでもありません。

どのタイミングでどれだけ休むべきかは「人による」というのが結論にはなるのですが、それだと結局皆さんがどう休憩を取るのがベストなのか何もわかりませんよね。

 

というわけで今回は、休憩時間の「考え方」について、いくつかのパターンを想定しながらご紹介したいと思います!

普段から休憩の取り方で悩んでいる人は、是非見ていってください!

 

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①休憩のパターンについて

まずは前提として「休憩の取り方」には大きく分けて次の2つのパターンがあります。

「計画的に休憩を取るタイプ」「無計画に休憩を取るタイプ」ですね。

 

もちろんどっちにしなければいけないというものではなく、それぞれに良い点・悪い点がございますので、それぞれのパターンをどのように使いこなしていくかについてお話したいと思います。

まずは「計画的」なパターンから考えていきましょう。

例えば「55分勉強したら5分休憩」とか「80分勉強したら10分休憩」のようにキリのいい時間設定をする方が多いのではないかと思います。

これは個人個人が「自分はどのくらいなら集中力が持続できる」というのを考えた上で自分に合うように調整してもらえればよいので、是非自分の持続時間がどのくらいなのかは1度記録してみるようにしてください!

 

その上で「休憩の長さ」についてですが、これは5~10分程度にしておくのがオススメです。

 

1時間くらいがっつり休みたいと思う方もいるかもしれませんが、休憩は取れば取るほど良いというものでもありません。疲れたからと言って長く休憩すれば次の勉強にうまく向き合えるかと言うとそうではありませんよね。

 

冒頭でも述べた通り「休憩」によって一度勉強のスイッチが切れてしまうので、あまりに長く休んでしまうと帰ってこれなくなる恐れがあります

 

ここまでが「計画的」な休憩の基本的なパターンであり、この場合の最大のメリットは「締め切り効果を発揮できる」点にあります。

 

例えば「80分勉強して10分休憩」というパターンを想定した場合、60分くらいまで勉強してちょっと疲れてきたな...と感じても、残り20分!という形で終わりを意識しながら勉強できるので無理やり集中力を引き延ばしたりすることもできるわけです。

 

すなわち途中で勉強をやめたいなぁと思ってしまっても、時間を決めてるんだからそこまでは頑張ろうと奮い立たせ、勉強を持続させる理由付けになってくれるということですね!

 

さて、ここからは「無計画」なパターンについても考えていきましょうか。

ここまでを読んで真っ先に出てくる感想はおそらく「めんどくさい!」だと思います。わかります。

 

休憩時間をどのタイミングで取るかなんて勉強の本質とは本来関係ないし、取りたいタイミングで疲れた時に取ればいいというのも当然の意見だと思います。

 

「何時に終わって何時に再開する」というのを予め決めておくというのがそもそもの思考の無駄遣いだと感じちゃいますよね。

ここで大事になってくるのが次の観点になります。

 

②自分のリズムを作る

例えば学校の休み時間などもそうですが、最初からきっちりと時間が設定されていることによって、時間に対する意識が自然に作られて行くというメリットがある一方で、疲れているとも限らないのに勝手に休みの時間が決められているのは不自由で、もっと臨機応変に休憩した方がいいのでは?と考えたことがある方もいるのではないでしょうか。

 

例えば先ほどの例で言うと、70分を超えたあたりですごく勉強の波が来て集中力が高まってきている!というパターンの時にも強制的に計画通り休憩を取るのはどうなんだという話が出て来ます。

 

ここで伝えておきたいのは「無理に休憩を入れる必要はない」ということです。

ある程度計画段階では自分の持続力を考慮した時間設定をしているはずなので、しっかりと勉強サイクルを習慣化できていればあまり上記のようなことばかりが起こることはないかと思いますが、もしそうなった場合はそれこそ臨機応変にそのまま勉強を続けることも大事です。

 

そもそもめちゃくちゃ集中力が長続きするタイプの人なら「休憩を取ること」そのものがマイナスだと感じる方もいるかもしれませんよね。

そうはいってもなかなか「1日中ずっと集中し続ける」というのは難しいので、自分の特性を見極めたうえで調整していくのが大事ですよ!というお話です。

 

③脳のエネルギー補給をする

さて、ここからは「休憩をどう取るか」についても簡単にお話していきます。

休憩をより意識的に効果的なものにするためには、「脳のエネルギー補給をする」ということが大切になってきます。

目をつむって脳を休める、だけではなく、例えばブドウ糖ラムネやチョコを食べたりすることによって、そこからの切り替えもうまくいきやすい傾向があります。

 

マラソンもそうですが、全速力で長距離をノンストップで走り抜けるというのは「出来たら当然それが理想」ではあるもののなかなかそうはいきませんよね。

 

むしろ途中で定期的に水分補給などをした方が最後まで走り抜ける可能性が高くなるというのは何となくイメージできると思います。

 

例えば過去問演習はかなり長時間ハイスピードで問題に向き合うと思いますので、一気に1年分終わらせようとするよりも間に適宜休憩を入れた方が効率的に進めることができるでしょう。

 

④本番を見据えて休憩する

では最後に大切なのが、「本番を意識した休憩の取り方」も考えておくという点です。

 

今まで色々とお話してきましたが、この時期は「本番で集中力の持続を求められる時間」くらいの単位では休憩を入れずに頑張る癖をつけて欲しいと思います。

 

例えば国公立の2次試験だと長い所では2時間、3時間ほどぶっ通しで問題を解かされるところもあります。

 

毎回3時間経つまで休憩を入れるな、というのは酷な話ですが、少なくともそういう試験が仮にあることがわかっているならば、それだけの時間集中力を持続させる特訓はして然るべきだと思います。

 

共通テストですら1科目80分ほどですので、あまりに小刻みにしか勉強を持続できません...というのは本番に向けて少し厳しくなってきますので、是非今のうちからその辺りも意識した休憩法を確立するようにしていってください!

 

まとめ

さて、今回は「休憩」の考え方や取り方について少しお話していきましたがいかがだったでしょうか。

 

今回の重要な点をまとめると、

①最適な休憩時間は人によるので記録を取りながら見つけていくのも大事!

②集中が無限に続くというのはありえないので、うまく休憩をはさんで効率を上げよう!

③試験本番で集中力を持続させるために普段の勉強でも負荷をかけていこう!

の3点です!

 

今回の記事を読んで勘違いしないで欲しいのは、「休憩時間を目的化すること」が大切なのではなく、「集中時間(=勉強のパフォーマンス)を最大化させるために休憩をどう使うのかを考えること」が大切だということです。

今年ももう少しで終わってしまいますが、最後までできることをやり切っていきましょう!

 

 

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