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【相性最悪!?】併願校選びで気をつけてほしい大学の組み合わせ

こんにちは、武田塾新百合ヶ丘校です。

新百合ヶ丘駅から徒歩3分です。

10月になり、過去問に着手し始める受験生も出始めてくる頃になりました。しかし、中には現時点で受験する大学・学部を明確にしないまま、とりあえず過去問を解いている受験生もいるのではないでしょうか。

受験において明確な出願のスケジュールを計画するのは、非常に重要です。ご飯の食べ合わせと同様に、受験においても相性の良い大学の組み合わせとそうでない組み合わせが存在します。

そこで、今回は

注意すべき併願の組み合わせ

について紹介します。ぜひ本稿を通して、効果的な出願スケジュールを作るのに役立ててください!

 

 

1.私立大学 × 私立大学

1-1.早稲田大学 × 慶應義塾大学

はじめに、私立大学トップの二つの大学の併願から解説します。

自信のある受験生がこの二校を受験しようとするのは毎年よく見られますが、ことごとく失敗に終わるケースが多いです。成功するのはごく僅かな、トップ層の私立文系受験生のみであるため、基本は推奨しません。

それでも、「どうしてもどちらも受けたい…!」という場合には、早慶どちらをメインとするかを明確にしてください。

というのも、国語 or 小論文という早慶間で最も大きな違いがある科目があるためです。

まず、早稲田の国語のレベルは非常に高いです。曖昧な選択肢も多いために、解答速報等でも解答が分かれるほどです。

一方、慶應では小論文になります。多くの受験生は受験において小論文を扱わないため、対策なしのまま受験することになってしまいます。当然それは非常にリスクが高く、勉強する場合も相応の時間が必要になります。

やはり、早慶合格者の多くはどちらかに絞って、その分丁寧にそれぞれの対策に十分な時間を割いた受験生が多いのが事実です。

また、共通している英語に関しても、科目こそ同じですが、問題の形式求められる能力には違いがあります。

したがって、早慶を併願する場合にはどちらかを軸として決めて、軸とした大学に+1つ軸としなかった方の大学を受ける程度にとどめておきましょう。

 

1-2.上智大学 × 早慶

次に、上智大学と早慶の併願についてです。

従来は難易度の観点から、早慶とMARCHの間に位置している私立大学で、早慶第一志望の人も滑り止めとして受けるということが多くありました。しかし、近年安易に併願するのはリスクの高い選択肢になっています。

現在上智大学では、一般入試において「共通テスト併用型」と「TEAP併用型」という入試形式があります。

共通テスト併用型 TEAP併用型

共通テスト

独自試験(英語 or 総合問題)

英語4技能試験

独自試験(国語・社会)

共通テスト対策+独自試験対策必須

TEAP対策必須

 

共通テスト併用型では共通テストと、特殊な問題形式である独自試験の対策する必要があります。総合問題が出題される学部では、英語 × 政治経済・日本史・世界史のように様々な知識を求められる記述式の問題が多いため、対策には相応の時間を要します。

TEAP併用型の独自試験は早慶とも対策が重なる国語と社会ですが、ほとんどの私立大学で求められないリスニングを含む4技能の対策が必要になります。

このように、滑り止めとして受けやすいようにされていなく、対策に独自性があるため、TEAPですでに基準をクリアしているなど余程の余裕がない限り、併願合格はかなり困難になります。

 

1-3.青学個別日程・立教 × 明治・中央・法政

私立大学同士の併願で最後に紹介するのが、青山学院大学 個別学部日程・立教大学とその他MARCHの併願です。

まずは大まかな、青山学院大学立教大学の形式や特徴についてです。

青山学院大学 個別学部日程 立教大学

共通テスト(英語・国語・選択科目)

学部別独自問題(総合問題 or 英語 or 数学)

※独自問題は学部によって受験科目が異なる

共通テスト(英語)or 4技能試験のスコア

独自試験(国語・選択科目)

国公立のような受験形式

総合的な英語力最重視

どちらも明治大学中央大学法政大学のような典型的な私立大学の入試とは異なり、かなり特殊な受験形式になっています。

青山学院大学 学部別個別日程では、共通テスト対策が必須なため、個別入試で共通テストを必要としない大学とは必然的に相性が悪くなります。

立教大学においては、共通テストの英語の点数か、4技能試験のスコアが必要になります。そのため、共通テスト英語のリーディング・リスニングまでしっかりと対策するか、事前に基準となるスコアを獲得することが必要です。

MARCHを第一志望とする場合、共通テストや4技能試験など追加で対策する必要が出てくる大学のため、注意が必要です。しかし青山学院大学 全学部日程の場合は典型的な私立文系3科目型の入試となるので、明治大学・中央大学・法政大学との併願に活用するのをおすすめします。

 

2.国公立大学 × 私立大学

2-1.旧帝国大学 × 早慶

ここからは、国公立受験生の併願先として注意すべき組み合わせになります。

一つ目が旧帝大と早慶の組み合わせになります。

旧帝大を目指す受験生はこれからの時期に、基本的に共通テスト対策や2次試験の演習を行います。しかし、早慶の入試ではそれらではカバーできない範囲からの問題が出題されます。

そのため、併願を検討する場合には、共通テストから2次試験までの約40日間に早慶の対策をして、どちらも合格というリスクを負う必要があります。

問題において、難しさの観点はさまざまですが、一例として英文の複雑さは早慶の方が難しいことが多いです。頭が一つ抜けている東京大学や傾向に若干の類似性のある一橋大学の受験生を除いて、しっかりと早慶の対策をしてきた受験生と、旧帝大の英語問題と傾向が全く異なる早慶の英文というフィールドで勝つのはかなり難易度が高いです。

逆に、併願成功例のパターンとしては、早稲田大学 政治経済学部慶應義塾大学 経済/商学部のように数学を必要とする入試形式で、数学の点数でカバーするケースが挙げられます。数学が得意な受験生ならば挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

2-2.地方国立大学 × MARCH・関関同立

二つ目が地方国公立大学とMARCH・関関同立の併願です。

これは前述の旧帝大 × 早慶の併願についての説明と重複しますが、地方国公立とMARCH・関関同立の組み合わせも一つの科目にかける時間の劣位性ネックになります。

旧帝大受験者ほど数学が得意ではないとなると、多くの受験生は日本史や世界史などを受験科目で用いることになります。そうすると、3科目に最大限時間を割いてきた私立文系型入試に特化した受験生と社会科目で勝負した際、どうしても分が悪くなってしまいます。これは私立文系受験生が用いない数学を除く、他の科目においても同様のことが言えます。

地方国公立大学は共通テストの比重が大きく、共通テストの対策を本番まで時間をかけた後に、残りの期間でMARCH・関関同立の対策の準備となると3科目と言えど、難度は高くなります。

 

まとめ

今回は併願で相性の悪い大学を紹介しました。

該当の入試に対して専用の対策をしっかりしてきている人が早慶・上智・MARCH・関関同立の受験生には共通して多くいます。そのような受験生と片手間で受験する人が勝てないラインが今回紹介した組み合わせになっています。

入試も多様化が進み、従来通りの英語・国語・選択科目のみで受験できる大学ばかりではなくなってきました。そのことをしっかりと考えて自分の受験プランを考える必要があります。

そのためには、最新の入試情報をチェックして、優遇される科目や類似した傾向の有無を確認して併願に選ぶようにしましょう。本稿で併願校選びの重要性に気づいた受験生は、賢い受験戦略で受験を優位に進めましょう!

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