親の存在は受験にとって非常に重要!
皆さん、こんにちは!武田塾住道校の松本です。
そろそろ受験生は志望校を固めだす時期、
学校の先生や親御さんと話す機会も多いと思います。
数々の受験生を見ていて、学校や親御さんの存在は受験の成否に大きく関わると実感しています。
いい関係が築ければ、受験生の勉強は上手くいく可能性がかなり高まり、
逆に受験生にとって障壁となってしまうと、かなりの負担となってしまいます。
そこで今回は、
中・高生の皆さんとその親御さんそれぞれに、
親御さんとの上手い付き合い方、
お子さまとの上手い付き合い方を
個人的観点からご紹介しようと思います。
自分の立場の項目のみご覧になっていただいても、
両方の立場から今の関係を振り返っていただいても、
どちらも有益な内容になっていると思います!
ぜひ一部でも参考にしていただければ幸いです。
受験のストレスで家庭全体がピリピリしてくる今だからこそ、
生徒の皆さん、保護者様どちらにも必見の内容です!!
中学生・高校生の皆さんへ by.校舎長松本
受験において親御さんの存在は大きい!
親御さんとの関係に悩んでいる中学生・高校生も多いと思います。
私が塾生や、受験相談で来てくれた方の話を聞いていても、
親子関係が理想的にうまくいっていると思えるのはほんの一部です。
やはりどのご家庭も、ご本人、親御様どちらかがもやもやしているご家庭がほとんどです。
しかし、受験成功にとっては親御さんの存在はかなり大きいです。
そんな中、私からは、まず中高生の方に
皆さんに持ってほしいマインドセットと、
親御さんとうまく付き合うヒントを紹介します!
勉強に口出しをするのはあなたのことが心配だから!
まず、前提として持っておいてほしいマインドは、
親御さんが皆さんにチクチク言うのは、
皆さんのことが大事で、心配だからです。
「いつまで寝てるの、起きなさい」
「もっと勉強しなさい」
「○○大学も受けておきなさい」
など、全てあなたを心配しての言葉です。
まずは、どんなことを言われようと、
自分が親に心配をかけている、
親が自分のことを心配してくれている、
という認識を持ち、感謝の気持ちを持ちましょう。
心配をかけている時点でダメ!?親から自分はどう見えてる?
親は子を心配するもの。
それだけ皆さんのことが大切だから当たり前です。
しかし、中には親から勉強や受験に対してあまり何も言われないご家庭もあります。
そのような家庭の特徴として、
受験生が勉強している努力と結果で親を納得させている
という共通点があります。
中には、親御さんが全くの無関心、というご家庭もあるかもしれませんが、
心の中では心配しつつも、子供に任せられるくらい安心だから口を出さない
というご家庭が、かなり多いように感じます。
なので、親からいろいろ言われて辛いという受験生は、
一度、親から見た自分の姿を想像してみてください。
普段勉強しているとはいっても、親御さんの前ではダラダラしていませんか?
休みの日など、昼頃まで寝て過ごしていませんか?
志望校についてあまり真剣に考えず、第1志望だけを口にしていませんか?
いくら勉強していても、自分から見えている景色がそんなだと、
心配で口を出してしまうのが親心というものです。
本気度を背中で示そう!
受験生の皆さんには、今の成績がいくら悪かったとしても、
努力している姿を見せて親御さんを安心させてほしいです!
そうすれば親御さんは必ず応援してくれます!
いくら口で「頑張っている」と言っても、親は家でのあなたを全て見ています。
もしくは、見えているところだけで判断しています。
どれだけ勉強しているか
どれだけ本気で取り組んでいるか
本気度を親御さんに背中で示してください!
「これだけ勉強してる!」
「これだけ第1志望に行きたい!」という思いが伝われば必ず味方になってくれます。
少しでも安心させる将来設計をしよう!
親御さんが心配する要因として、
明らかに勉強していないように見える他に考えられるのは、
将来設計が明確にできていないように見える
という点です。
大学でやりたいことがハッキリせず名前だけで大学を選んでいる
まだ成績的にかなり合格が厳しい第1志望だけしか考えていない
万が一落ちたときどうするかを全く考えていない
などがハッキリしていないと周りで見ている人間は心配して当然!
もしハッキリしているのに親御さんに伝えていないようなら、
それとなく自分の今の考えを伝えてみましょう。
逆にもしまだハッキリしていないなら今すぐ考えましょう!
受験合格にとってもそこがハッキリしていると有利です!
とはいえ言ってくる親御さんもいる!
今まで、自分でできる対応策を紹介してきましたが、
全てが整っていてもやはり口出ししてしまう親御さんもいます。
どれだけ頑張っていても模試やテストなどの結果だけを見て
「あんたはほんとできないんだから」
「私の子供だからどうせできない」
「いつもサボってばっかりで...」
などの言葉をかけてしまう保護者さんがいるのも事実です。
受験生の皆さんに思っておいてほしいのは、
親も完璧ではない
ということです。
心配してくれている、というのは理解した上で、
そんなことは置いておいて受験に向かえるようにしていかなければ仕方ありません!
小言などにも気をとられず、受け入れられる人間力が大事です!
特に難関大に受けるような人にはそのような力も必要になります。
人は変えられません!
変えられるのは自分だけです!
友達や親に何を言われても、勉強のパワーに変えて乗り越えて下さい!
中・高生の皆さんの親対処法 まとめ
結論、親御さんに言い返そうという気持ちは捨てた方がいいです!
親は絶対に味方です!
敵とは思わず、心配に感謝し、
全力で応援してもらえる関係を目指しましょう!
もしかするとあなたの行動ひとつで、
一気に勉強に取り組みやすくなるかもしれません!
保護者の皆さんへ by.校舎長松本
親から「勉強しろ!」はメリットなし!
親御さんの立場からすれば、お子さんをご覧になっていて、
特に男の子の親御さんだと、子どもが何を考えているか分からず、
不安になって、どうしても言いたくなる気持ちになると思います。
しかし、結論から言うと、正直、
言っていいことは1つもありません!!
親が言うと反発される可能性が一番高いです。
逆に反発しない子は、受け流して実際は何も聞いていないことがほとんどです。
親に言われたから、
「確かに親に言われたから勉強しなきゃ!」と
生まれ変わったように勉強するということは
正直今まで見たことないかな、と思います。
誰が言うか、が非常に重要!
もし本当に勉強していないとしても、
そのことを「誰が言うか」が非常に重要です。
武田塾でも、YouTubeやブログ、受験相談などで勉強法などを発信していますが、
有難いことに、それを親御さんが見て、
「こうやって言ってるんですけど全然聞かないんですよ...」と言ってくださることも多いです。
しかし、
まったく同じ情報でも親御さんが言うか、
塾の講師や校舎長が言うかで
子どもたちの受け入れ度合いがまったく違います!!
じゃあ親はどうしたらいい?ー先生に言ってもらう!
では、親御さんはどうしたら円満に子どもたちに思いを伝られるか?
ですが、まずは先生に言ってもらうべき、だと思っています!
学校や塾の先生のような第3者に言ってもらうのが効果的です。
子どもたちが素直に受け入れられる立場の人の力を借りるのがおススメです。
私も親御さんと生徒さんの間に入り、お話を聞くことがよくありますが、
そのような場合、いつも反発しているようなことでも、
校舎長の私の前だと、どの生徒さんも素直に認めて反省してくれます。
「ずっと寝てばかりいる」
「スマホばっかり触っている」
「いつ見てもゲームをしている」...など
親御さんが気になることは本人も心のどこかで自覚していることがほとんど。
第3者の勉強のプロから言われると、少しづつ改善の努力をしてくれます!
子どもたちはどんな気持ちで反発するのか?
今まで、数々のご家庭を勉強という側面から見させてもらっていると
どうしてもほとんどのご家庭の場合、子どもたちの中で
勉強についての相談をする相手というのは親じゃない
という感覚があるように感じます。
親に言われると子どもにとっての逃げ場がなくなってしまいます。
子どもからすると、「それは親に言ってほしくない」という気持ちがあると思います。
それは親のことをバカにしているとかいうわけではなく、
勉強のことは親に相談したくない、という気持ちが少なからずどの生徒さんにもあると思います。
親を「先生」とは呼べないように、
「言うこと聞かなきゃな!」とか
「この人の言う通りやろう!」と思える関係性がないと
それは子どもにとっては命令に感じてしまいます。
親から言われると子どもにとってはすごく威力が強いもの。
平気に見える子でも心の中では受け入れがたく、
子どもはどうしても「うるさい!」「わかってるわ!」と反発してしまいます。
おすすめは親子で無料受験相談!
住道校の受験相談ではどんなメリットがある?
どうしても親と子だけで受験や勉強の話をすると、
言い合いが起こったり、十分に話し合えなかったりするものです。
そんな方たちのためにも、
武田塾住道校では、誰でも利用可能の無料受験相談があります。
受験相談では、生徒さんの現状の勉強の様子や中身を
校舎長の松本が徹底的にカウンセリングし、
現状の問題点や改善策をお伝えします。
また、親御さんにも現状生徒さんを見ていて感じる心配をお話しいただき、
生徒さんの思いとのすり合わせを行い、健全に受験に向かえるお手伝いをします!
親御さんにとっても、生徒さんと一緒に話を聞いていただくと、
生徒さんの現在の状況がよく分かり、ご安心いただけると思ます!
受験の精神不安ではどうしてもお互いの思いが行き違う
受験勉強というのは、親子どちらにとっても負担の大きいものです。
どちらもそれぞれの不安があり、行き場がなくなってしまっていることも多いです。
そんな中、親子で正論や本気を言い合うと、どうしてももめる可能性が高いです。
少なくとも「受験」に関してはそう言い切れます!
親御さんとしても、色々言いたいことがあるけど、
不安が勝ってしまい、言葉が短くまとまってしまっていることが多いです。
「勉強しろ!」というのも本当に勉強してほしいとかではなく、
その言葉の裏では、純粋に心配なだけだったりします。
何も言わないで大丈夫かな...
何か言ってあげた方がいいのかな...
この子このままで平気なのかな...
という思いから言っていることがほとんどだと思います。
しかし、言った言葉が「勉強しろ!」になると、
子どもからすると「勉強していない」と思われていると伝わります。
このように「受験」という環境の中では、
親子が深く本音で会話をしていくのは難しいです!
クッションとなり間に入る人間がいると、その難しさも大分変わるので
やはり直接親が子に言うのは避けた方がいいと思っています。
親御さんにできること まとめ
心配して、言いたい気持ちを抑えて、
ぜひ武田塾の無料受験相談を利用してください!
「勉強しろ!」と言ってしまう前に第3者を交えた冷静な話し合いの場を設けましょう。
武田塾住道校がお力にならせていただきます!
校舎長が合格のために必要だと感じる親子の関係
重要なのは、親子であれ「相手の立場を思いやる」こと
最後に少し、校舎長松本の思う、理想の親子関係についてお話させていただこうと思います。
親子に留まらずですが、いい関係を築くために私が最も大事だと思うのは、
「相手の立場を思いやる」ことです。
当たり前のことのようですが、受験というストレス下で
親子共々負担を強いられる中では、特に重要です。
中・高生の皆さまは、心配に感謝し、行動で
受験生の皆さんは、
親の立場に立って、自分の姿を見たとき、
親がどのように感じるか、想像してみてください。
大事な娘や息子が、今の自分のような状態だったとき、
少しでも心配をかける様子があれば、少し自覚してください。
「勉強しろ!」「もっと真剣に志望校を考えろ!」など
その言葉の裏には必ずあなたを心配する気持ちがあります。
今より少し、感謝の気持ちをもって親御さんに接してみてください。
もしあなたが今すでに頑張っているなら、
「心配ありがとう、でも○○だから大丈夫」と
自分の思いを伝える前に一言感謝を付け加えてみてください。
そして少しでも心配をかけないふるまいを意識してみてください。
そうすることで必ず自分がストレスなく勉強できる環境に近づきます。
親御様は言いたい気持ちを抑え、行動で
親御様は、
生徒様の立場に立ち、皆様がするその声かけに対し
お子さまがどう感じるか、想像してみてください。
「勉強しろ!」「スマホばっか使うな!」など
確かに勉強しなければならない生徒様にとっては
まったく間違いのない正論です。
しかしやはり言われた方は、
「勉強してるのに...」や
「そういう自分はスマホ使うし、勉強もしていない」と
どうしても反発してしまいます。
それくらいお子さまもいっぱいいっぱいです。
ですので、少し言いたい気持ちを抑え、
私共や身近な先生にご相談ください。
そして、少しでもお子さまにしてほしい生活を
親御様ご自身でも少しでも体現していただけると
生徒様にとっては精神衛生上、理想的だと思っています。
親御様の日頃勉強する姿や、スマホに依存しない姿を見ると、
勉強しなければいけない立場として平気ではいられません。
親御様が我慢していただいている分、
勉強のプロの私共が厳しく指導させていただきます。
ぜひ、お子さまの成功のためご協力いただければと思います。
勉強に関する親子関係を良くする方法 まとめ
親子どちらも努力が必要!
ここまでご覧いただきありがとうございました。
塾の一校舎長の意見ですので、頭の片隅にでも置いていただき、
少しでも親子双方が幸せな家庭を増やす一助になれれば幸いです。
生徒さんは、親御さんの心配を理解し、背中で示す!
それが無理なら、あまり気にせず勉強のパワーに!
親御さんは、できる限り見守ってあげてください!
どうしても我慢ができなければ、ぜひ武田塾住道校の受験相談へ!
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