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【芸大受験生必見】芸大を目指すためにやっておくべきこと!

こんにちは!

仙台駅から徒歩1分

武田塾仙台駅前校です!

先日、「東京芸術大学に行きたい!」という人の受験相談があり、今後の受験勉強の進め方について細かくお話しさせていただきました。

武田塾仙台駅前校には東京芸術大学を受験したスタッフがおりましたので、芸大に合格するためにどのように受験勉強をしていけば良いのか、についてお話ししてもらいました。

東京芸術大学 概要

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大学名:東京芸術大学

設立年:1949年

所在:東京都台東区上野公園12番8号

東京藝術大学と表記されていることも多くありますが、国立大学法人法に基づく正式名称は「東京芸術大学」です。しかし、「東京藝術大学」「藝大」も通称として認められています。

(「芸」と漢字を使うと嫌がる芸大生も多いです。)

東京芸術大学 学部・学科

音楽学部:作曲科、指揮科、声楽科、器楽科、邦楽科、楽理科、音楽環境創造科

美術学部:絵画科、彫刻科、工芸科、建築科、デザイン科、先端芸術表現科、芸術学科

計2学部14学科と、さらに大学院には美術研究科、音楽研究科、映像研究科があります。

東京芸術大学 入試情報

音楽学部全体 倍率:3,6倍

美術学部全体 倍率:10,5倍

約10年前は音楽学部全体倍率8,8倍、美術学部13,4倍だったことを考えると少子化の影響からか比較的合格しやすくなってはいますが、それでも国内トップクラスの芸術大学ということで人気は高いと思われます。

東京芸術大学 入学者選抜方法

全ての学部・学科の志望者は共通テストを受験します。全14学科のうち8学科が「国語、英語+1科目」の3教科3科目、5学科が「国語、英語」の2教科2科目、そして建築科のみが5教科6科目を受験する必要があります。

共通テストの後に実技試験が実施されます。音楽学部では演奏や作曲など、美術学部では素描や絵画などが試験内容になります。この実技試験が圧倒的に重要で、この試験でのレベルが低ければ共通テストで満点を取っていようとも合格は難しいです。実際に芸大の募集要項にはほとんどの学科で「大学入学共通テストの成績は、最終判定に用いる。個別学力検査等の成績を重視する。」と記載されています。

1次試験と2次試験の配点比率はほとんど公表されておらず、共通テスト5割で合格した人もいれば、9割で不合格だった人もいます

芸大の受験勉強?

芸大は実技試験が圧倒的に重要なので、実技に不安があるうちは実技の修行のみに打ち込むべきです。芸大が求めている学生というのはそもそも実技がある程度できる人なので、共通テストの勉強よりも実技の修行を重ねた方が合格の可能性が上がります

コネが重要

芸大受験を考えている人は、芸大の先生方の指導を受けた方が良いです。なぜなら、実際に指導を受けることで「どんな技術が芸大で評価されるのか」「芸大はどんな学生を求めているのか」「自分には何が足りていないのか」ということを知ることができるからです。

まさに、いわゆる「コネ」というものを作った方が良いということです。

「コネ」というと嫌がる人も多いと思いますが、実はそれに近いことをどの大学も実際に行っています。

大学のホームページ等を見ると、どのような学生を欲しているかを知ることができるようになっています。ほとんどの大学はその情報を文字で伝えることができていますが、芸大のような大学となると文字では伝えきることは難しいです。そこで、芸大はどんな学生を欲しているかを知るためにも、受験前に実際に芸大の先生方の指導を受ける必要があるのです。

能力が同じくらいの学生が2人いてどちらか1人しか合格させられないとしたら、知っている人を合格とするのは、ごくごく自然なことだからです。

共通テストの点数が重要な学科

実技試験が圧倒的に重要な学科がほとんどですが、中には共通テストの結果もかなり重要な学科もありますので、いくつかご紹介していきます。

建築科

こちらは共通テストが5教科6科目必要で、配点が800点もあります。二次の実技試験の満点が何点なのかはわかりませんが、800点という配点を一般的な入試配点から考えると大きいので、共通テストの点数を上げることで合格が近づくのは間違いないと言えるでしょう。

楽理科

共通テストが3教科3科目必要で、実技試験もあります。この実技試験の内容が「聴音書き取り、楽典、新曲視唱など」「小論文」のような、きちんと準備をした人では完成度にあまり差がつかないものとなっています。ですので、共通テストの科目数は少ないですが、合格率を高めるには共通テストが重要ということがわかります。

音楽環境創造科

この学科は芸大の中でも珍しく配点がはっきり公表されています。共通テストは500点満点、音楽の筆記試験が200点満点、小論文が100点満点、面接が200点満点の合計1000点満点で合否が決まります。音楽の筆記試験は高校の音楽の教科書内容から出題されるので、自分の持っている教科書以外の出版社のものも手に入れた方が良いです。そして、面接の中には「自己表現」というものが含まれています。しかしながら、共通テストと音楽の筆記試験だけで1000点中700点を占めます。ですので、この学科に合格するには共通テスト+音楽の教科書の勉強が不可欠と言えます。

まとめ

東京芸大に合格するための方法をご紹介致しましたが、いかがでしたでしょうか?知ってた、という情報もあれば、知らなかった、という情報もあったかもしれません。

日本全国から選りすぐりの受験生が集まるのが東京芸大です。しっかり準備をして、合格を目指してください!

最後に

武田塾は東京芸大だけでなく、どの大学に対しても本当に必要な勉強をしっかり身につけることができる塾です。

一人一人に合った進め方で受験に挑むことができます。もし一人で悩んでいて「今自分は何を頑張れば良いのか?」というところがわからない人は、まずは受験相談にお越しください。

あなたにぴったりの勉強法や進め方を提案致します。

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