こんにちは!武田塾つくば校です。
今回は、神奈川県横浜市の公立大学である横浜市立大学 医学部について紹介します!
横浜市立大学 医学部の特徴
横浜市立大学は、神奈川県にある公立大学!
国際商業都市の横浜で育まれた伝統と精神が受け継がれています。
もともとは、横浜商法学校という名前で明治時代に誕生しました。
その後、昭和初期に横浜市立横浜商業専門学校が設立され、さらに横浜市立医学専門学校と合わせて今の横浜市立大学になりました。
それでは、横浜市立大学の医学部の特徴を見ていきましょう!
医学部
横浜市立大学の医学部では、医学・看護学への精進と貢献、病者への献身と奉仕を中心に、その時代時代になしうる最高の医療を提供する医療人の育成、次の医学・医療を担う若者の教育です。
すべては患者さんのため、地域のみならず、世界に目を向け、大きく羽ばたく人材の育成を目指します。
医学科
募集人員:90人
医学科では、6年間のカリキュラムを通じて、将来のプライマリ・ケア医を育成するための基本的な能力の養成と、先進的な医療にも対応しうる、質の高い医療人育成を視野に入れた教育を行います。
ポイント
・最新の医療技術を臨床現場に導入して、全人的医療を実践できる人材の育成
・医学・医療の分野における指導的医師・研究者を育成
・基礎科学から先端医療まで、幅広い分野で活躍するための基本となる医学・医療倫理と知識・技術の修得
看護学科
募集人員:100人
看護学科では、幅広い教養と豊かな人間性、生命と個人の尊厳を尊ぶ高い倫理観と国際的視野を備え、看護専門職として高い知識と技術を有し、科学的思考に基づいて看護実践を遂行し、地域社会の人々の健康と福祉に貢献できる人材を育成します。
ポイント
・大都市で生活する住民のニーズを重視した高度な実践能力の育成
・先端医療に対応する専門性の高い人材の育成
・都市住民への地域生活支援を変革できる人材の育成
横浜市立大学 医学部の入試方式 2022年度入試
公募制学校推薦型選抜
横浜市立大学の公募推薦入試では、医学部の実施がありません…!
公募推薦入試では、国際教養学部、国際商学部、理学部で実施があります。
指定校制学校推薦型選抜
〇募集学科・人員
看護学科・35人
○選考方法 ※出願資格に注意
・書類審査
・面接
総合選抜型入試 (AO入試)
横浜市立大学の総合選抜型入試では、医学部の実施がありません…!
総合選抜型入試では、国際教養学部、国際商学部、理学部、データサイエンス学部で実施があります。
特別公募制学校推薦型選抜
横浜市立大学の医学科では、特別公募制学校推薦型選抜という入試方式があります。
〇募集人員
医学科
・県内高校:12人(地域医療枠10/神奈川県指定診療科枠2)
・県外高校:6人(地域医療枠5/神奈川県指定診療科枠1)
○選考方法 ※出願資格に注意
・1次選考:出願者数が所定の人数を超えた場合に実施
→ 全体の評定平均値と英語資格点の合計点および出願書類の総合評価
・2次選考:面接審査 (配点1,000点)
・3次選考:面接審査の成績および大学入学共通テストの成績(配点1,000点)の合計点(2,000点満点)により最終合格者を決定
一般入試
前期
〇募集人員
医学科
・一般枠:58人、地域医療枠:10人、神奈川県指定診療科枠:2人
看護学科・65人
○試験日
・大学入試共通テスト:2022年1月15日(土)、16日(日)
・個別学力検査等:2022年2月25日(金)、26日(土)
○合格発表日
2022年3月10日(木)
○前期のポイント
☆医学科と看護学科では試験内容が違う!
医学科と看護学科では、共通テストの科目や2次試験の科目が異なります。
例えば、2次試験はそれぞれ以下の通りです!
・医学科:数学、理科、外国語、小論文、面接
・看護学科:論文、面接
☆医学科は第1段階選抜あり!
医学科では、共通テストの成績や志願倍率によって段階選抜を行っています。
・共通テスト:原則750点以上 (1000点満点)
・倍率:約3倍 (210人程度)
後期
横浜市立大学の一般入試 後期試験では、医学部の実施がありません…!
後期はデータサイエンス学部のみ実施しています。
横浜市立大学 医学部の過去問分析
横浜市立大学の医学部医学科の2次試験は英語、数学、理科、小論文、面接です。
一方、看護学科は論文と面接です。
その過去問を見ていきましょう。
横浜市立大学 医学部医学科の英語
医学科2次試験の英語は大問3つで、試験時間90分の記述式です。
とにかく文章量が多い…!
大量の文章を正確に読み取る、かつ分析して設問に答える必要があります。
英作文が2問、英文和訳が2問配置されているので、英語で表現する力と日本語で表現する力の両方が必要です。
しかし、特別な文法知識は必要なく、日常的に使うような構文を使いこなして表現できるかどうかがポイントです。
また、文章の内容は医療系とは限りません。
これは幅広い内容に対応できなければいけませんね。
横浜市立大学 医学部医学科の数学
医学科2次試験の数学は大問4つで、試験時間120分の記述式です。
大問1は小問集合、大問2以降は証明や計算問題があります。
120分という長い時間をどう使うかが1つのカギになっています。
小問でや計算問題で時間をかけないことや、基本的な定理にすぐ気づくことなどは、普段の勉強から意識すべきです。
横浜市立大学 医学部医学科の理科
医学科2次試験の理科は、物理、化学、生物の3科目から2科目を選択して解きます。
試験時間は2科目合計で180分で、すべて記述式です。
物理は問題数がやや多いですが、基本的な問題も多くあります。1問に時間をかけすぎないように注意です。
化学は幅広い分野から出題されます。有機と無機は問題が解けるだけではなく、正しい化学反応式を書くける力や、理由を説明するための知識が必要だったりします。
生物は100字の記述があったり、文章の空所補充があったりと、解くべき問題が多くあります。
1つ1つの記述に時間をかけすぎないためにも、普段から記述の練習をしましょう。
横浜市立大学の小論文・論文
医学科では60分の小論文、看護学科では120分の論文があります。
医学部の小論文はテーマ型です。
「○○についてあなたの考えを述べよ」のように、1つのテーマについて論じる方式です。
1000字で自分の考えを述べる、シンプルな問題です。
看護学科の論文は課題文型です。
与えられた文章を読んで設問に答えます。
課題文を理解してそれに沿った表現をしなければいけません。
現代文が得意な人でも、自分の意見を述べる設問があるので、練習必須ですね。
横浜市立大学 医学部の合格最低点 (2021年度 入試)
一般入試 (前期)
学部 | 学科 | 総点 (満点) | 合格最低点 (得点率) |
医学部 | 医学科 | 2,200 | 1,657.4 (75.3%) |
看護学科 | 1,300 | 857.5 (66.0%) |
横浜市立大学 医学部に合格するには?参考書のご紹介
英語
横浜市立大学の英語を参考書だけで攻略できるのか…?!
記述の対策をしっかりやっておきたいところですが、その前に共通テストもあるので、基本から固める必要があります。
はじめに、共通テストの読解では基礎的な語彙が重要となります。
単語がわからなければ長文も選択肢も読めないので、まずはこの参考書で語彙を鍛えましょう!
「システム英単語」
続いて、会話表現や英文法を攻略するための1冊がこちら!
「Next Stage」
そして、この2つが完成したらこの長文で読解のトレーニング!
「英語長文 ハイパートレーニング2」
横浜市立大学を目指す人は、まず「Next Stage」と「システム英単語」を完璧にして、
それから「英語長文 ハイパートレーニング2」に取り組んでみましょう!
そして、肝心の記述対策について!
まずはこの動画をご覧ください!
武田塾の教務、高田先生のアドバイスによると、
記述を向上させるためには、以下の3つが重要なポイントです!
・採点基準を考える
・ポイントを余白で整理してから書く
・解いた後の振り返り
この3つを意識して、過去問に取り組んでみましょう!
こちらの動画もご参考に!
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