「英文法が分からなくて長文の意味がわからない・・・」
「毎回同じような文法の間違いを繰り返してしまう・・・」
英文法を勉強する上で、このように悩む方は多いのではないでしょうか？
英文法の勉強は長文読解に挑戦する上で避けては通れません。
なぜなら、単語の意味が分かっていたとしても英文法を正しく理解できていないと、長文を読み間違えてしまうからです。
長文読解において正しく英文を読み解くためには、英単語と英熟語を覚えるだけではなく、英文法の理解も必要不可欠なのです。
そんなあなたに、今回は「武田塾で指導している成績が伸びる英文法の勉強法」をお教えします！
英文法が苦手な人は、今回紹介する勉強法をぜひ実践してみましょう。
英文法には大きく分けて勉強法が2段階ある！
一口に「英文法の勉強」といっても、勉強には以下の2段階があることをまずは理解しましょう。
①理解の段階
②問題演習の段階
それぞれどういった段階なのかを解説します。
①理解の段階
1つ目の「理解の段階」とは、五文型や不定詞、関係代名詞や仮定法といった概念を理解して説明できるようにする段階を指します。
参考書を例に挙げると以下が理解の段階に該当します。
・大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】
・肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本
ここで大切なのが「説明できるようにする」という点です。
英文法は自分でわかるだけなく、他人に説明できて初めて「理解できた」といえます。
このように、武田塾では「説明」に重きを置いて勉強していきます。
英文法を理解する上でおすすめの勉強法は、参考書の1ページごとに「英文を読んで参考書を閉じて説明できるか」を繰り返すことです。
説明できたら次のページへ進む、という形で1ページずつ理解を進めていきましょう。
人間は、説明できるようにという目的を持って文章を読むと理解が深まるという性質があります。
何も考えずにただなんとなく英文を眺めていても、英文法は理解できないので「説明できるように」という点を常に意識しましょう。
また、英文法を理解する上では、英文解釈や長文読解に影響してくるため「句・節・SVOC」についてはしっかりと基礎を固めておく必要があります。
②問題演習の段階
2つ目の「問題演習の段階」とは、問題を解きながら文法の理解を深める段階を指します。
参考書を例に挙げると以下が問題演習の段階に該当します。
・Next Stage英文法・語法問題シリーズ
・英文法・語法Vintageシリーズ
・スクランブル英文法・語法シリーズ
・関正生の英文法ポラリス1 標準レベル
問題演習の段階では注意点が2つあります。
問題を解く上で「なんとなくや雰囲気で問題を解く」のは絶対NGです！
1問1問に対して、理由をつけて正解へのプロセスを説明できてクリアとしましょう。
例えばですが4択の問題があったとして「なんとなく2番ぽいな、正解していた！ラッキー！」というのはダメです。
なぜ2番なのか、他の選択肢ではダメなのかを理由付きで説明できるまで繰り返しましょう。
また、参考書は問題を解く際は「参考書の解説通り」に解答できるようにしましょう。
例えばですが、過去形に関する問題があったとして「文章内にyesterdayという過去を表す表現があるため正解はこれ」というように、「正解＋理由」が正解できることで初めて、その問題を理解できているといえます。
ここまで理解できていれば、出題形式が違ったり長文の中で過去形に関する記述が出てきたりしても、正しく英文を理解できるでしょう。
このように、英文法を勉強する際は「理由付きで正解のプロセスまで含めて解答できることを目標に勉強する」ことがとても大切なのです。
英文法を勉強する上では問題集の選び方を重要
問題集の中には、テーマごとにまとまっている問題集もありますが、テーマがバラバラになっている問題集もあります。
テーマがまとまっていると、答えが推測できてしまうこともあるため、それを避けたいという人は以下のようなテーマがバラバラになっている問題集を選びましょう。
・関正生の英文法ファイナル演習ポラリス
・英文法ファイナル問題集
また、問題集には学校で配られるような「分厚い系の問題集」と問題量を凝縮した「薄い系の問題集」の2種類が存在します。
これらは学年と志望校によって使い分けましょう。
国公立志望で共通テストでしか英語を使わない場合や、高校1〜2年生の場合はいきなり分厚い系の問題集を使用すると、量が多く知識が細かいので難しいため、「関正生の英文法ポラリス1 標準レベル」で十分でしょう。
一方で、早慶やMARCHなどの難関大学を目指す場合は、細かい英文法の出題が多いため、Next StageやVintageといった分厚い系の問題集を攻略する必要があります。
英文法勉強方法まとめ
英文法を勉強するためのポイントをまとめます。
英文法の勉強法は、「理解」と「問題演習」の2段階に分かれています。
理解の段階では、書いてある内容を説明できるまでやり込みましょう。
問題演習の段階では、正解までのプロセスを理由付きで言えるようになるまで演習を繰り返しましょう。
英文法をマスターして受験英語を乗り切ろう
英文法の効率のいい勉強方法が理解できましたか？
現時点で、英文法が苦手という方でも大丈夫です。
今回紹介した勉強方法を実践することで、少しずつかもしれませんが英文法が理解できるようになっていくはずです。
武田塾では「当たり前のことを当たり前にできる」ように徹底的に勉強します。
受験英語に近道はありません。
正しい道筋に従ってコツコツ勉強していけば、必ずできるようになる科目が「英語」です。
「英語を頑張っているのに成績が上がらない」
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入塾の意思に関わらず、正しい英語の勉強法をレクチャーします。
