今回は、中学生向けに「夏休みに何時間勉強をするべきか」について書いていきます。
夏休みは学校の授業が休みになる分、1日の生活がダラダラしてしまいがちです。
実はこの夏休みをどう過ごすかで成績に恐ろしいほど差が出ます！！
この記事は、中3生(受験生)と中1・中2生(非受験生)に分けて紹介していきます。
「2学期は成績を伸ばしたい」「授業についていけるようになりたい」「何をしたら良いか分からない」といった生徒はぜひ読んでみてください。
中3生(受験生)は1日8～9時間勉強しよう！
中3生は、来年の2～3月に高校受験を控えている生徒がほとんどだと思います。
「夏を制する者は受験を制す」という言葉があるように、「この夏は今までで1番勉強した！」というくらい頑張ってほしいです。
具体的には、1日8～9時間の勉強を頑張ってほしいと思います。
1日のスケジュールを立てる！
いきなり8～9時間勉強と言われても、、、という生徒はまず1日のスケジュールを立てましょう。
特にスケジュールを立てずにその日その日で勉強する生徒は、勉強習慣が定着せず集中力もすぐに切れてしまいます。
1日のスケジュールを立て、それを毎日繰り返してやってみましょう。
スケジュールを立てるときは「やることリスト」の作成をするとさくっと立てられるのでおすすめです。
夏休みは生活リズムが崩れてしまいがちです。
朝方に寝て昼過ぎまで起きてこない、ということが起こさないためにも日中の勉強のサイクルを決めてしまいましょう。
朝起きるのが遅く、午前中は何もしないとなると、体はお昼以降もスイッチが入りません。
強制的に午前中に勉強を組み込めば、夏休みの勉強の質がアップしますよ！
そして、午前中に3時間勉強出来れば、寝るまでに5～6時間の勉強時間を設定すれば良いので無理なく計画を立てられます。
ただし、勉強の計画を立てるときは
「□時～〇時 数学」
というような決め方は避けた方がいいでしょう。
それよりも
「数学 □ページ～〇ページ」
と計画を立てるほうがおススメです。
というのも時間を決めると内容の理解度よりも時間が優先されてしまい、理解が深まらないまま終わってしまうことがあるからです。
時間よりもページで区切って、1日の範囲を完ぺきに仕上げましょう！
家は誘惑のオンパレード
実は勉強をする場所も大切です。
長い時間集中して勉強するために、なるべく家での勉強は避けましょう。
家ではゲーム・スマホ・漫画といった誘惑があり、すぐに集中力が切れてしまう生徒も多いでしょう。
勉強をする場所は、そういった誘惑を避けるため塾の自習室・図書館がおススメです。
ただ場所を変えるだけでなく、自習室や図書館では周りに勉強をしている生徒ばかりなので、自然と刺激になります。
ただしコロナ禍ですので、マスクや消毒等の対策はしっかりとしておきましょう。
英語・数学を優先科目にする！
受験生は5科目全てで勉強が必要ですが、5教科をまんべんなく勉強していくのではなく、英語・数学をまずは優先科目にしましょう。
英語・数学は積み上げ科目といわれ、1年生～3年生にかけて繋がりのある単元が多い科目となっています。
(例：1年では方程式→2年では連立方程式→3年では二次方程式を習う)
積み上げ科目である分、勉強時間も必然的に長くなります。
英語・数学は1日3時間ずつ勉強時間を確保して進めていきましょう。
英語のポイントは「単語・文法」をしっかり覚えること
数学のポイントは計算ミスをなくすために途中式をしっかり書くこと
です。
英語・数学で計6時間取り、残りの2～3時間は国・理・社の中から１つ進めるのが良いです。
つまり、1日で5科目全てやるのではなく、自分の状況に合わせて優先順位をつけて勉強していきましょう。
特に理科・社会の暗記科目は直前期にしっかり時間を取れば大丈夫です。
中1・中2生は2～4時間勉強しよう！
続いて中1・中2生の勉強時間について書いていきます。
部活動との両立が大変だと思いますが、夏休みに何もしないわけにはいきません。
1学期でせっかく身についた勉強習慣を崩さないようにしていく必要があります。
科目は英語・数学だけで良い！？
中1・中2生の皆さんは、学校の夏休み課題もあるかと思います。
それは当然、評定にも関わってくるものなので、必ずやりましょう！
学校の課題以外に勉強時間を作ってほしいのですが、2～4時間は取ってほしいです。
科目と勉強時間については、中3生と同じく英語・数学をメインにしていきましょう。
どちらかの科目は苦手・不安な生徒も多いはずです。
1科目につき2時間、両方苦手であれば2科目で4時間の勉強時間を取り、1学期の総復習を行いましょう。
昼寝が効率アップのポイント！
中1・中2生の皆さんは部活動をしている方が多いかと思います。
真夏の部活動は相当疲れますよね。。
暑い日中に体力をかなり消耗して帰ったら勉強もしなければならないとなると、集中力が長く続かないのも簡単に想像できますね。
ですので、部活動から帰ったらまずシャワーを浴びた後、昼寝をしてスッキリさせましょう。
もちろん寝過ぎは禁物ですが、1時間ほどの仮眠であれば体も休まり勉強の集中力もアップします。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
中学生の皆さんは、受験生であれば1日8～9時間、非受験生であれば2～4時間の勉強を頑張れば、2学期以降の勉強がかなり楽になります！
2学期からは1学期の内容よりも難しくなります。
授業がストップするこの夏に、どれだけ「自学自習」=「復習」を頑張れたかが勝負です。
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