名古屋大学をはじめとした旧帝大や
早稲田大学・慶応義塾大学を第一志望校にしている
南山高校、名古屋高校、愛知高校、
向陽高校、瑞陵高校、昭和高校、天白高校の高校生必見！
受験相談でも、こうした難関大学を志望されている方が来られて
「英語は単語や文法といった基礎からしっかり勉強しているのに
点数が伸びないんですけど…」といったお悩みを聞くことが多いです！
今回は、単語や文法といった基礎をしっかり勉強している人向けに、
「難関大学の英語がなぜ難しいのか」という理由に迫っていきます！
難関大学の英語が難しい理由
単語・熟語のレベルが違い過ぎる！
この傾向は私立(特に早慶)に多いですが、
大阪大学や医学部単科大学だと
「これくらい知ってるでしょ」前提で
難しい単語や熟語が文章中に出てきます。
なので、普通にシス単やターゲット1900だけでは
太刀打ちが出来ません。
シス単やターゲット1900は夏までに仕上げ、
そこから先は「リンダメタリカ」や「東大英単語鉄壁」、
以前も紹介した「出る順で最短合格!英検®準1級単熟語EX 第2版」で
難易度の高い英単語を学習していくことをお勧めします。
なお、志望校のレベルまで達していない人は、
シス単やターゲット1900を1冊完璧にすることを優先してください。
構文が長い
「挿入句が多い・または頻繁に挿入句が出てくる」
「1文当たりの長さが長い」
これらは難関大学の英語に共通する特徴です。
これは、問題文が学術書や新聞、雑誌から取られていることが
大きな理由です。
学術書はカッコいい書き方で書かなければならず、
おまけに新聞や雑誌も作文みたいに稚拙な表現で書こうものなら
権威のある読み物に仕上がりません。
そうすると、必然的に表現や構文のレベルが上がってしまうので、
それに対して別途対策する必要が出てくるわけです。
問題の問い方自体が煩雑＋問い方も難しい
基本的に、日東駒専やMARCHだと、
内容一致の問題であれば順番通りに答えが出てきます。
選択肢の英文を順番通りに読んでいって、
問題を解けば答えが出てくる仕組みになっています。
これが早慶になると一変し、
答えの根拠の場所がバラバラになってしまいます。
おまけに1つだけ選ぶならまだしも、
「正しいものを3つ選べ」「正しくないものを4つ選べ」
といったように問い方まで難しくされてしまいます。
これについては過去問演習を入念に行うことで
問題形式に慣れていきましょう。
国公立の場合だと、名古屋大学の過去問でもそうですが
「傍線部に書かれてあることはどういうことか日本語で説明せよ」
といった説明形式の問題が出されます。
これの対策をしていない人が本当に多いです！
ただ単に和訳するだけでなく、
傍線部のことがどの英文で言っているかを探し出して
和訳する作業が必要となる分、手間がかかります。
とにかく時間が足りない！
難関大学を受験した生徒が口をそろえて言うことがあります。
それは「最後まで解ききれなかった」ということです。
受験勉強をしっかりやっている生徒さんだと、
英文を読む力は養われているはずですので
「時間無制限」なら問題を解ききれる人もいると思います。
しかし、入試において「時間は有限」です。
大問によって難易度は異なりますが。
過去問演習に取り組む中で
時間配分を受験前にしっかり分析しておきましょう！
まとめ
今回の内容は以下の動画からもご視聴いただけます。
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