こんにちは！
大学受験予備校、個別指導塾の武田塾 宇治校の中川です！
2021年がスタートして早1週間が経過しました。
受験生の皆さんは入試本番が迫ってきました。
今までの勉強の成果を発揮するために残り僅かな時間を有効に使ってください！
さて今回は現在高校2年生、1年生向けの内容です。
これから受験勉強を始めようとしている人も多くいると思います。
中でも英語の勉強は何から始めればいいのか迷っている人もいると思います。
英語の勉強の優先順位とおすすめの参考書をご紹介したいと思います。
【英語の勉強法】英語の勉強は何から始めるべきか？順番と参考書
英語の勉強は何から始めていくのがいいと思いますか？
大まかに分けると、英単語、英熟語、英文法、構文解釈、長文でしょうか。
もちろん最終目標は長文を読むことです。
英語の勉強で失敗する人の多くは長文の参考書から始めています。
ではなぜ長文の参考書から始めると失敗するのでしょうか？
それは単語などの基礎の知識が頭に入っていないので、
結局長文が読めずにわからない単語を調べるという勉強になってしまうからです。
こうなると勉強にかける時間が長くなり、
長く勉強したのにあまり成績は変わらないという状況が生まれます。
長文を読めるようにするには、身につけていく知識の順番が重要です。
学校や塾の授業ではこの順番についてはあまり教えてくれません。
単語を覚えてくるのは当たり前で、その基礎知識を授業では求められます。
授業以外で単語を覚えたり、文法の知識を養う必要があるのです。
さて今回は授業以外の時間を使って英語を勉強する際の、
使用する参考書の順番とおすすめの参考書についてご紹介します。
まずは単語と文法から
まずは単語を覚えること、文法の勉強から始めましょう！
単語
使う参考書は「システム英単語」がおすすめです。
全部でおよそ2000語が収録されている単語帳で、頻出順で掲載されています。
実用性の高い単語が掲載されていてレベルで分けられています。
ミニマルフレーズという実際に使える短い文章の例題が載っているのも特徴です。
詳しい内容は以前のブログで紹介しているので、参考にしてください！
まずは1章、2章、1200語の単語を覚えましょう！
1200語覚えることが出来れば、基礎から共通テストレベルの単語力をつけることが出来ます。
シス単の正答率が勉強の指標になると言ってもいいと思います！
詳しい英単語の覚え方も同様に以前紹介しているので参考にしてください！
受験生必見！！ １週間で英単語１０００個覚える方法を伝授！！
文法
文法は自分がどのレベルなのか、志望校によって使う参考書が変わります。
まず英文法が苦手な人は「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」を使いましょう！
この参考書は高校生向け、大学受験向けの参考書の中では非常にやさしい部類の参考書です。
内容は中学の内容の確認から高校基礎の大部分をカバーしている参考書です。
英文法が苦手な人はまずこの参考書を使って勉強を始めましょう！
詳しい使い方は以前紹介しているので参考にしてください！
次に高校の基礎部分はもう固まっているという人向けの参考書を紹介します。
英文法レベル別問題集（３）またはNext Stageです。
この参考書の使い分けは、文法の問題が入試で単独で出題されるかどうかです。
文法問題が単独で出題されないまたは出題されても少ない場合は英文法レベル別問題集、
単独で出題される場合はNext Stageを使用しましょう！
産近甲龍や関関同立を目指す場合はNext Stageを選択するといいと思います！
Next Stageの詳しい内容については、
以前のブログで紹介しているので参考にしてください！
構文解釈・長文
単語と文法がしっかりと固まったら構文解釈、長文の参考書に入ります。
早速内容を確認していきましょう！
構文解釈
長文に入る前に構文解釈の知識を入れておく必要があります。
長文を読むためには、短い文を一文一文正確に訳すことが求められるので、
その練習をする必要があります。
そこで使用する参考書は、
「肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本」と「基礎英文解釈の技術100」です。
読解のための英文法は、例文が多く掲載されている、その例文が短いのが特徴です。
1問1問の負担が軽く、数多くの問題で色々なパターンを網羅できるのでおすすめの参考書です。
詳しい使い方については以下のブログをご覧ください。
【参考書紹介】肘井学の 読解のための英文法が面白いほどわかる本
読解のための英文法が固まったら、「基礎英文解釈の技術100」に進みましょう！
基礎英文解釈は、
入試で頻出される構文が100文掲載されています。
この参考書に掲載されていることが頭に入っていれば、
難関大学にも通用する力を身につけることが出来ます。
ただし難易度が高めなので、
もし難しいと感じた場合は「入門英文解釈の技術７０」を使って構文解釈をマスターしましょう！
詳しい内容については以下のブログをご覧ください。
長文
いよいよ長文の参考書に入ります。
長文の参考書でおすすめの参考書は、
英語長文ハイパートレーニング２と英語長文ポラリス１です。
ハイパートレーニングは構文が詳しい参考書です。
なので身につけた構文解釈の知識が本当についているのか確認するために使いましょう！
英語長文ポラリスは解釈重視の参考書ではありませんが、
設問の解説が詳しく載っていて、最新のテーマを扱っているのでおすすめの参考書です。
長文の参考書は、今までやってきた参考書の知識が身についているかの確認をするのが主な目的です。
もし長文の参考書に入って難しいなと感じたら、
すぐに前の参考書、解釈や文法の参考書に戻って苦手な分野を潰していきましょう！
それを繰り返していれば、自ずと長文が読めるようになるはずです！
まとめ
いかがでしたか？
今回は英語の参考書の順番、使い方、おすすめの参考書をご紹介しました。
いきなり長文を読んでと言われてもなかなか難しいと思います。
ですが単語を覚えることはそう難しいものではないはずです。
このように順番を間違えないようにすれば誰でも英語の長文が読めるようになります。
今長文が読めないと悩んでいる人は、
単語にぬけがないか、文法で苦手な分野を残していないかなど、
固めきっていない分野をしっかりと固めてから長文に挑むようにしましょう！
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