こんにちは、逆転合格の武田塾住道校、松本です。
共通テストが近づき、それが終われば私立一般入試も続々と始まります。
合格最低点と、自分の現在の得点を比べて焦っている受験生も多いと思います。
そこで、今回は、
「直前でも点数が上がる関大英語の勉強法」
について紹介します。
直前でもまだやれる!?関西大学の英語で合格点をとる方法とは?Part.1
関西大学の英語はどの日程も同じ問題形式です。
解答はすべてマーク式です。
まず関西大学の英語は全体として、
会話文・段落整序問題が1題ずつ、長文読解問題が2題の構成。
試験時間は90分で、200点満点の試験となります。
第1問 会話文・段落整序問題(配点44点)
第1問は、関西大学の中で最も満点をとりたい大問です。
ここで44点とれると、合格点の目安である160点がやっと見えてきます。
そういう意味では、合格には満点が必須、といっても良いです。
また第1問のBで出題される、段落整序問題は、
設問の構成上、1つずれると少なくとも3つは失点する形式になっています。
このことからも、第1問は満点を目指しましょう。
目安の解答時間は、長文に時間を残すことを考えると、
第1問A、B合わせて、15分くらいで解きたいところです。
会話文の対策 配点20点
英文自体は非常に簡単で、選択肢も明らかに選びやすいものばかりです。
英会話表現としては、特殊な会話表現の出題はありません!
よって、Next stageなどの文法問題集で会話表現を暗記する必要はありません。
点数を落とす受験生は、以下のように対策してください。
①まず、会話の情景をイメージする(イメージング)
関大の英語は日本人と外国人が2名程度で話している場面です。
どちらかの人物(例えば日本人)の視点になり、
会話の情景や感情の動きをイメージしましょう。
それだけでも一気に選択肢が選びやすくなります。
②空欄の前後を読む
前だけ、ではなく必ず後ろも読んで解答するようにしましょう。
むしろ後ろがヒントになる場合が多いです!見落とすな!
特に、( )の前後や選択肢に疑問文が絡むときは、返答を意識しましょう。
③選択肢を全て( )に入れて考える
正解っぽい選択肢がいくつか紛れていることが多いです。
早とちりせず、全て入れて最も適当なものを選ぶようにしましょう。
④代名詞が何を指しているか、明確にする
特に"that"や"it"などが本文や選択肢にあるときは、
それが何を指しているか明確にすることで解答しやすくなります。
どうしても満点をとれない人は以上のことを意識して過去問演習してください。
段落(パラグラフ)整序問題の対策 配点24点
これが受験生を悩ませる、関西大学特有の問題です。
一番最初の段落に続く段落を正しい順番に並び替えさせる、というものです。
多くの人が苦しみますが、これも意識するポイントさえ押さえれば、
スグに満点がとれる問題です。
むしろここを満点とれるか、で合否が大きく変わります。
少し詳しく、対策を話していきます。
基本の解き方
①まずAの段落の次の段落を予測する!
②BCDEFを出来る限りグループ分けする!
③出来上がった2~3個のグループを並べ替える!
まずこの問題が苦手な人の多くが、Aをサラッと読みすぎて、
ヒントを上手く使えてないことが多いです。
必ずAをしっかり読み次来る内容を考える瞬間を作ってください。
次に選択肢の文章すべてに目を通し、内容ごとに分けてください。
例えば、プラスとマイナス、時間設定の違い(過去、現在、未来)などです。
また、明らかに同じテーマで話している段落もあります!
最後はそのグループを並び替えればおしまいです。
これが基本の解き方になります。
解くための考え方
①Aの段落の最終文に注目!
次の段落を考えるポイントが詰まっています。
②B~Fの冒頭の論理マーカーに注目!
前の段落とのつながりを表す接続表現があれば必ずチェックしてください。
③指示語(代名詞)に注目!
代名詞などの指示語も前の段落との関係を示す大きなヒントです。
何を指しているか明確にして読んでください。
④”theやthat,thisなど+名詞”の形の名詞に注目!
その他theseやthoseなども同様で、後ろにつく名詞は必ず前述の内容を指します。
例えば、”this attitude”とあれば必ず前の段落で「態度」の話をしているはずですよね?
⑤相関的な不定代名詞に注目!
英語には、必ずペアで使われる表現があります。
one / some 「ある~」 ⇒ another / the other / others / the others
上記の不定代名詞と呼ばれる単語は、常にペアで使われます。
言い換えると、後ろのotherのグループの単語を見つけたら、
必ず、前の段落にoneかsomeをさがせばよい、ということです。
順番を考えるときのワンポイント
今まで紹介した考え方で、多くの問題はおおよそ並べることができます。
まだ難しい場合に使えるワンポイントを紹介します。
①この段落の前にはどんな内容が来るか?を考える
②長い段落は最終文に注目する
③まとめの表現がくると最終段落の可能性大
例)after all, in conclusion, in short, to sum up, in briefなど
④”一般論⇒逆説⇒主張”の形を利用する
「一般的には○○だけど、私(筆者)はこう思う!」という形が頻出!
一般論マーカーの例)generally, in general, commonly, in many casesなど
一般表現の例)~be said「~といわれている」,weやmost of usの主語で始まる文
※一般論の段落は前半部分に表れる!
⑤notの入る否定語の後ろには、全く逆の内容を述べることが多い
「○○は~ではないが、△△は~」の形も良く登場する。
関大英語第1問まとめ
関西大学英語の合格点160点をとるには、
第1問の満点が不可欠といっても過言ではありません!
以上のようなことを意識して、過去問演習してください。
満点をとるためには、意識だけでは不十分です!
過去問を解く中で、しっかり解き方を落とし込まないと、
常に安定して満点にはたどり着けません!
この記事を読んだ皆さんは、すぐに過去問の意識を変えてください!
残りの長文読解については次の記事で紹介します。
武田塾住道校の志望校対策
武田塾住道校では、以上のように、明確に傾向を分析した過去問対策を行います。
この様な意識付けで点数が上がるのは、基礎が固まっていることが前提です!
これから勉強を始める高1、2生
また、浪人を決めてより上を目指す高3生は
基礎の徹底に裏付けられた得点力を手にしてください!
武田塾住道校は目標を持った皆さんを待っています。
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