みなさんこんにちは！札幌市営地下鉄 東西線 円山公園駅から徒歩5分！武田塾札幌円山公園校です！
皆さんは、英単語帳は何を利用していますか？武田塾に通っている方は、システム英単語(中学版、basic、通常版)や、ターゲット1900を使って勉強している人が多いかと思います！
今回は、学生さんから寄せられた英単語に関する質問に解答していこうと思います！
学校で採用している単語帳だと、難易度が受験向きではない場合もあります。
今回の記事を参考に、自分の英単語学習法を再度見直してみてはいかがでしょうか？
また、今回お話する内容は武田塾の公式Youtubeチャンネルでもお話しているので、ぜひそちらも参考にしてみてください！
今回の質問
「九州大学志望の高校2年生です。現在、システム英単語を進めています。システム英単語の後に、二冊目として東大鉄壁英単語を使うのは、オーバーワークでしょうか？」
今回の質問者は現在高校2年生で、現在はシステム英単語(通常盤)を進めているとのことでした。また、九州大学を志望しており、志望校へ向けた受験勉強の一環として、システム英単語にプラスアルファで東大鉄壁英単語を使ったほうが良いか？という質問だとお見受けいたします。
回答:現段階で、東大鉄壁英単語を学習するのはオーバーワークと言えるでしょう！
これを解説するには、現在活用している「システム英単語」がどれくらいのレベルの大学入試まで対応可能か？を先に説明しておく必要があります。
私立入試では、早稲田大学所沢キャンパスまでがレベル的に対応の限界！
MARCHはシステム英単語で対応可能！！
MARCHについては、システム英単語で十分に太刀打ちできる！と言い切れます。
MARCH志望の受験生は、システム英単語以上の難易度の英単語帳を無理に進めたりするのではなく、システム英単語を完璧にインプットしておく事が重要となります。
早稲田大学政治経済学部は、システム英単語だけでは知識不足！！
早稲田大学の政治経済学部レベルになると、システム英単語では知識不足だと考えられます。システム英単語に加え、学部の単語レベルに合った他の英単語帳を学習しておく必要があります。
早稲田大学の中では、人間科学部スポーツ科学部が、システム英単語で対応できるギリギリのレベルであり、ボーダーラインだといえるでしょう。
早稲田大学の人間科学部以外の学部学科を目指す場合は、システム英単語などの基礎的な単語を記録した単語帳に加えて、「リンガメタリカ」のような、マニアックな単語を多く収録している単語帳を進める必要があります。
慶應大学は全学部学科でシステム英単語＋αが必須！！
慶應大学に関しては、残念ながら、どの学部学科もシステム英単語のみでは太刀打ちできません。
システム英単語に加え、「リンガメタリカ」レベルの単語帳は必須条件といえるでしょう。
これは、早稲田大学・慶應大学は、社会科学分野に踏み込んだ内容が出題されることが主な理由だと言えます。こちらは、次の項目で解説する方法で見極めると良いでしょう。
単語量より、必要な分野を見極める事が重要！
また、＋αで使う「リンガメタリカ」の使い方について、全てを覚える必要はありません。自分の志望学部、志望学科によって、関連する分野の単語を選別して覚えることが大切です。
志望学部、志望学科との関連性の見極め方については、過去問を解いて、基礎レベル以外の出題単語を参考にするとよいでしょう。他教科同様、過去問を読み込み、傾向分析を行うことがポイントになります。
国公立大学は、大阪大学までがシステム英単語の対応可能な限界レベル！
次に、国公立大学で対応可能なレベルについて解説します。システム英単語のみで対応可能なレベルは、大阪大学までです。
京都大学に関しては、出題される単語自体の難易度が非常に高く、対応することは困難だといえるでしょう。東京大学は、受験者層のレベルが高く、差をつけられないためにも、基礎レベルの英単語＋αが必要になります。
実際に、武田塾社員がシステム英単語を武田塾の学習ルートに沿って学習し、大阪大学の過去問題を解いたところ、合格点を取る事ができました！
その際に、京都大学の過去問を解きましたが、「リンガメタリカ」などの応用レベルの単語帳を学習しないとかなり厳しいと感じました。
円山公園校の近隣の旧帝大の北海道大学も、京都大学のような応用レベルの単語を多用することは少ない大学のため、システム英単語で十分に対応可能だと言えるでしょう！
今回のまとめ
皆さんは、レベルに合った英単語帳を使って学習を進められていましたか？
英単語学習は、特に継続が大切になります。レベルがあっていても、一周で満足していたり、復習を疎かにしていたりと、やり込みが甘い場合、志望校の過去問のレベルに対応できなくなってしまいます。自分の現在のレベルと、志望校の過去問のレベルに適応した一冊を選別し、丁寧にやり込みましょう。
過去問を見た事がない！という方は、解ける、解けないにかかわらず、一度過去問を確認してみると良いでしょう。自分の最終到達目標までの距離を把握しておくことは、学習計画や、学習ペースを決める際に重要なポイントになります。
塾生の方は、学習の進め方がわからなくなった場合は、塾の担当講師や校舎長に相談してください！その際に、志望校を明確にしておくと、さらに具体性のあるアドバイスをしてくれるかもしれませんよ！
また、武田塾では「無料受験相談」を行なっています！
塾生ではない…という方や、まだ(他塾も含め)入塾は考えていない…という方も、英単語の必要なレベルや、志望校に関する相談、過去問の進め方など、勉強に悩んだら、ご気軽にご相談ください！
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