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文学部・英文学科って何を学ぶの? 【講師による学科紹介】

皆さんは将来やりたいこと、大学で勉強したいことが思い浮かびますか?

多くの人はパッとは出てこないのではないでしょうか。

行きたい大学、行きたい学部を決めるにしてもどんな学部があるの?など様々な疑問が出てくると思います。

しかし同じ大学に在学していても他学科の勉強内容は学生に詳しく聞かない限り、あまり理解できません。

ドイツ語学科の友人に学習内容を聞くと私の学科とは全く異なった内容だったため驚いたことがあります。

そこで今回は私が所属している英文学科についてご紹介したいと思います!

 

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大学ごとで学科、専修などの呼び方が異なったり、英文学、英米文学、英米文学文化など様々な領域があります。

これから紹介するのは上智大学・英文学科をベースとしますので、他の大学も気になった方は比較してみると良いかもしれません!

英文学とは?

初めに英文学とは具体的にどのようなことを指すのかを説明します。

英文学は基本的に英語で書かれた文章を広く扱います。英語が母国語である地域は勿論、元植民地などで書かれた文章なども扱います。

また小説、作品以外にも伝記や演説なども英文学の領域です。

演説といえばリンカーン大統領やキング牧師が一般的に有名ですが、授業ではフレーズだけでなく当時の時代背景、歴史的意義、どのようにして人々の心をつかんだのかを学びます。

文学には正解がないと考えがちですが、分析・論じる際には必ず根拠が必要となります。

どんなことを学ぶ?

それでは大学で行われる大まかな授業を説明します。

1年生

Reading→実際に文学作品を授業で読む(授業前に各自読んでおく)

Speaking&Listening→外国人教授による授業でディスカッションやプレゼンテーションを行う。

Writing→レポートを英語で書く

2年生

Critical Reading→英語の論文などを批判的に見る練習、文章を読む

Writing→卒論を意識した一年生より長めのレポートをかく

3年生

コースを選択し自身が興味をもった分野を更に深く学ぶ

セミナーが始まり、一クラス13人ほどで授業を行う

4年生

1年生から3年生の間に興味を持った分野に対し、卒論を実際に書き進めていく

アメリカ文学コース 

アメリカ文学コースではアメリカの著者、アメリカを舞台とした作品を扱います。

アメリカ文学はスレイブナラティブと呼ばれる、奴隷体験記などが初期のアメリカ文学とされその後独立後に進んでいきます。

植民地時代からアメリカにおける文字が記録され始めるためイギリスよりは歴史が短いです。

具体例→奴隷体験記、南北戦争、アンクルトムの小屋、ヘミングウェイ、アメリカ独立、キリスト教、移民、女性権運動

イギリス文学コース

イギリス文学コースではイギリスの著者、イギリスを舞台とした作品を扱います。

イギリスは歴史が長く、著名な作家も多数生まれていることで有名です。シェイクスピアはご存じの人も多いと思います。

具体例→大英帝国、ヴィクトリア時代、シェイクスピア、イギリス児童文学、ピーターパン、スパイ小説、ポストコロニアリズム

言語コース

言語コースでは古典文法や主に言語としての英語を学びます。

教職を取る学生は言語コースに行くことが多いです。

具体例→現代とは異なる古典文法、国際語としての英語、論文を読み批評、英語教育、インナーサークル・アウターサークル

英文学生は英語できるの?

英文学科と聞くと英語ができないといけない、、学生は英語を話せるのか?などの疑問が浮かぶと思います。

結論から言うとできるようになる、もしくは元からできているです!

一般科目と第二外国語以外の科目はそれぞれの学科の専門科目を取るのですが、英文の場合専門科目で英語を使用しない授業はありません

日本人の教授が日本語で講義をしても、扱う文書は英語で書かれているので当然英語が必要となります。

また二年生からは英語で講義が行われるin Englihのついた科目を受講できるようになります。(英語で受ける授業は一年生で必修8単位、4コマがある)

こちらは好きな講義を選択できますが必ず履修しなければなりません。(4単位、2コマ)

三年生からは卒論に向けて自分の興味があるコースに進み、より専門的な内容を学びます。

以下の写真は現段階での上智大学、英文学科の履修となっています。

英文学科

 

レポートについて

文学に正解はなく、感じ方は人それぞれなのですが、レポートを書く際には論点を支える根拠が必須です。

感想を書くだけだと感想文になり、命題=伝えたいことに信ぴょう性がありません。

またin Englishとついた英語で行われる授業やwritingの授業では英語でレポートを書くため読むだけでなく書く能力も必要です。

卒論は大学にもよりますが基本的にあります。

上智大学では留学した学生は英語で、していない学生は英語もしくは日本語を選択することが出来ます。

英文学科で大変なことは?

英文学科で大変なことは何といっても毎回の課題が多い点です!

授業では文学作品を扱うため、次回までに読んでくる範囲が指定され、該当小説や範囲を読んでくる必要があります。

読んでこないと授業で何を言っているか理解できなく、付いていけないので必ず次回までに読んでこなければなりません。

とくに歴史系の授業は毎回異なる小説、文章を扱うので多く読む必要があります。

各授業で次回の範囲が指定されるため、毎日何かしらの文章を読むことになります。

しかしその分、様々な作品に触れることが出来、自分の興味のある分野が見えてきます!

日本以外のことを知るには英語で書かれた文章を参照する必要があります。英文学は歴史的意義なども学ぶため、自分で正しい情報を見極める能力も養われます。

最後に

いかがだったでしょうか?

英文学科は大変な側面もありますが、それ以上に学びを得ることが出来ます!

本記事で英文学とはどのようなことを学ぶんだろう?などの疑問を解消出来たら幸いです。

自身が興味のある学部に入り、四年間の大学生活を有意義なものにしましょう!

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