こんにちは！！武田塾新発田校です！！
「自分は文系に進むべきなのか、それとも理系に進むべきなのだろうか」と迷っている人いませんか？？「数学や化学の方が得意だから絶対理系！」「歴史が好きだから文系！」などはっきり自分の得意科目や好きな科目が分かっていれば文理選択は即決できると思いますが、「物理は好きだけど、古文も好き」など文系科目も理系科目も好きな人は悩むと思います。
今回は文理選択で迷っている人に選択方法をお話したいと思います！！ぜひ参考にしてみてくださいね！
文系と理系の違い
まず、文系と理系はどんなことが学べる学問なのでしょうか？？
文系では心理学や文学、経済学など人に関することを学びます。反対に理系では数学や農学、薬学などモノ(自然環境)に関することを学びます。
次に男女比ですが、文系は比較的女性が多く、理系は男性が多い傾向にあります。男性は高校生、大学生になるまでにロボットやゲーム、車などに興味をもった人が多く、ものづくりについて学びたいと思う人が多いからという説があります。女性は高校生、大学生になる前におままごとやショッピング、メイクなどに興味をもつことが多く、販売系、接客系について学びたいと思う人が多いからという説があります。
そして学費は理系の方がやや高い傾向にあります。国立大学であれば文系も理系も１年間の学費は同じですが、私立になると学費に違いが現れます。平均すると私立文系の１年間の平均学費は約８０万円に対し、私立理系の平均学費は約１１０万円と３０万円も１年間で学費は異なります。医歯学系の学部になると年間約２９０万円かかります。理系の方が学費が高い理由は実験、実習が多く器具や施設などにお金がかかるからです。
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さて、文系と理系にはそれぞれどのようなメリットがあるのでしょうか？？紹介していきます！！
文系のメリット
実験・実習が少ないため自由な時間がとりやすい
文系は理系に比べて実験・実習が少なく、比較的自由な時間が多いことがメリットとして挙げられます。教育学部は教育実習があるため文系の中では実習が多いのですが、法学部や文学部などは講義系の授業が多いため予習復習に時間は使いますが、理系と比べると時間が作りやすいです。そのため趣味に時間を費やしたり、大学生でしかできない長期的な旅行やアルバイトなど有意義に大学生活を過ごすことができます。
理系科目から離れることができる
中学、高校で数学や物理苦手だった人もたくさんいると思います。文系では先ほどもお話した通り心理学や文学など数学や物理を使わない科目を学んでいきます。経済学部だと数学を使うこともしばしばあるので完璧に理系科目から離れることはできませんが、高校生の時よりは文系科目に集中して勉強することができるようになります。
理系のメリット
専攻内容が就職に結びつきやすい
理系は専門職に就きやすいだけでなく、自分の学んできたことを活用して就職することができます。例えば農学部は農業関連の会社だけでなく、食品会社や化粧品会社、土木会社などにも就職することができます。また実験や実習、壮大な量のレポートなど大変なことも多いですが、その分大学生活で頑張ったことをアピールしやすい面もあります。こういったところが理系の大きなメリットだと考えられます。
生涯年収が高い
「週刊東洋経済」によると、理系の生涯年収は2.25億円に対し、文系の生涯年収は2.1億円と1500万円の差があります。やはり専門知識が必要なIT企業や研究職などは収入が高い傾向にあります。
文理選択のコツ
将来やりたいことについて考えてみる
文系科目にも理系科目にも得意科目、もしくは好きな科目があって文理選択が難しいという人は、自分は将来どんな仕事がしたいのかを考えてみましょう。「将来は看護師になりたい！」「自分で化粧品をつくりたい！」などと考える人は理系、「自分が好きな文庫の出版社で働きたい！」「金融業界に興味がある！」という人は文系に進みましょう。大学進学の際もし本当にこの大学の学部で自分のなりたい職業ができるのか不安な場合は就職実績を見てみましょう。そして将来やりたいことに一歩近づけるように努力しましょう。
好きなことを優先する
例えば数学は得意だけど別に好きじゃなくて、歴史や古文に興味があるというのであれば文系科目を選択しましょう。たとえ今数学が得意だったとしてもこの先ずっと続けていくのは大変だと思います。そのため好きな科目と得意な科目が違う場合は好きな科目がある方を選択しましょう。
オープンキャンパスに参加してみる
実際に文理選択をした後は大学に進学してより専門的なことを学ぶと思います。そのため専門分野を自分の目で見て体験してみましょう。そうすることによって自分の興味のある分野が見つかり、その分野は理系を選択したらできるのか、はたまた文系を選択した方がいいのかがわかると思います。高校1年生でもオープンキャンパスは参加できますので是非色々な大学、学部を回ってみてくださいね。
おわりに
今回は文理選択について紹介しました。よく理系から文系に変えることは簡単だと思われがちですが、そんなことはありません。今まで勉強してこなかった部分を一から覚えるのは相当な努力が必要となります。そのため安易に文理選択をせずに、自分のことを見つめなおして将来やりたいことなどを考えながら選択しましょう。
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