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模試の偏差値や判定ってどのくらい正確なの?複数の模試を徹底比較!【武田塾高槻校】

こんにちは!

武田塾高槻校 校舎長の米澤です!

 

毎年、多くの受験生が様々な模試を受けていて、その模試の偏差値や判定に一喜一憂していますが、皆さんはこんな経験ありませんか?

 

「○○の模試だと偏差値よかったのに、△△の模試だと偏差値悪かった、なんでだろう」

 

もちろん、その時の試験の出来によって左右されることがほとんどですが、

実は模試によって偏差値や判定の正確性に差がある、ということは案外知られていないように感じます。

 

今回は、主要な模試ごとにその特徴を整理していこうと思います!

 

模試 成績

 

 

大学受験における主要な模試

大学受験を控える受験生が受ける模試は、以下の4種類がメジャーです。

 

・全統模試(河合塾)

・駿台模試(駿台)

・東進模試(東進ハイスクール)

・進研模試(ベネッセ)

 

これらの模試について、それぞれの特徴を整理していきます。

 

それぞれの模試の特徴

 

記述模試 問題の難易度 受験者数 受験者のレベル 偏差値、判定の正確性
全統記述模試(河合塾) 標準 25~30万人 標準
(多くの受験生が受ける)
 かなり高い
駿台模試(駿台)  難しい  4万人ほど  高い
(難関大志望者がほとんど)

 あまり高くない
(厳しくなりがち)

東進模試(東進)  標準  不明 標準
(多くの受験生が受ける)
 普通
進研模試(ベネッセ)  易しい 35~40万人  やや低い
(大学受験しない生徒も受けることがある)

 あまり高くない
(甘くなりがち)

 

結論から言うと、

偏差値、判定の正確性は河合塾の全統記述模試が最も高いです。

 

・受験者数が多いこと

・基礎的な問題から発展的な問題まで幅広いレベルの問題が出題されること

・受験者層が幅広いこと

が大きな理由です。

 

つまり、今まで受けてきた模試で判定が異なる場合、河合塾の模試の判定をあてにするのが一番正確である可能性が高い、ということになります。

 

「正確性が高いかどうか」だけでは判断できない要素もある!?

予備校からすれば、偏差値や判定の正確性は模試を実施するうえで最も重要な要素だといっても過言ではありません。

 

ところが、だからと言って

「一番正確な河合塾の模試だけ受けていればいい」

というわけでもないんです。

 

たとえば、皆さんが超難関大志望(旧帝国大、早慶など)の受験生だったとします。

もちろん、標準的な問題でしっかり点を取り、高い偏差値を出すのも大事ですが、

試験本番の問題の中に標準的な問題などほぼありません。

 

したがって、

標準的な難易度の模試の成績がいい  試験本番でしっかり点数が取れる

ということは明らかです。

 

こういうタイプの人は、全統模試のほかに駿台模試を受けることをオススメします。

実際に難関大を目指す他の受験生が解けたり解けなかったりする問題に対して、自分がどのくらい正解出来て、難関大志望者の中でどのくらいの位置にいるのか、ということを把握しましょう。

 

(裏を返せば、比較的偏差値が高くない大学を受ける人も、様々な難易度の問題が出題される模試で偏差値が低かった、という理由だけで落ち込む必要はありません。自分が正解しなければならない難易度の問題がどれで、それをちゃんと正解できたか、間違えたものを正解するためにこれからどういう勉強をしなければならないか、ということを考えるようにしてください。)

 

 

おまけ

時期による難易度の変化について

高校3年生の学習進度について、想像してみてください。

高3の、例えばゴールデンウィークとか、夏休みとかには、高3で初めて学習する内容をまだ習っていない、もしくは習っているけど演習がほとんどできていない、という受験生がかなり多くいます。

そういう受験生に対し、まだ習っていない分野を模試で出しても仕方がないですよね。

 

ということで、5月、8月の模試の出題範囲は

「一部の分野が出題されない&出題されても基礎的な内容のみ」

となっていることがほとんどです。

その影響で、夏までに実施される模試は大概が秋以降に実施される同じ名称の模試より少し簡単な問題が出題されています。

 

裏を返せば、

「早い時期に模試でいい成績が出ていたけど、最近の模試の結果があまりよくない人」はこのままいくとまずい可能性が高い、ということになります。

 

「前は成績よかったから」なんて理由で油断していると痛い目見る可能性がありますよ!

 

偏差値や判定が悪かったときに考えてほしいこと

無料受験相談に来ていただいた方や、三者面談に来ていただいた保護者さんから、

「この時期にこんな偏差値じゃ○○大学なんて受からないですよね?」

みたいな質問をよくされます。

 

こういうとき、私は必ずこういう返事をしています。

「過去の受験生のデータから見れば、確かに合格の可能性は高いとは言えません。しかし、問題は『○○さんが試験当日に合格最低点を超えられるかどうか』であって、『今の成績が良いか悪いか』ということは直接的には関係ありません。つまり、合格最低点を超えるために何をしなければならないかを考えて、それらをやりきってしまいさえすれば、現時点での偏差値がよくないということはどうでもよくなります。」

 

100%合格する受験生なんて世の中に一人もいません。

どれだけ過去問での正解率がよかったとしても、当日に英単語のスペルを見間違えてごっそり点数を落とすかもしれないし、計算間違いで大問を丸々一つ落とすかもしれません。

もっといえば、新型コロナウイルス感染症にかかったら受験すらさせてもらえない可能性だってあるわけです。

 

であれば、勉強とは「合格する確率を少しでも高くするためのもの」であり、例え現在の合格確立が20%しかなかったとしても、それを残された時間でできる限り上げるべきです。

 

ちなみに、特に私立に限った話をすれば、最終的に関関同立に合格していく生徒も受けた試験全てに合格しているわけではありません。

過去問を解いていて、合格最低点を超えるときもあれば超えないときもあったり、そもそも一度も合格最低点に届いていなかったりしていても、

何回か受験するうちの1回だけうまくかみ合って、その時だけ合格最低点を超えればそれで合格になるわけです。

 

その1回ができるだけ出やすくなるように、日ごろから勉強して合格の確率を1%でも上げてください。

 

模試の偏差値や判定で落ち込んでいる暇なんてないですよ!

最後の最後に勝てばいいですから、今できることを最大限しましょう!

 

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