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今回のブログでは、「共通テスト利用入試」に関して詳しく紹介していきます！特に、私立大学を考えている受験生は一般入試以外の入試方法として良い情報だと思うので最後まで目を通してください！
共通テスト利用入試とは
私立大学をメインとした、入試方法で共通テストの点数を合否として活用する制度になります。
その中でも共通テストの点数のみで合否を決める「単独形」と共通テストの点数と私立大学独自の試験の点数を合わせて合否を決める「併用型」の2種類があります。大学によって受験する科目数に違いがあるので必ず志望する大学の入試要項をチェックしておきましょう！
共通テスト利用入試のメリット
複数の大学を受験することが可能
共通テスト利用入試の最大のメリットとしても併願校と合わせて複数受験が可能です。
特に単独型であれば、私立大学の複雑な試験を受けずに共通テストの基本的な問題で良い点数を取って合格を勝ち取るチャンスがあります。さらに、国公立大を第一志望と考えている受験生は併願校として受ける私立大の入試にわざわざ何日も足を運んで受験する負担がとても軽くなります。
たった1回の共通テストで、複数の大学の合格チャンスがある一方、その共通テストが万が一良い点数が取れなければ、その分も他の併願校にも影響がでるデメリットもあります。
このリスクがあるため、併願校を共通テスト利用入試だけで考えておくのは危険です！
早い時期に合格が勝ち取れる良い機会
2月をメインとする私立一般入試に比べて、共通テスト利用入試は共通テスト本番の翌日には、ある程度の合否が分かります。共通テストは私立一般入試とは違って入試翌日には模範解答が発表されるため自己採点をすることが可能です。
自己採点を行い受験する大学の共通テスト利用入試時の合格最低点を大幅に超えていた場合は合格の検討がつくと思います。滑り止めとしての併願校に自信があれば、国公立大二次試験や私立一般入試まで精神的な安心材料になり残りの入試も100%の力で挑めるでしょう。
ただ、1つ危険なことは共通テストが年によって易化した場合は合格最低点も必然と上がるので、「絶対に受かった」と慢心しないことです。
入試は結果が出るまで、何が起きるかわかりません。
自分てば共通テストが上手くいったと思っていてもマークミスなど思いがけないアクシデントも考慮しないといけないため、最後まで気を抜かずに勉強を続けましょう！
関関同立共通テスト利用ボーダー(社会学部で比較)
パスナビ参照 https://passnavi.obunsha.co.jp/
関西大学
75〜83%
関西学院大学
71〜77%
立命館大学
71〜78%
同志社
75〜81%
学部によって人気のある所は高得点が必要な傾向があります！
上記の%を見て頂くと、学部によっては関関同立によって大きな差はありません。
そのため、例えば「同志社の一般入試は難しく諦めていたけれど、共通テストの問題傾向なら高得点が取れ合格のチャンスがあるかも！」など基本を中心視とした共通テストから難関大学に合格できるチャンスがあることも分かります。
共通テスト利用でのNG行為
共通テスト利用だけを当てにしない
特に国公立大学を志望する受験生は注意してほしいです！
併願校として受ける私立大学の対策に時間を取るのは嫌だから、共通テスト利用だけで合格しようとするのはリスクがあります。
上述にもある通り受験は「結果が出る最後まで何が起きるか分かりません。」良いことも起きれば、悪いことだってあるかも知れない。共通テストが上手くいかなかった時に、共通テスト利用だけを当てにして滑り止めの私立一般の対策ができていなかったら本末転倒です。
そのため、共通テストは1つの手段とだけ考えて、併願校の対策もきちんとやり遂げましょう！
科目数の確認ミス
例えば、珍しいですが、第一志望の国公立大では漢文を使わないが共通テスト利用で受ける私立の併願校は漢文が必要な場合もあります。
入試本番、第一志望のことばかりに漢文の解き忘れなどは非常に怖いです。国語だけでなく、数学や社会など科目に選択がある場合は出願日までに何度も保護者や先生と一緒に確認を行うべきです！
私立大学を第一志望としている受験生が共通テスト対策に時間を使いすぎること
私立大学を第一志望としている場合、受験のメインになるのは一般入試です。私立一般入試と共通テストでは問題傾向があまりにも違うため、一般入試対策を疎かにしないよう気をつけましょう！
さらに、共通テストは1発勝負ですが、私立一般は複数日程がありチャンスは多いです。チャンスがたくさんある方に全力をかけることを忘れないようにしてください！
まとめ
共通テスト利用入試は、基本的な問題構成である共通テストから難関大学を目指すことができる良いチャンスです！
しかし、当てにしすぎるのだけは気をつけましょう。あくまでも1つの入試形式であるため考えている受験校の科目をしっかり確認した上で挑戦してみてください！
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