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今回は鳥取大学工学部出身の私が工学部の地方国公立に
興味がある・県外に出て一人暮らしがしたいという人向けに
偏差値だけではないその大学にしかない特色をお話していきたいと思います。
今回は3つご紹介するのでよろしくお願いします。
鳥取大学工学部
基本情報
所在地：〒680-8550 鳥取県鳥取市湖山町南４丁目１０１
学校種別:国立
入試科目:共通テスト(国語、英語、数学2科目、理科2科目、社会1科目)
2次試験:✅機械物理系学科(数学必須、物理or英語)
✅電機情報系学科(数学必須、物理or英語)
✅化学バイオ系学科(数学必須、英語or化学、生物、物理)
✅社会システム土木系学科(数学必須、英語or物理)
偏差値：45～47.5
大学全体の学生数:約5200人
鳥取大学は鳥取県の県庁所在地の鳥取市にメインキャンパスがあります。
鳥取県は都道府県の中で一番人口が少なく、鳥取市も県庁所在地では18万人と少ないです。
今は合併されて無くなってしまったのですが
私は工学部応用数理工学科にいたので機械系の学科の話は大好きです。
工学部の中でも就職先が良いと言われているのが電機情報系学科です。
大学院に行って修士まで行くと大手電機メーカーに内定をもらう人が毎年います。
また、社会システム土木系学科以外の3学科で2023年4月から医工学プログラムが新設されました。
医療で使われている様々な機械の技術を学ぶ工学と医療の両方学べるのがいいですね。
また、鳥取大学は理系中心の大学であるため、農学部や医学部の学生との接点があるので
理系の友達をいっぱい作りたい人にはおすすめです。
山形大学工学部
基本情報
所在地：〒992-8510 山形県米沢市城南４丁目３−１６
学校種別:国立
入試科目:共通テスト(国語、英語、数学2科目、理科2科目、社会1科目)、5教科6～7科目
2次試験:✅高分子・有機材料工、情報・エレクトロニクス、機械システム工
2次試験：数学必須、物理or化学
✅建築・デザイン 2次試験:面接
✅システム創成工 2次試験：数学必須、物理or化学
偏差値：45
大学全体の学生数:約7600人
山形大学工学部は高分子・有機材料工学科が有名で国内トップレベルの研究を
誇っています。
この分野では論文引用数が上位に食い込むほどの名門です。
工学部は米沢キャンパスにあり、南米沢駅から徒歩5分の立地です。
共通テストの配点が数学と理科の配点を1.5倍、国語の配点を半分にするなど
国語が苦手な理系学生が受けやすいのではないかと思います。
高分子・有機材料工学科は日本でも有名な学科なのでいろんな企業の人が来るそうで
非常に高水準の授業が受けられます。
このように特色がある工学部はたくさんあります。
静岡大学工学部
基本情報
所在地：〒432-8561 静岡県浜松市中区城北３丁目５−１
学校種別:国立
入試科目:共通テスト(国語、英語、数学2科目、理科2科目、社会1科目)
2次試験:✅機械工、電気電子工 2次試験:英語、数学、物理(全部必須)
✅電子物質科学、数理システム工 2次試験:英語必須、数学必須、物理or化学
✅化学バイオ工 2次試験:英語必須、数学必須、物理or化学
偏差値：50～52.5
大学全体の学生数:約10200人
静岡大学工学部はヤマハやスズキがある工業の街、静岡県浜松市にあります。
いわゆる5Sの一角を担っていますが工学部は名門です。
上場企業役員数は工学部が特に多く輩出しています。
2次試験が英語、数学、理科1科目となかなかハードな上
共通テストと2次試験の配点の比が7:10と少し2次の方が高く、
負担は大きいかもしれません
名古屋からも近いので人気の国立大学の1つです。
まとめ
理系は国立と言われるように教員一人あたりの教育を受けられる人数は
私立よりも国立の方が少ないのでより質の高い教育を受けられます。
都道府県にはそれぞれ県の地域性や人々の考え方があるので
その一つ一つに県を代表する国立大学があるのは私たちにとって
多様な価値観を提供できる環境が整っています。
私が兵庫から鳥取大学に進学した時に冬に雪が積もったり
電車(汽車)の本数が少なかったりしたのである意味カルチャーショックを受けました。
しかし関東地方を除くと約6割が地方に住んでいるので
そこに住む人たちの価値観を知れたのと全国から鳥取大学に来た人の価値観を知れたのは
今でも大きな財産です。
受験生の皆さんには偏差値だけで志望校を決めてほしくないと思います。
偏差値は入学する難易度です。
問題の難しさではないので特に志望校の入試問題を解いてみて
簡単だけど高得点勝負なのか、難しい中で5割取らないといけないかで
対策が変わっていきます。
また理系の場合、大学院に行く可能性も高いので他大学の院に行くことも
考えてみると長期的なプランで受験に臨めると思います。
レベル帯は同じでも全く傾向が違って別々に対策しないといけないような大学もあります。
自分が学びたいことと似たことをやってる大学が
自分にとって最適な大学だと思います。
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たっぷり相談に乗らせていただきます（笑）
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