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【勉強法】シングルタスクとマルチタスクとは?どっちがよい? 

こんにちは!武田塾講師の山下です。

 

皆さんは「シングルタスク」「マルチタスク」という言葉はご存知でしょうか?

 

シングルタスク(single task)は一つの作業に集中することです。

 

 single は「1つの」という意味であることをイメージすると分かりやすいかと思います。

 

一方、マルチタスクは短時間で切り替えながら複数の作業を並行して行うことです。

 

ここで、multiは「多数の」という意味です。

 

一般的に受験勉強を含めたすべての作業は

 

シングルタスクの方が効率が良くなる

 

と言われています。

 

しかし、私の経験上受験勉強をマルチタスクで行ってしまっている子が結構多いんです。

 

ということで今回は

 

・どのような勉強の仕方がマルチタスクにあたるのか

 

そして

 

・どうすれば勉強方法をシングルタスクにできるのか

 

について、具体例を盛り込みながら話していこうと思います!

 

マルチタスクの具体例

さっそく具体例を見ていきましょう。

 

受験勉強で言うマルチタスクとは例えば

 

動画を見ながら勉強をする

 

頻繁に友達とLINEのやり取りをしながら勉強する

 

というものです。

 

いわゆる「ながら作業」がマルチタスクだと思ってもらえばよいと思います。

 

実際このような状況で勉強をしている方も多いのではないでしょうか?

 

多くの方がしているマルチタスクですが、研究によるとマルチタスクは作業効率が下がってしまうことが知られています。

 

では、そもそも

な動画を見たりLINEのやりとりをすることで勉強効率が下がるのでしょうか?

 

どうやらこれは脳の仕組みによる様なのです。

 

マルチタスクの何が悪いの?

先ほどマルチタスクは「短時間で切り替えながら複数の作業を並行して行うこと」といいました。

 

実はここに原因があります。

 

マルチタスクでは複数の作業を行いますが、これは人間の100%あるうちの集中力をそれぞれの作業に振り分けることにあたります。

 

その結果、シングルタスクに比べて一つの作業に向けられる集中力は100%よりも小さくなってしまうのです。

 

なので、取り組むべきことに100%の集中を向けられないので作業効率が悪くなるというわけです。

 

また他にも悪影響として

 

・シングルタスクよりもマルチタスクの方がストレスホルモンが放出されやすくなる

 

・ストレスホルモンによって、不安や不快感を生んだり、短期記憶が悪化しいくら努力しても情報が保持できなくなる

 

などがあるようです。

 

なので、受験勉強をする際にはなるべく勉強のみに集中できるような環境を整えてください。

 

先ほど例として出した「動画を見ながら勉強をする」は、動画の内容に意識を持ってかれてしまうので効率が悪くなります。

 

もう一つの例、「頻繁に友達とLINEのやり取りをしながら勉強する」は返信に気を取られるのはもちろんのこと、

 

「返信ぜんぜんこないなぁ...」と不安を感じさらに作業に集中できないというようなシチュエーションもあります。

 

このようにマルチタスクは私たちの集中力を削ってしまうので結果として勉強効率が悪くなってしまうのですね。

シングルタスク勉強法

ここからはシングルタスクの勉強法について紹介していこうと思います。

 

まず、スマホはマナーモードにして視界の外におきます。

 

スマホは視界に映るだけでSNSの通知などが気になったりして集中力が落ちると言われています。

 

また通知音だけでも勉強の妨げになると言われているので、マナーモードにしましょう。

 

出来れば部屋の外に置くとスマホの存在を忘れて集中することができるのでおすすめです。

 

部屋の外に置かずとも、勉強机の中に置いておくだけで注意散漫にならずに勉強ができるようになります。

 

また、皆さんがやりがちなのが、スマホがすぐ手に届くように机の上に置いておくことです。

 

これはスマホが頻繁に視界に入るようになってしまうので絶対にやめてください。

 

 

そして、勉強する環境ですが、なるべく人の声が聞こえない静かな場所が良いです。

 

自宅でそのような場所がない方は塾や予備校に行くことをおすすめします。

 

車の走る音、テレビの音、人の話す声、など注意がそれると思う音は全て聞えないような場所で勉強しましょう。

 

最近ではノイズキャンセリングイヤホンも手軽に買うことができるので、耳の閉塞感が気にならない方は購入してみても良いでしょう。

 

 

最後に、上記の方法でスマホを片付けて静かな空間を手に入れた後は、参考書の読み方をシングルタスク化していきましょう。

 

その方法として、武田塾でおすすめしているのがズバリ「1日1冊法」です!

 

例えば、『数学 入門問題精講』を一日の間で読む場合

 

30分ずつで「問題精講→英単語→問題精講→漢文...」

 

という風に交互に勉強するより

 

「一日を通して問題精講をやる」

 

ほうが圧倒的に早く終わります。

 

これは、他の参考書に切り替えるときにストレスがかかり集中力が下がるため、

 

切り替えがないシングルタスクの方が早く終わるという原理です。

 

もちろん、一日中同じ参考書は飽きてしまうからできないよ...という方もいると思います。

 

そのようなときは、飽きたと思ったタイミングで別の参考書の勉強に切り替えて構いません。

 

ですが、先ほどの例のように切り替えのスパンが早いと、勉強しているつもりに陥ってしまい、かえって内容が頭に入っていないということになりかねません。

 

なので切り替え過ぎには注意してほしいと思います。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

受験勉強をするときは

・スマホは視界の外へ

・外部の雑音はなるべくシャットアウト

・一日一冊がおすすめ、参考書を切り替えるにしても短時間で切り替えすぎない様に

を守って勉強するようにしてください。

 

また、私は武田塾で働いていますが

 

武田塾では豊富な受験経験・知識をもった講師陣が

 

全教科得点up”を目指して日々全力で塾生のサポートをしています。

 

選りすぐりの講師陣による徹底的な個別支援を行っているので

 

気軽にご相談いただけると嬉しいです。

 

では合格を祈っています!!!

 

 

 

 

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