【在校生による学部紹介】建築・土木系の学びとは？

こんにちは、武田塾蕨校の講師、志村です！

今回は、私が通っている建築土木学科に進んだ場合どのような科目を勉強をするのか紹介しようと思います！学部・学科選びで困っている、大学での学びが想像できずにモチベーションが保てない、といった理系受験生は必見です！

建築・土木系学科とは

建築土木系の学科は大きく2つのジャンルに分かれます。

１つは建築メインの学科です。もう１つは土木などのインフラや都市などの社会基盤メインの学科です。例を挙げると

＜建築メイン！＞

建築学科（多くの大学）
海洋建築学科（日大理工学部）

＜土木メイン！（筆者が通っているのはこっち！）＞

都市環境学科（中央大学理工学部）
土木工学科
まちづくり工学科（日大理工学部）
社会基盤学科
都市工学科（東京大学）
社会環境工学科（早稲田大学創造理工学部）

などがあります。

名前は違いますが、どの建築学科、どの土木系学科でも学ぶ内容はさほど変わりません。

ちなみに、建築士の資格はどちらのタイプの学科でも目指せます！

これからは建築学科と土木学科の違い、そして私の通っている土木学科ではどんなことを勉強するのか少しだけ紹介します！

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建築学科と土木学科の違い！

建築学科

建築学は芸術学と融合した科学です✨

建物の機能性や安全性、そしてデザインを造る知識と技術を学びます。
デザインだけでなく、建物には耐震性などの強度や安全性も重要なので理系的な力学も学んで建築全体について学びます。

建築学科は土の上の建物！！！　　

これだけ覚えておけばOKです

住宅提案における建築パース図について。 | 有限会社GNクリエイト

土木学科(社会基盤学科)

土木工学は社会と暮らしを支える学問です✨

道路・橋・鉄道や水道などの私たちの暮らしには欠かせないライフラインを作る技術について学びます。
また作るための技術だけでなく、その前提の計画や作った後の運営についても学びます。

つまり私たちの生活の「縁の下の力持ち」のような役割です。

土木学科は土の下からの建物！！！

これが建築との大きな違いです。

施工管理(土木技術) | 株式会社桑原組

土木学科で必須の三力について

先ほど紹介した土木系の学科ですが、ほぼすべての学科で勉強することになる科目があります。それは構造力学、水理学、土質力学の３科目です。略して"三力"と言ったりもします。こちらも、科目名は大学や学部学科によって異なることがあります。
しかし、その内容はほぼ共通しているといって良いでしょう。次に、これらの科目についてその概要を説明していこうと思います。