【現役海洋大生が教える】東京海洋大学の全て　複雑な入試も徹底解説！

こんにちは！武田塾新百合ヶ丘校です。新百合ヶ丘駅から徒歩3分です。

今回は少しマイナーな大学　東京海洋大学について解説します！

グレースケール、建物、ソーシャルメディア、グラフィック (2)

東京海洋大学の基本情報

立地と学部

東京海洋大学には２つのキャンパスがあり、一つは品川キャンパスもう一つは越中島キャンパスです。

品川キャンパス

品川キャンパス（旧東京水産大学）〒108-8477　東京都港区港南4-5-7

品川キャンパスは品川駅から徒歩約10分のところに位置しています。

そこにある学部は海洋生命科学部と海洋資源環境学部の２つです。

学科は

海洋生物資源学科

食品生産科学科

海洋政策文化学科

海洋環境科学科

海洋資源エネルギー学科の５つです。

越中島キャンパス

越中島キャンパス（旧商船大学）〒135-8533　東京都江東区越中島2-1-6

越中島の方は越中島駅の近くにあり徒歩約2分です。

学部は海洋工学部のみです。

学科は

海事システム工学科

海洋電子機械工学科

流通情報工学科の３つです。

どちらのキャンパスも立地が良く、そこも魅力です。また海に直結しているので海好きにはたまりません。

学科紹介

海洋生物資源学科

品川キャンパスの中で人数が一番多い学科で人気があり、一学年で約７０人の人が在籍しています。東京海洋大学全体でもそうなのですが、特に海洋生物資源学科では魚などの海洋生物が好きな人が集まります。そのため学内にいる人は何かしらの海洋生物を推しており話を聞くことで、その海洋生物に対しての知識も得ることができ、いわゆる趣味友もできます。研究においては魚だけにとどまらず海藻類や細胞に関係したことも研究しており自分のやりたいことが見つかりやすい環境であると思います。

食品生産科学科

食品生産科学科は食べることが好きな人、料理が好きな人などさまざまな人がいます。

品川キャンパスの中で唯一学科の名前に「海洋」がつかない学科で海洋関係だけにとらわれることなく、たくさんの分野の食品関係を学んでいます。卒業後は大手食品会社に就職する人が多くそこも魅力だと思います。

海洋政策文化学科

この学科の前期入試は文系でも受験することができます。共通テストでは理系型の５教科７科目受験か文系型の６教科８科目受験で受けることができ、二次試験では数I・数A・数II・数B（数列・ベクトル）もしくは「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」と小論文の文系にも優しい受験設定がなされています。実際にこの学科に在籍する人は元々文系と理系の人が半分半分でいます。

海洋環境科学科

　この学科では名前の通り自然環境について学んでいる学科です。SDGｓや世界で活動している環境保全家など昨今なにかと話題に取りあがる環境問題ですが、実際に大学で環境について学べる学部というのは日本だとかなり少数だと思います。環境について学びたい人は近年増えてはいると思いますが、選べる大学が少ない！そんなひとにおすすめしたい学科です。

海洋資源エネルギー学科

　この学科では環境についてだけでなく、海洋にある資源エネルギーについて学んでいきます。海洋自然エネルギーや大気、海流といったことだけでなく船上においての活動など多岐にわたる学問を学ぶ注目の学科だと思います。

海事システム工学科

海事システム工学科だけでなく海洋工学部では先ほどの５つの学科と比べ主に船について学ぶ学部です。

この学科では海事技術者の育成をめざし船舶職員をめざす学生のためには実践的な教育プログラムも用意し、学科伝統の全人教育を実習や実験演習を通して行います。なので将来船舶員になろうとも思っている人におすすめの学科です。

海洋電子機械工学科

この学科では船に乗るというよりも船を作るというイメージの方が正しいと思います。船だけでなく一般用の自動車のつくりかたなども学べるので、船以外の事の機械系や電子系に興味がある人には選択肢として勧めたい学科です。

実際の船舶機関システムを自分の手で操作できるなど、他大学では経験できない多くの実験・実習を取り入れたきめ細かな指導も特徴です。卒業生は世界中を航海する外航船の機関士や陸上企業のエンジニアとして活躍しています。

流通情報工学科

　この学科では企業の国際的な物資・情報の流れを計画・管理するロジスティクスについて学べることができます。カリキュラムは工学系・情報系・社会科学系を融合した大変ユニークな構成で、幅広い知識を習得できます。あまり大学としては見かけないような学問ですが、グローバルな社会においてこれからどんどん火がついていく学問ではないかと個人的に思っています。