こんにちは、武田塾住道校の松本です。
受験勉強を始めるうえで、必須となるのが「科目選択」です。
ここで間違ってしまうと「やってもやっても成績が伸びない」ということにもなりかねません。
今日はそんな受験科目の選び方について考え方を紹介します!
ぜひ、ここで失敗しない科目選択をして成功への第1歩を踏み出して下さい!
科目の違いを知っておこう!
文系で選択できる科目
数学
地理
日本史
世界史
現代社会
政治経済
倫理・政治経済
まず、文系で主に選択できる科目は以上のものです。
「倫理」のみの選択も可能な大学もありますが、それほど多くないので今回は省きます。
科目を分ける2つの観点
さて、まず科目を選ぶうえで、科目の特性について知っておくことが必要です。
選択科目を選ぶうえで重要な2つの観点があります。
それは「暗記量の多さ」と「求められる思考力の高さ」です。
これだけ聞いてピンときたでしょうか?
すこし詳しく説明します。
先ほどの2つの観点は「合格点をとるために必要な条件」として、
「暗記量」さえしっかり確保してしまえば点数に結びつく科目と
「暗記量」より「思考力」のレベルが求められる科目に分かれることを意味しています。
観点に基づく分類
「暗記量がかなり多く」、「思考力はあまり問われない」
→世界史、日本史
「暗記量がやや多く」、「思考力が少々問われる」
→地理
「暗記量がやや少なく」、「思考力が問われる」
→政治経済
「暗記量が少なく」、「思考力がかなり問われる」
→数学
「全体的に負担が少ない」
→現代社会
「全体的に負担が大きい」
→倫理・政治経済
科目の違いを元にしたおススメ科目
得意なら「数学」!?
まず、文系受験の皆さんで、数学が得意な人、数学選択をおススメします!
主な理由は3つあります!
「暗記量が少ない」、「満点が狙える」、「得点調整で有利」に3つです!
「暗記量が少ない」
先ほども紹介したように暗記量が圧倒的に少ないです。
特に文系数学はIA・IIBまでなので負担は少ないです。
「満点が狙える」
社会はやはりある程度完成すれば点数は安定しますが、満点をとるのがかなり難しい科目です。
それに比べて数学は、問題次第では満点が狙える科目です。
「得点調整で有利」
では平均点が高いかというとそれほどではありません。
日本史・世界史に比べると平均点が低いことの方が多いです。
よって科目間で調整が行われた場合有利になることが多いです。
また、満点がとりやすいという点で、満点が取れれば科目間調整で点数を引かれないという圧倒的有利に立てる可能性もあります。
(科目間調整では、システム上平均点がどうであれ満点から点数が引かれることはありません!)
以上の点で数学は有利な科目ですが、得意でない限りおススメはしません!
すくなくとも「社会が嫌だから数学」という選び方は絶対してはいけません。
先ほども紹介した通り、暗記が少ない代わりに「思考力」がかなり問われます。
また、解けないと大問まるまる落としてしまうリスクが高いです。
有利だから、という理由だけで選ばないように注意しましょう!
社会の中では、使えるなら「現社」!
やはり現実的には社会の選択をする人がかなり多いです。
では、社会の中での位置づけはどうなのか紹介していきます。
まず、あまり使える大学は多くありませんが、使えるなら圧倒的に現代社会がおススメです。
暗記量も少なく、試験の内容も「広く浅く」という出題が多いです。
一般常識的な内容が多く含まれているため、すでに持っている知識と合致することも多いです。
現実的に逆転合格しやすいおススメは「政経」!
現社が楽だとは言ってもなかなか選べる大学がないのは事実です。
また、私立大学になるとなおさらです。
そこで、現社を除いて最も逆転合格しやすい科目を紹介します。
それは、「政治経済」です。
先ほども述べた通り、
暗記量が少なく、
また現社と同じく、一般常識でも対応が可能な点で逆転合格がしやすい科目です。
しかし、デメリットはもちろんあります!
「思考力」が必要なため、単純暗記以上のことが苦手な人は厳しいです。
ひとつの用語についての広く深い理解とそれを用いて論理的に問題を解いていくという性質上、
ただ覚えてしまう勉強をしがちな人が選んでしまうととんでもないことになります。
また、一般常識に理解が深くない人もかなり危険です!!
社会は結局「好きこそものの上手なれ」!
ここまでおススメの科目を紹介してきましたが、
正直、社会という科目は「やりたい」や「できそう」という気持ちに成績が大きく左右されます。
なので、「おすすめされたから」や「学校でやっているから」という理由で嫌いな科目を選ぶくらいなら、
自分が「これをやろう」と思える科目を選ぶ方が成績に繋がります!
なのでここからは、暗記量は多いですが、比較的得点に結びつきやすい
「地歴」科目についてそれぞれの性質を紹介しますので参考にしてください。
理系的!暗記よりも思考力!の「地理」
地理は地歴科目の中では比較的暗記量が少なく、思考力の割合が大きいです。
なので、理系の生徒さんなど社会に時間を割けない人におススメです。
また、データや資料に基づいて考える、論理的思考力が求められるので、
その点も理系的な頭の使い方が必要とされる科目となります。
しかし、「地理」なので当たり前ですが、
国の場所がどこにあるか、という「地理感」がかなり必要となります!
地図が苦手な人は要注意です!
1国の流れを徹底的に!の「日本史」
日本史は中学からの接続が一番しやすい科目です。
中学のときに社会が得意だった、好きだった生徒さんはいいスタートを切れる科目です。
また、世界史との違いは「一国史」なので、その分1つの流れとして整理しやすい科目になります。
ただ、一国史だからこそ一部の難易度が高い大学では、マニアックなことまで出題されがちな科目ではあります。
しかしやはり地理に比べると覚えたことがそのまま得点になる科目ですので、
しっかり暗記して社会で点数を稼ぎたい人にはおススメできます!
広く浅い、大きな流れが面白い!の「世界史」
最も指導要領の内容が多く、暗記事項が多いのが世界史です。
しかし、広く世界を学ぶので必要な知識が多いですが、マニアックなことはほとんどでない、
広く浅く理解していく科目です!
日本史と違い、一度基本的な内容を暗記してしまえば、それ以上は広がっていきません。
なのでトータルの負担は日本史とほぼ変わりません。
また、世界中の大きな動きを扱うので、最初はごちゃごちゃしてしまうかもしれませんが、
一度流れが見えてくると、かなりロマンを感じる科目です。
また地理と同様、地図上で位置関係を把握していくことが求められる点も世界史の特徴です。
受験科目の選び方(文系編) まとめ
科目選択は非常に重要!なんとなくで決めないように!
いろいろ紹介してきましたが、最後に自分に合った科目を選ぶ基準をまとめます。
・志望校に使えるか
・仕上げる時間がどのくらいあるか
・稼ぎたい得点がどれくらいか
・どのような特徴の科目か
を踏まえて科目選択をしてください。
そのうえで、理系的思考を持っていて、数学が得意なら数学!
志望大学で選択可能なら、現代社会!
一般常識などの基礎知識があり、ある程度思考力がある人は政治経済!
思考力に自信がなく、暗記して得点をとりたい人は日本史・世界史!
以上のようなポイントを押さえて、「自分の好きな科目」を選んでください!
「学校でやっているから」という理由で絶対に決めてはいけません!
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