こんにちは！武田塾新石切校です！
2021年も残すところわずかとなりましたね。
クリスマスが終わればすぐにお正月
そしてあっという間に高校受験がやってきます。
今回は、使い方次第ではかなりお得な制度なのに意外と知られていない
関西の高校入試制度「1.5次入試」についてまとめました。
武田塾新石切校では高校受験を戦う中学生も受け入れています！
そしてそのまま大学受験まで一緒に走り抜けることが可能です！！
高校受験が最終ゴールではありません。
その先の大学受験までを視野にいれた戦略と周りよりも早いスタートが
大学受験をより有利に進めていける秘訣！
ぜひ一度受験相談にお越しください(^^)
令和4年度 大阪府私立高校の入試日程
まずは私立高校の入試日程から見てみましょう。
令和4年度の大阪府私立高校の入試日程は以下の通りです。
合わせて近隣府県や公立高校の入試日程も見てみましょう。
大阪府私立高校の入試日程
試験日： 令和4年 ２月10日（木）
合格発表：令和4年 2月11日（金）～
近隣府県の私立高校入試日程
京都： 令和4年 2月10日（木）
兵庫： 令和4年 ２月10日（木）
奈良： 令和4年 2月6日（日）
和歌山：令和4年 1月29日（土）
滋賀： 令和4年 2月3日（木）～4日（金）
大阪府公立高校入試日程
特別選抜入試 令和4年 2月17日（木）～18日（金）
一般選抜入試 令和4年 3月９日（水）
ところで「1.5次入試」ってご存じですか？
大阪をはじめとする関西の私立高校で採用されている「1.5次入試」。
「初めて聞きました！」なんて方も少なくないのでは？
実はうまく活用すればかなりお得！
知らないなんてもったいない制度なんです！
ここからは「1.5次入試」について詳しくみていきましょう。
「1.5次入試」とは？
私立高校の合格発表のあとで公立高校の入試よりも前に行なわれる追加入試のことです。
主に2月中旬ごろに行なわれ、専願・併願どちらも利用可能な高校が多くなっています。
「1.5次入試」のメリットは「志望校の選択肢が増える」こと！
「1.5次入試」が追加入試だということはお分かりいただけたと思います。
では、この制度を活用して得られるメリットは一体何でしょうか。
ズバリ、
「1.5次入試」を活用するとより多くの志望校を受験できる！
というところです！
「大阪私立高校の入試日程は統一されているから、1校しか受けられない」と思っていませんか？
このページを見ているあなたも
「本当はA高校受けたかったけどギリギリ手が届かないし安全圏のB高校にしようかな……」
なんて考えていませんか？
そうやって志望校を諦めるのちょっと待って！
そんな人にうってつけなのがこの「1.5次入試」なのです！
「1.5次入試」は実施される高校によって試験日が異なっているため
志望校によっては
第一志望だけでなく第二志望、第三志望まで受けることが可能です。
1次入試で第一志望校にチャレンジし、
「1.5次入試」で安全圏の第二志望校を受ける
という選択ができるのもこの「1.5次入試」ならではです。
1次入試の合格発表後に「1.5次入試」の募集が行われるので
結果を見てから受ける受けないの判断ができるのもいいですね。
「1.5次入試」を行う大阪私立高校はたくさん！
「1.5次入試」は毎年多くの私立高校が実施しています。
令和3年に行なわれた入試では、
大阪の私立高校96校中69校が「1.5次入試」を実施しています。
令和3年度の代表的な実施校をいくつか挙げてみますと……
・大阪桐蔭高等学校
・追手門学院高等学校
・大阪薫英女学院高等学校
・大阪成蹊女子高等学校
・清風高等学校
・明星高等学校
のようになります。
よく名前を聞く有名な私立高校も「1.5次入試」を実施しているんですね！
また、京都や兵庫でも「1.5次入試」を実施している高校が多くあるので
一度チェックしてみるのもおススメです！
難易度は？ 1次よりも難しい？
さて、ここまで「1.5次入試」をお話してきましたが気になるのはその難易度ですよね。
ズバリ、
基本的には1次入試と変わらないと考えていいでしょう。
しかし、1次入試と比べると募集人数が少ないのでより高い偏差値が求められます。
なので、「1.5次入試」を利用するときは
よっぽどのミスを犯さない限りは合格間違いなし
といった安全圏の高校に出願することをおススメします。
ここで密接に関わってくるのが「倍率」のお話。
倍率についてもまとめた記事があるのでそちらもぜひチェックしてみてください(^^)/
「1.5次入試」の注意点！
うまく使えばかなりお得な「1.5次入試」ですが、
注意点もあるのでそこもしっかり押さえておきましょう。
１、毎年必ず実施されるとは限らない
「1.5次入試」は1次の募集人数が確定してから募集するかどうかが発表されます。
そのため、専願での受験者が多くなると「1.5次入試」を行わない可能性も出てきます。
昨年は実施したけど今年は実施しない、ということもあり得ます。
必ず最新で正確な情報を調べるようにしましょう。
２、出願期間が短い
出願期間や試験日が1次の合格発表後から数日のうちに設定されていることが多いため、
「1.5次入試」を受ける場合は短期間のうちに素早く対応することが求められます。
迷ってる時間はあまりないので、決断や準備を迅速に進めていきましょう。
もし、「今の学力では1.5次入試に間に合わないかも」と不安な場合は、
後述する「2次入試」を利用するという選択肢もありますのでご安心を！
まだ諦めないで！「2次入試」というラストチャンス
私立高校には「1.5次入試」の他に「2次入試」を実施している高校もあります。
「2次入試」についても見ていきましょう。
「2次入試」とは？
公立高校の一般入試後に実施される追加試験のことです。
募集人数自体は若干名と少ないので注意が必要です。
主に3月中旬～下旬にかけて行われます。
難易度は？ 1次よりも難しい？
「2次入試」の難易度も1次入試と比べてほとんど変わらないと考えていいでしょう。
ただし「1.5次入試」同様、募集人数が少ないため求められる偏差値が高くなります。
募集人数は
1次＞1.5次＞2次
と後半になるにつれて少なくなっていくということを押さえておきましょう。
やはり「2次入試」を利用する場合でも、
よほどのミスをしない限り合格するだろうという安全圏の高校をおススメします。
「転科合格」制度についても知っておこう！
「転科合格」とは？
複数の学科やコースがある高校だと、
出願時に申請すれば第一志望に点が届かなかった場合でも、
第二志望、第三志望の学科やコースで合格となることがあります。
それを「転科合格（回し合格、スライド合格）」といいます。
募集要項に「転科合格」について書かれている高校もあるので
志望校の募集要項をチェックしておきましょう！
まとめ
今回は令和4年度の大阪私立高校の入試日程と「1.5次入試」などの入試情報についてまとめました。
「1校しか受けられない」と思われている私立高校も
「1.5次入試」や「2次入試」を活用することで多くの高校を受けることが可能です！
上手に活用して高校受験を悔いのないものにしましょう！
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